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【手宮線跡地】小樽で現存する歩ける廃線跡地

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TEL(スマホOK):0134-32-4111

マップコード:493 690 518*04/493 690 043*46

手宮線跡地

手宮線跡地は、小樽の中心部に残る国鉄時代の廃線跡地です。

廃線にそって歩道が整備され約1.6kmもの散策路となっており、線路の上を歩くことが出来るようになっています。

最近ではInstagram・SNS用に撮影に来る人が多くなっており、人気の観光スポットとなっています。

手宮線跡地の詳細・アクセス方法

  • 住所:〒047-0031 北海道小樽市色内1丁目13−1(南側起点)
  • 電話番号:0134-32-4111
  • スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
  • 営業時間:通行だけなら24時間
  • 定休日:なし
  • 入場料:なし
  • 駐車場:なし
  • マップコード:493 690 518*04/493 690 043*46
  • 公式サイト:なし(参考 Wikipedia

手宮線跡地へのアクセス方法・行き方

手宮線跡地は南北へ約1.6kmもあるので、どこから見るか?ということで行き方が変わります。

小樽駅から手宮線跡地まで

全部を歩く訳ではなく、一部だけで良い場合は小樽駅からそのまま、正面の坂道を歩いていくと徒歩8~10分で到着します。

小樽駅からの風景

小樽駅を出ると上記写真の通り、坂道があり遠くに海が見えます。この坂道を下っていくと手宮線跡地と交差します。

手宮線跡地 注意書き

坂を下っていくと道路の中央に上記の注意書きがあります。ここで手宮線跡地を交差しています。

初めて小樽市内を車で走った時、手宮線跡地で一旦停止しようとして後ろの車にクラクションを鳴らされた管理人です。

手宮線跡地 北端へのアクセス方法

手宮線跡地北端

手宮線跡地の北端からスタートしたい!ということであれば小樽駅前から北海道中央バス「3.小樽市内線」で高島・手宮方面行きのバスに乗車、「手宮」バス停で下車して徒歩2分くらいで手宮線跡地の北端に到着します。

北海道中央バス「3.小樽市内線」は日中1時間に4本くらいは出ているので、それほど時間に厳密にならなくても大丈夫です。

参考:NAVITIME 小樽駅前 3.小樽市内線 時刻表

なお北端からスタートする場合、こんな人がおすすめです。

  • 小樽市総合博物館や手宮洞窟を先に見学したい人
  • 手宮公園を先に見学したい人
  • 小樽運河の北運河を見学した後の人

手宮線跡地 南端へのアクセス方法

手宮線跡地 南端

手宮線跡地 南端は上記写真のように完全に途切れていて階段で上るようになっています。

手宮線跡地南端

手宮線跡地の南端からスタートしたい!ということであれば近くにバス停はありますが、小樽駅から都通りアーケード・サンモールアーケードを通って歩いていくのがおすすめです。

