TEL(スマホOK):0134-21-1111
マップコード:493 690 224*47
日本銀行旧小樽支店金融資料館は、小樽市指定の有形文化財にもなっている1912年(明治45年)完成の歴史的な建造物を使った金融(お金)に関する資料館です。
重厚な歴史ある建物としての景観を楽しむだけでなく、無料で入館出来る館内では歴史を感じる作りを楽しみつつ、お金に関するいろいろなことを知られるようになっており、小樽で是非立ち寄って欲しい観光スポットになっています。
日本銀行旧小樽支店金融資料館の詳細・アクセス方法
- 住所:〒047-0031 北海道小樽市色内1丁目11−16
- 電話番号:0134-21-1111
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:4~11月 9:30~17:00/ 12~3月10:00~17:00(最終入館16:30)
- 定休日:水曜日(祝日の場合は開館)・年末年始(臨時休館あり)
- 入場料:無料
- 駐車場:基本なし(車椅子を使用している人等で事前に電話予約した人のみ)
- マップコード:493 690 224*47
- 公式サイト:日本銀行旧小樽支店金融資料館
日本銀行旧小樽支店金融資料館へのアクセス方法・行き方
小樽駅から徒歩10分くらい、距離にして約750メートルです。
歩きたく無いということであれば、小樽駅前から30分毎に出ている「小樽散策バス」に乗車して「日銀金融資料館前(小樽バイン前)」で下車、目の前が旧北海道銀行本店です。
なお小樽駅前からバスで向かうよりも徒歩で向かった方が早く到着します。バスだと概ね30分、徒歩だと概ね10分です。
徒歩の場合、小樽駅から雨や雪でも濡れないアーケード街である小樽都通り商店街を経由して小樽都通り商店街が終わったところで左折していくのがおすすめです。
日本銀行旧小樽支店金融資料館の外観の様子と撮影の仕方
日本銀行旧小樽支店金融資料館を撮影しようと反対側の歩道から撮影しようとしても、一般的なデジカメの場合、少しサイドが切れてしまう大きさです。
また夏から秋にかけてだと木々で隠れてしまうので全景を撮影したい!という方は冬から春にかけて行くのがおすすめです。出来れば20mm以下の広角レンズを持っていくことをおすすめします。20mm以下の広角レンズであれば全景を撮影することが可能です。
もしくは少し横から撮影すると全景を入れることが可能です。
日本銀行旧小樽支店金融資料館のすぐ前の歩道から撮影すると上記写真のように煽っているようになります。
説明板が日本銀行旧小樽支店金融資料館の前に置かれており「小樽市指定文化財 第8号」となっていますが、どこが第1号でいくつまであるのか小樽市のホームページでは開設されていません。
小樽市の指定文化財は有形文化財が3つ、無形文化財が3つの合計6つとなっています。
という面倒くさい話はここまでにして日本銀行旧小樽支店金融資料館で注目して欲しいのが上部、屋根の部分です。
入口の上にある2つの塔のようなもの
そして左右にある塔の部分、東側(日本銀行旧小樽支店金融資料館を正面に見て左側)にはイギリス製の螺旋階段がつけられていて小樽市内や海を眺められたそうです。
入口の上には「日本銀行小樽支店」と記されていますが、恐らくは昭和時代になってから記されたものと思います。理由は明治・大正時代であれば基本的には右から左への横書きになるからです。
入口は建物の大きさの割には小さいのですが、ここでドアの中央部分に注目してください。
どの日本の紙幣にも印刷されている「日本銀行総裁之章」のマークが描かれています。
一部のオカルト系の雑誌や本だとフリーメーソンの「万物を見つめる目」と説明されていますが、このマークは「日」という漢字の古代書体の一種で、日本銀行の行章(マーク)です。
日本銀行だけにこだわってデザインしたものを思われます。
日本銀行旧小樽支店金融資料館の内部の様子
入口を入ると北海道らしく風除室のようになっていてすぐ前に壁があります。入口は左側にあるので左側へと進みます。
入ってすぐに受付カウンターがあり、簡単な個人情報を含まない情報を記帳して館内に入ります。
そして入った瞬間に非常に広い空間と如何にも昔の銀行の内部と感じる重厚かつ威厳のある雰囲気に包まれます。
かなり広い空間でびっくりします。
昔は銀行だった訳でカウンターが並んでいます。
カウンター上のガラスにはカウンターの番号と窓口の説明が記されており、今の銀行とそれほど差が無かったことがわかります。
カウンターは大理石が使われており、豪華な作りとなっています。
コース順にしたがって進むと階段が現れますが、2階は立ち入り禁止となっています。階段や天井も歴史を感じるものでした。
最初の展示場
館内の説明が置かれています。
そして再び入口を入ったところ、今度はカウンターの中となります。
2階部分には渡り廊下がありました。
この空間は主にパネル展示がされています。
日本の銀行の歴史に関することや日本各地の日本銀行の昔の写真も展示されています。
北のウォール街と呼ばれた小樽の当時の様子を伝える模型もありました。
続いて奥の部屋へ、お金に関することがいろいろ子どもにもわかるように展示されています。
小学生の3、4年生くらいになればわかるくらいに説明されています。
面白いのが交換可能な紙幣をわかりやすく説明しているコーナーです。
当時の金庫もありました。
また偽造防止技術に関する説明も面白かったです。
小学生低学年だと難しいかもしれませんが3、4年生以上のお子さんとなら一緒に楽しめると思います。
そして体験出来るのが次の部屋、何が体験出来るのかと言えば1億円の重さです。
本物のお札ではありませんが1億円相当の紙の束が置かれていて、実際に持って1億円の重さを体験出来ます。
そして1億円の重さを体験出来る後ろに置かれている紙束
このお札の山がすべて1万円札なら1000億円とのこと、すごく場所を取るということが視覚的に理解出来ます。
そして再び最初のホールへ。お土産・売店コーナーがあり紙幣タオル等のお金に関するグッズやお菓子が販売されています。
日本銀行旧小樽支店金融資料館へ行こう!
大人も子どもも楽しめる日本銀行旧小樽支店金融資料館、小樽で雨に振られてしまい外を歩きたくないという時に特におすすめです。
展示は興味は無いけどライトアップされた古い建物は好き!という方は夜に見に行くのもおすすめです。暗闇に浮かび上がる日本銀行旧小樽支店金融資料館を見ることが出来ます。
北のウォール街と呼ばれた小樽の歴史的な銀行建築物も周りに数多くあるので、合わせて一緒に見に行かれてみてはいかがでしょうか?
以上、日本銀行旧小樽支店金融資料館についてでした。
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