TEL(スマホOK):0134-64-2042
マップコード:164 703 272*21
蘭島駅は、JR函館本線の駅で、小樽市内で最西に位置する無人駅です。
札幌市内にも無人駅はありますが、自動改札機も無い、切符の自動券売機も無いという本当に無人駅という言葉が合う駅です。
また駅前にはお店も何もなく時間が止まったように感じられます。
夏場のみ海水浴場で利用者が増えます。
蘭島駅の詳細・アクセス方法
- 住所:〒048-2562 北海道小樽市蘭島1丁目24
- 電話番号:0134-64-2042
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:6:00くらいから23:00くらいまで
- 定休日:なし
- 入場料:なし(自動券売機が無いため入場券が購入出来ない)
- 駐車場:なし
- マップコード:164 703 272*21
- 公式サイト:蘭島駅
- 蘭島駅 時刻表:Yahoo路線情報
- コインロッカー:なし
- 銀行ATM:なし(最寄は最寄のコンビニ)
- 売店:なし
- 最寄コンビニ:セブンイレブン・徒歩2分くらい(約130メートル)
蘭島駅へのアクセス方法・行き方
JR線の駅なので、そのままJR線で向かってもらうのが一番です、と言いたいところなのですが、時間帯によっては1時間に1本も列車が停まらないこともあるため、小樽駅・札幌駅からならバスで向かう方が早い時があります。
小樽駅から北海道中央バス「20/21 積丹線」「18 余市線」「高速よいち号」「高速いわない号」「高速ニセコ号」に乗車、「蘭島」で下車、そこから徒歩2分ほど、距離にして約170メートルです。
札幌から向かう場合は、「高速よいち号」「高速いわない号」「高速ニセコ号」は札幌駅前バスターミナルから出ているので直接向かうことが出来ます。
バスであれば少ない時間帯でも小樽駅から1時間に2本以上は出ています。
蘭島駅の様子と蘭島の由来
蘭島駅の周りはそれなりに民家はあるものの、とても静かな空気が流れています。
開業は1902年(明治35年)と100年以上の歴史がある駅です。
蘭島駅の「蘭島」という由来ですが、アイヌ語の「ラン・オシマク・ナイ」(下り坂の後ろの川)からつけられたとされています。
駅舎自体はそれなりに新しく見えますが、恐らくはそれなりに古いと思われます。
中に入るとガラーンとした少し寂しい感じがしました。
自動改札も無いのでSuica等の利用も出来ません。
また駅構内に入って写真を撮ろうと思って入場券を購入しようと思っても入場券が買えません(なんか悪くて小樽駅で入場券だけ購入しました)。
窓口にはカーテンがかかり運賃が上部に取り付けられていました。
駅舎からホームへ。とても静かなホームです。
蘭島駅で注目して欲しいのが反対側のホームへと渡る通路(跨線橋)です。
階段や通路の床を良く見てください。
木で作られています。
木で作られていて年数が経過しているので、割と波打っていて油断していると転びそうになりますが、それも味わいのように感じます。
ただ年配の方には少し厳しい駅のように感じました。
反対のホームから見た駅舎、割と可愛らしく感じます。
駅舎を出て駅前を見回すと公衆電話がありました。その横に吊るされた大根が何となくのどかな雰囲気を醸し出しています。
蘭島駅周辺の観光スポット
蘭島駅周辺にもいくつか観光スポットがあります。
蘭島海水浴場
蘭島駅から徒歩5~6分でたどり着く海水浴場です。北海道で最古の海水浴場です。
海水浴シーズン以外でも美しい海岸線を見ることが出来るスポットです。
金吾龍神社
蘭島駅から徒歩10分くらいのところにある神社です。
境内からは蘭島の海も見ることが出来ます。
また金吾龍神社のすぐ近くの国道のトンネルを抜ければ余市町になります。
蘭島神社
蘭島海水浴場近くにある神社です。
狛犬様がとても特徴的な神社です。
蘭島駅へ行こう!
蘭島駅は数年後には廃駅になっている可能性もある駅です。現存する今のうちに見に行かれてみてはいかがでしょうか?
2005年には映画「NANA」のロケ地にも使われ、全国からNANAのファンが訪れたこともありました。
1分20秒辺りから映る駅が蘭島駅です。
1988年にはグリコ ポッキーのCM(南野陽子)でも使われています。
ロケにも使いやすい絵になるけど、とても静かな駅だということが伺えます。
なお上記の写真は、蘭島駅から歩いて8~10分ほどの距離にある「五番坂踏切」から撮影しています。
とても雰囲気の良い駅なので小樽観光の時に訪れてみてはいかがでしょうか?
以上、蘭島駅についてでした。
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