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【旧共成式会社】小樽市指定歴史的建造物 第17号・現 小樽オルゴール堂本館

3.5
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TEL(スマホOK):0134-32-4111

マップコード:493 661 520*17

旧共株式会社

旧共成(株)は、1915年(大正4年)に建てられた木骨煉瓦造2階建ての建物です。

小樽市指定歴史的建造物 No.17になっており、重厚な煉瓦の建物で目を惹く建物となっています。

現在は「小樽オルゴール堂 本館」として使われており、誰でも中を見ることが出来るようになっています。

旧共成(株)の詳細・アクセス方法

  • 住所:〒047-0015 北海道小樽市住吉町4−1
  • 電話番号:0134-32-4111
  • スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
  • 営業時間:外観だけなら24時間
  • 定休日:なし
  • 入場料:なし
  • 駐車場:なし
  • マップコード:493 661 520*17
  • 公式サイト:旧共成株式会社

小樽オルゴール堂 本館 詳細

  • 電話番号:0134-22-1108
  • スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
  • 営業時間:9:00~18:00(7~9月の祝前日・金・土は19:00まで)
  • 定休日:無休
  • 入場料:なし
  • 駐車場:なし
  • 公式サイト:小樽オルゴール堂

旧共成(株)へのアクセス方法・行き方

南小樽駅から徒歩6~8分、距離にして約550メートルです。

出来るだけ歩きたくないという場合、小樽駅前バスターミナルから「おたる散策バス」に乗車、「メルヘン交差点」で下車、そこから徒歩1~2分ほどです。

旧共成(株)だけを見るという人はいないと思うので、バスで来るか南小樽駅から歩いてきて、そのまま堺町通りを散策して小樽運河や手宮線跡地を経由して小樽駅に向かうのがおすすすめのコースです。

旧共成(株)の歴史

旧共株(株) 小樽市指定歴史的建造物説明板

  • 建築年:大正4年(1915年)
  • 構造:木骨煉瓦造2階建

明治24(1891)年創業の共成(株)は北海道有数の精米、米穀商でした。メルヘン交差点、かつての有幌倉庫群入口にあたる角地に位置します。

石造の多い小樽では珍しい煉瓦造の建築で、内部に木骨の構造を組んでいます。壁の褐色の煉瓦、アーチ状窓のキーストーン(要石)や開口部と隅部に積んだコーナーストーンなどが特徴です。家具店舗を経て、現在はオルゴール専門店に再活用されています。

説明板には上記のように書かれています。

創建当時、この近くは入船川の河口だったこともあり船に米を載せるのに便利な場所だったと考えられます。

旧共株(株) 小樽市指定歴史的建造物プレート

1989年(平成元年)に小樽市の「歴史的建造物」に指定されています。

面白いのが建物内にも小樽市指定歴史的建造物の木で作られた説明板があることです。

旧共株(株) 小樽市指定歴史的建造物 木製説明板

旧共成(現・小樽オルゴール堂)

建築年・明治45年/構造・木骨煉瓦造

明治・大正期の本道は米が自給できないため、青森、秋田、山形、新潟に大きく依存した。主要移入港小樽の米穀商・共成株式会社の道内市場に占める位置は大変大きく、同社は多くの石造倉庫と米精米場を有した。社屋は、ルネッサンス様式の抑制のきいた意匠である。

小樽市・小樽市教育委員会

と書かれています。

ここでおかしいのが建築年です。一般的な小樽市指定歴史的建造物の説明板では大正4年(1915年)ですが、木製の説明板では明治45年(1912年)とされており3年ほどズレています。

一般的な小樽市指定歴史的建造物の説明板をよく見ると上から建築年が修正されているのがわかるので、よく調べたら大正4年(1915年)だったということになったように思われます。もしくは着工が1912年(明治45年)だったのかもしれません。

旧共株(株) 小樽市指定歴史的建造物 指定書

また建物内に「小樽市指定歴史的建造物」の指定書もありました。

現在と住所が異なるのは区画整理されたためでしょう。

旧共成(株)の外観の様子

旧共株(株)

