札幌に旅行や出張に行くけど、とにかく安い航空券を買いたいけど、結局どこで買えば安くなるのか?と疑問に思っている方も良いですよね。
航空券は出来るだけ早めに予約した方がお得というのは何となく知っているけど、急な出張や急にまとまった休みが出来たから、北海道にでも行くことになることもありますよね。
札幌・新千歳空港への航空チケットとは限りませんが、安く航空券を購入出来るのは航空会社の公式サイトです!
どこの格安航空券が一番安いのか?
格安航空券を販売する格安航空券販売サイトはいろいろあります。
エアトリ、スカイ・シー、スカイチケット 、ソラハピ、トラベリスト、NAVITIME Travel、リアルチケットなどなど
上記に加えて航空会社(JALやANA、JetStar等)も航空券を販売しています。
しかし各社格安航空券を販売しているサイトと公式サイトを比べてみると、価格は横並びかわずかの差しかありません。
たまに各社格安航空券を販売しているサイトで極端な差が出ることもありますが、その日に扱いのある航空会社の差が主な原因です。
ある日の羽田空港-新千歳空港の格安航空チケット販売サイトを見てみると下記のようになっていました。
羽田-新千歳 | 3日前予約 | 1ヶ月前予約 |
エアトリ | 14840 | 10540 |
スカイ・シー | 14840 | 10540 |
スカイチケット | 14840 | 10540 |
ソラハピ | 13640 | 10540 |
トラベリスト | 14840 | 10540 |
NAVITIME Travel | 14840 | 10540 |
リアルチケット | 13640 | 10540 |
航空会社公式(スカイマーク) | 13640 | 10540 |
この時は3日前予約だと公式サイトと「ソラハピが最安値でしたが、違う日に行うと全部同じ金額ということもありました。
羽田だけでなく、いろいろな航空会社が出入りしている関西空港で見てみます。
関西-新千歳 | 3日前予約 | 1ヶ月前予約 |
エアトリ | 7670(JET) | 8120(Peach) |
スカイ・シー | 27510(ANA) | 9770(JET) |
スカイチケット | 7670(JET) | 8120(Peach) |
ソラハピ | 8420(JET) | 8170(Peach) |
トラベリスト | 7480(Peach) | 7480(Peach) |
NAVITIME Travel | 26110 (ANA+JAL) |
8120(Peach) |
リアルチケット | 7480(Peach) | |
航空会社公式(Peach) | 6690 | 6690 |
航空会社公式(JetStar) | 5610/6610 | 6610/7710 |
*JetStarで2つの価格があるのは、安いのは会員価格で高いのは通常価格です。
その日、ANAやJALしか取扱の無いところは高く感じますが、いずれも最安値は、公式サイトとなっています。
え??それじゃ 公式で買うのが一番お得じゃん!格安航空券って何なの???
うん、実はあまり意味が無いんだよね。詳しくは後半に紹介するよ
大手航空会社(ANAやJAL)であれば、たまに格安航空券の販売サイトの方が安い場合もありますが、基本的には公式サイトの方が安いことが多いです。
そして更に格安航空券の販売サイトには大きな問題があります。それは手数料が割高だということです。
格安航空券を安く購入するポイントは手配手数料と決済手数料
航空券の格安チケットを購入する場合、基本的にどこの格安航空券の販売サイト・格安チケットサイトでも手配手数料と決済手数料というものがかかります。
公式サイトは基本的にはかかりません。
下記が格安航空券の販売サイトの手配手数料と決済手数料です。
航空会社 | エアトリ | ソラハピ | スカイ チケット |
ナビタイム トラベル |
トラベリスト |
ANA | 4400 | 2200 | 3000 | 1100 | 2000 |
JAL | 4400 | 2200 | 3000 | 1100 | 2000 |
IBEXエアラインズ | 3300 | – | 2600 | 2200 | – |
スターフライヤー | 3300 | 2200 | 2600 | 2200 | 3650 |
エア・ドゥ | 3300 | 2200 | 2600 | 2200 | 3200 |
Peach | 3300 | 3000 | 4000 | 2190 | 3800 |
ジェットスター | 5400 | 3000 | 4000 | 2190 | 3500 |
ソラシドエア | 3300 | 2200 | 2600 | 2200 | 1700 |
フジドリーム | 2500 | 2200 | 2600 | 2200 | 3120 |
スプリング ジャパン |
3300 | – | 4000 | 2190 | 3000 |
スカイマーク | 5400 | 2500 | 2600 | 2200 | 2600 |
日本 トランスオーシャン |
4400 | – | – | – | – |
琉球 エアコミューター |
4400 | – | – | – | – |
決済手数料(クレカ) | 5% | 5% | 2000 | 1100 | 2000 |
*2023年10月31日現在・なお、よく変化します
利用する航空会社(JALとかANAとか)によって手配手数料が変化して、更に決済手数料が5%くらいか2000円くらい発生します。
例えば、エアトリでスカイマークのチケット10540円を購入した場合
- チケット代:10540円
- 手配手数料:5400円
- 決済手数料:797円
- 合計:16737円
基本的に安いところは、ソラハピかNAVITIME Travelですがそれでも航空会社公式サイトで予約する方が手配手数料等がかからない分、お得です。
だからこそANAならANA、JALならJAL、スカイマークならスカイマークの公式サイトで購入した方が安いです。
手配手数料と決済手数料がかからないExpediaはおすすめ
ただし手配手数料と決済手数料がかからず、横断的に安い航空券を検索して購入出来るサイトがあります。
それがExpediaです。
他のサイトよりも少し使いにくい部分はありますが、手数料がかからないのは非常にお得です。
他にももう1社、手数料がかからないサイトがあるのですが、倒産の噂や悪い噂を最近ではよく聞くのでおすすめ出来ないため、ここでは紹介しません。
格安航空券比較サイトで購入するメリットは?
