北海道の海の玄関と言えば苫小牧港が有名ですが、小樽港にも本州からのフェリーが到着します。
京都府の舞鶴港からと新潟県の新潟港からです。
小樽港に到着した後、札幌駅まで向かう場合、どういった交通手段があるか、どの交通手段が安いのか、どの交通手段が早いのか費用と時間も比較してお伝えします。
小樽港から札幌駅までのアクセス方法
定期就航している小樽港へのフェリーは、新日本海フェリーのみです。
京都府の舞鶴からの便(20:45着)と新潟県の新潟港からの便(04:30着)のみです。
問題は公共交通機関を使って移動出来るのは20時45分着の便のみで4時30分の便は公共交通機関がまだ動いていません。
そのため、20時45分のフェリーと4時30分のフェリーとでは札幌へのアクセス方法が少々異なります。
20時45分のフェリーの場合
20時45分のフェリーの場合、
- 21時30分発の連絡バスでJR小樽駅まで
- JR小樽駅からJR線で札幌駅まで
このルートが一般的です。他にはフェリー乗場からタクシーで小樽駅や南小樽駅、小樽築港駅まで向かうという方法もあります。
小樽駅から札幌駅までは高速バスもあるのですが、22時頃に小樽駅に連絡バスが到着するため、高速バスは終了しています。
4時30分のフェリーの場合
歩いて南小樽駅もしくは小樽築港駅まで向かいJR線で札幌駅まで向かうのが一般的です。
- 南小樽駅まで:徒歩約20分・約1.5km
- 小樽築港駅まで:徒歩約22分・約1.7km
もしくはタクシーを予約しておいてタクシーで駅まで向かうということも可能です。
約1.5kmの距離なのでタクシー代は1000円くらいですが、一部送迎料のかかるタクシーもあります。
4時30分についてフェリーから降りてくる時間は5時少し前くらいになるでしょうから、ゆっくり歩いて5時半くらいに駅につくと始発電車にちょうど良い時間となります。
なおレンタカー会社はまだこの時間営業していません。
なお朝早いのでもう少し小樽でゆっくりするのなら、フェリー乗場から徒歩7~8分のところに24時間の温泉入浴施設があります。
小樽で海鮮を食べたい
朝早く小樽についたけど、小樽で海鮮を食べたい!という方におすすめなのが「鱗友朝市」です。
朝4時から日曜日以外は営業しています。
市民市場ですが、食堂が市場内に2軒あり美味しい小樽の魚介類をいただけます。
小樽港を使う場合
もっとも小樽港を使う人の多くは車またはバイクという交通手段と一緒に来ている人が多いと思うので、公共交通機関を使う人は少ないと思います。
舞鶴の場合はまだ公共交通機関で移動する人もいると思いますが新潟の場合は、北海道についてから乗り継ぎが便利な苫小牧西港行のフェリーを使うのがおすすめです。
それでは良い旅を