日中に訪れると人が絶えることなく旧共成(株)の前で記念撮影を行っていたり、出入りがあるので、人を入れずに撮影したいのなら9時前に行くのがおすすめです。

旧共株(株)

ただし時間によっては逆光になるので注意してください。

旧共株(株)

旧共成(株)の建物とその奥には石造りの倉庫があり内部で繋がっています。

旧共株(株)

石造りの倉庫はかなり大きめで天井部分に採光用の窓がついているのが特徴です。

旧共株(株)

採光用の窓を倉庫の上に設ける設計は小樽でよく見かけるものです。

旧共株(株)

下に目をやると鉄製の扉とその上にアーチ状の装飾が行われていて、装飾にこだわっていたのがわかります。

旧共株(株)

煉瓦造の建物と石造の建物の間には上記写真のように出入り口がもう1つあります。

旧共株(株)

再び正面側へ

旧共株(株)前の時計

旧共成(株)の前に建つ蒸気時計も是非見てください。

旧共株(株)蒸気時計物語

平成6年(1994年)に出来たものなので、比較的最近のものですが、この蒸気時計からのメロデイーもこの場所で馴染みとなりました。

旧共株(株)前 蒸気時計

近くで見ると、精巧な造りの時計であることがわかります。

小樽オルゴール堂本館

いつもこの時計の前には人が溢れているのですが、夕方になると少しだけ人が途絶えて撮影しやすくなります。

旧共株(株)正面入口

旧共成(株)の正面入口は石で綺麗に囲われているのがわかります。

旧共株(株)

その上の2階の窓(ドア)部分はアーチ状でキーストーン(要石)を配置しているのが特徴です。

旧共株(株)

窓もアーチ状でキーストーンが配置され芸術性の高い仕上がりです。

旧共株(株)

角部分の石が交互に置かれているのも美しく見えます。

旧共成(株)の館内の様子

旧共株(株)

中に入ると吹き抜けになっているのがわかります。

また現在はオルゴール堂という店舗が入っており、美しいオルゴールやガラス雑貨等が数多く並び販売されています。

旧共株(株)

2階からの眺め、ステンドグラスを使ったランプも販売されています。

旧共株(株)

ここで注目して欲しいのが天井です。きちんと装飾されたデザインになっていることがわかります。

旧共株(株)

石造の倉庫側も吹き抜けになっておりかなり広いことがわかります。

旧共株(株)

いろいろな雑貨が並び多くの人が買い物をしていますが、建物の方に興味がある人なら梁の並びの美しさに注目すると思います。

旧共株(株)

また1階から2階に上がる階段も歴史を感じさせてくれます。

旧共株(株)

手摺のスレ具合が時代を感じます。

旧共株(株)

階段のところの壁にあった装飾も面白い形をしています。

旧共株(株)

煉瓦造の建物と石造の倉庫をつないでいる2階部分、昔のいろいろなものが展示されていました。

旧共株(株)

倉庫側の階段は木製で上がると足を乗せるとギシギシを音をたてて古いことが伝わってきます。

小樽オルゴール堂本館

3階にも売り場があります。

小樽オルゴール堂本館

採光用の窓の内側も上記写真のように見ることが出来ます。

小樽オルゴール堂本館

天井裏も見ることが出来るようになっていました。

旧共成(株)・小樽オルゴール堂を見に行こう!

旧共株(株)

多くの人が訪れる旧共成(株)・現 小樽オルゴール堂 本館は堺町通りに数ある小樽市指定歴史的建造物の中でもかなり見応えのある建物です。

館内も美しく、販売されているオルゴールやガラス製品も非常に美しくまるで美術館のようにも感じます。

旧共株(株)

いろいろと見回すと、所々に歴史を感じさせるものがあります。

小樽オルゴール堂本館

また旧共成(株)・現 小樽オルゴール堂 本館の前の交差点はメルヘン交差点とも言われ夕方から夜になると常夜灯が灯り、昼間とはまた違った雰囲気になります。

是非とも小樽に来たら立ち寄ってくださいね。

以上、旧共成(株)についてでした。

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