小樽駅から徒歩11~15分、距離にして約900メートルです。

あまり見かけなくなったアーケードの商店街を歩くのも楽しいものです。

また南端側には「小樽 寿司屋通り」があり小樽の美味しいお寿司も食べられるので、先にお寿司を食べて、腹ごなしに手宮線を歩くというのがおすすめです。

手宮線跡地の見学にかかる時間

手宮線跡地をすべて見ようとすると北端から南端まで約1.6kmあり、普通に歩いても20分以上はかかります。

写真を撮りながらゆっくり歩くと1時間ほどかかります。

中心部だけの見学で良ければ3分もかからず終わるので、どれだけ時間が必要かは人によって異なります。

手宮線跡地を北端から歩く

手宮線跡地の北端

手宮線跡地の北端は小樽市総合博物館の南端から始まります。

小樽市総合博物館の南端

転車台(列車の方向を変更する台)があり、この前の道から手宮線跡地の北端はスタートします。

手宮線跡地北端

北端のスタート地点の写真が上記のものです。

手宮線跡地

車輪が展示されているこの横を通って小樽の中心部へと向かっていきます。

手宮線跡地

なお手宮線跡地の歩道は自転車での通行も禁止されているので、徒歩だけとなります。

手宮線跡地

最初の1ブロックを超えて次のブロックに入ると左側に重厚な建物が見えてきます。

国の重要文化財に指定されている「旧日本郵船株式会社 小樽支店」の建物です。

手宮線跡地

重要文化財の横を通って先へと進みます。

手宮線跡地

線路ギリギリから撮影するとより広く感じる廃線が撮影出来ます。

手宮線跡地

途中、何箇所か手宮線跡地についての説明板があります。

手宮線跡地

どんどん先へと進みます。

手宮線跡地

たまに休みながら、いろいろな角度で線路を撮影するのもこの散策の楽しみ方です。

手宮線跡地

時折、廃線後らしい名残が展示されているのも面白いところです。

手宮線跡地

途中、道が線路の左側から右側に移るところもあります。

電信柱が木製なのもノスタルジックなポイントです。

手宮線跡地

徐々に小樽の中心部へと近づいてきます。

手宮線跡地

時折、上記の写真のように車輪をかたどったレリーフがあります。

手宮線跡地

中心部に近づくに連れて人も多くなってきます。

手宮線跡地

夕方になると近所の子どもたちがこの付近でサッカーをしたりして遊んでいることも。

日常の風景です。

手宮線跡地

そして中心に近くなると撮影している人が凄く増えてきます。

手宮線跡地

撮影に夢中になって1時間くらい撮影している人もいるので、人のいない手宮線跡地を撮影したい場合は中心部ではなく北側に向かうと人がいなくなります。

手宮線跡地

撮影を楽しんでいるというよりは、必死でインスタ映えする写真を撮っているように見えるのも最近の傾向かもしれませんね。

手宮線跡地

夢中になって周りが見えないカップルも。

手宮線跡地

2人以上で来ると撮影する定番のポーズの1つが線路の2に乗って手をつないて撮影すること

Instagramで「#手宮線跡地」で検索すると大量に出てきます。

手宮線跡地

途中、小さな公園の横を通りますが上記のような遊具もありました。

手宮線跡地

そして南端にゴール

手宮線跡地

撮影しながら歩いて約30分の散策です。

手宮線跡地 南端

南端は階段になっていて階段を降りると寿司屋通りになっています。

手宮線跡地で見たい建物

手宮線跡地から見える、是非見ておきたい建物を紹介します。

旧日本郵船㈱ 小樽支店

手宮線跡地 旧日本郵船株式会社 小樽支店

国の重要文化財となっている「旧日本郵船 小樽支店」は一般公開もされています(ただし2022年3月まで保存修理工事のため休館中)。

入口は反対側のため、一旦手宮線跡地の遊歩道から廻りこまないといけませんが時間に余裕があれば是非正面から見て下さい。

  • 住所:〒047-0031 北海道小樽市色内3丁目7−8
  • 電話番号:0134-22-3316
  • スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
  • 営業時間:9:30~17:00
  • 定休日:火曜日
  • 入場料:大人200円/高校生150円/中学生以下無料
  • 駐車場:あり(無料)
  • マップコード:493 720 517*80
  • 公式サイト:旧日本郵船株式会社 小樽支店

田中酒造店

田中酒造店

手宮線を北側から歩いてくると最初に信号を通って少し迂回しないといけない場所があります。道道454号線「臨港線」と交差しているところです。

少し迂回して信号機の交差点に来て後ろを振り返ると見えるのが「田中酒造店」です。

小樽市指定歴史的建造物にもなっている建物で、中では和菓子も販売されています。

何より日本酒が好きな人なら試飲も出来ますよ。ちょっと立ち寄りたいスポットです。

  • 住所:〒047-0031 北海道小樽市色内3丁目2−5
  • 電話番号:0134-23-0390
  • スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
  • 営業時間:9:00~18:00
  • 定休日:なし
  • 入場料:なし
  • 駐車場:あり(お客さん用・見学用では無い)
  • マップコード:493 720 098*84
  • 公式サイト:田中酒造店
  • 歴史的建造物についての問い合わせ:0134-32-4111
  • 歴史的建造物サイト:田中酒造店

踊り場 ミレー

手宮線跡地 ミレー

石造りの倉庫を再利用して営業されているダンスホールが「踊り場ミレー」です。

歴史を感じる建物が普通に建っているのが小樽の凄いところでもあるんですよね。

  • 住所:〒047-0031 北海道小樽市色内2丁目9−8
  • 電話番号:0134-32-7510
  • スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
  • 営業時間:貸しホールは11:00~18:00
  • 定休日:不定休
  • 入場料:男性300円~、女性500円~
  • 駐車場:なし
  • マップコード:493 690 727*25
  • 公式サイト:なし

JAZZ喫茶 フリーランス

手宮線跡地 フリーランス

石造りの倉庫を利用して作られたJAZZ喫茶のフリーランスは隠れ家的なJAZZ喫茶でファンも多くいます。

  • 住所:〒047-0031 北海道小樽市色内2丁目9−5
  • 電話番号:0134-27-3646
  • スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
  • 営業時間:12:00~23:00
  • 定休日:火曜日
  • 駐車場:なし
  • マップコード:493 690 697*35
  • 公式サイト:フリーランス

色内駅跡

北側(小樽駅川)から手宮線跡地を歩いてくると途中に「色内駅跡」(いろないえきあと)があります。

手宮線跡地 色内駅跡

この駅舎はもちろん使われていませんし、当時のものではなく復元されたものですが休憩出来るようにベンチも置かれています。

手宮線跡地 色内駅跡

ずっと歩いてきて疲れたここで休憩するのもおすすめです。

なお色内駅舎跡からすぐのところに無料で入れる「日本銀行旧小樽支店金融資料館」があります。

おすすめの観光スポットなので是非立ち寄ってください。

実はまだ続いている手宮線跡

観光案内でも手宮線跡の南端は寿司屋通りで終わりと書かれています。

手宮線跡地 南端

何より、南端は途切れて先を見ても階段もなく上がれないようになっているのでここで終わりと思います。

しかしこの先、150メートルほど実は続いています。

手宮線 完全な跡地

小樽の繁華街である花園銀座に「花園稲穂神社」という小さな神社があります。その神社の裏手からほぼ手入れがされていない手宮線が残っています。

手宮線跡地 完全な跡地

夏ともなると草木が茂り、とても前に進めそうも無いと感じるようになっています。手宮線跡地

先に進むと線路が完全に草で隠れてしまっている状態です。

この辺りになると観光者はほぼ来ませんし、特に絵になる場所でも無いのですが参考までにお伝えしていきます。

手宮線跡地のイベント

手宮線跡地では年間を通じていくつかイベントが行われます。

夏はレールカーニバルや小樽がらす市

8月中旬くらいに3日間くらいで「レールカーニバルinおたる」が開催され、手宮線跡地のレールに足漕ぎ軌道自転車トロッコが置かれ、トロッコを漕いで走ることが出来ます。

2019年は8月10日から8月12日の3日間、行われました。過去には9月に行われたことがあるので、いつ実施されるかはその年の6月~7月くらいに発表されることが多くなっています。

  • お問い合わせ:NPO法人北海道鉄道文化保存会 事務局
  • 住所:小樽市手宮1-3-6 小樽市総合博物館本館内
  • TEL:0134-61-7777

7月下旬には小樽がらす市というイベントも行われ、手宮線跡地にガラス工房の出店が並びます。

冬は小樽雪あかりの路

例年2月上旬に1週間ほど行われる「小樽雪あかりの路」ではスノーキャンドルが飾られ神秘的な雰囲気に包まれます。

小樽運河のライトアップと合わせて訪れる人が多く人気のイベントです。

同時期に札幌では「さっぽろ雪まつり」が開催され2月の札幌・小樽が盛り上がる時期です。

旧手宮線を歩こう

旧手宮線 案内板

手宮線は1880年(明治13年)に開通した歴史ある線路です。

旧手宮線跡地 案内板

そして1985年(昭和60年)11月4日まで続き、11月5日に廃線となりました。

105年に及ぶ歴史ある小樽の史跡、是非小樽に来た時は少しでも立ち寄ってみて下さい。

以上、手宮線跡地についてでした。

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