格安航空券とは何なのか?
格安航空券とは、航空会社が直接販売している「正規運賃(正規割引運賃)よりも安く販売されている飛行機のチケットのことでした。現在は横断的にいろいろな航空会社のチケットを比較して購入出来るサイトで販売されている航空券のことを意味します。
というのも、いろいろな航空会社のチケットを比較して購入出来るサイトで購入するよりも、公式サイト(JALならJAL、スカイマークならスカイマークで)で購入した方がトータルでは安くなっていることが多いからです。
ただ稀にいろいろな航空会社のチケットを比較して購入出来るサイトで購入した方が安い場合もあります。
稀に安いというのは、飛行機は空席があっても定期便は運航されるのご存知の通りですが、空席率が高いと赤字になってしまいます。
飛行機はコストが電車やバス、新幹線よりもかかるため、電車やバス、新幹線以上にシビアに空席率を下げなければいけません。
空席率が高いまま乗るよりは安い料金であっても出来るだけ満席にして運航した方が利益が出ます。
航空会社だけでは満席にすることが難しいので、団体割引の非常に安い航空チケットを旅行代理店に卸す訳です。
団体割引料金のチケットを旅行代理店は旅館とのセット商品として販売したり、バラ売りして販売します。
このバラ売りするものが本来の格安航空券でした。
だから正規の料金よりも安い格安航空券というものが登場している訳です。
しかし現在はオンラインで航空券の発行枚数が管理出来るため、団体割引料金のチケットをわざわざ旅行代理店に販売する意味がなくなっています。
格安航空券比較サイトの価値
公式が一番安いんだから、格安航空券比較サイトで買う意味なんて無いじゃん!と思うかもしれませんが、意味はありますし価値もあります。
- いろいろな航空会社の料金を比較出来る
- 海外航空券だと手数料を払ってかなり安く購入出来ることがある
- 公式サイトよりも予約が簡単なサイトが多い
- 独自のポイントが貯められる(会社員向け)
- エアトリプラスなど、LCCでの往復チケットとホテルセットなら安い
いろいろな航空会社の料金を比較出来る
航空会社の公式で予約するけど、とにかく安いところを知りたい時に利用するのは便利ですよね。そういう理由で管理人も横断的に調べるために利用しています。
検索だけに使ってごめんなさい…と思いつつ使っている人は多そうです。
海外航空券だと手数料を払ってかなり安く購入出来ることがある
国内線だと航空会社公式が安いですが、国際線だとまた意味合いが変わってきます。
海外線だと公式サイトよりも格安航空券比較サイトで早めに予約した方が手数料等を支払っても安くなることが多々あります
公式サイトよりも予約が簡単なサイトが多い
航空会社公式の予約って割と入力欄が多くて予約が面倒…と感じる方も多いです。
格安航空券比較サイトだと最低限のことしか入力させないので、予約が簡単と感じていて利用している人もいます。
独自のポイントが貯められる(会社員向け)
自己負担で利用する人には関係ありませんが、格安航空券比較サイトが独自のポイントを付与していることがあります。
航空券代は会社に請求出来て、且つポイントは自分で使える!という人が格安航空券比較サイトを使っている場合もあります。
エアトリプラスなど、LCCでの往復チケットとホテルセットなら安い
じゃらんや楽天、ANAやJALが運営してるパックツアー(航空券+ホテル・旅館)は、基本的には、ANAやJALの大手航空会社を使います。
しかしエアトリプラスのように往復の航空券をLCCで予約することが出来るパックツアーを販売しているところもあり、その場合はじゃらんや楽天、ANAやJALが運営してるパックツアーよりも非常にお得になる場合があります。
LCCの座席が狭い、荷物があまり持ち込めないというデメリットよりもとにかく安く!という人にはお得なサービスとなっています。
パッケージ(航空券+ホテル)は、旅行予約サイトがお得
航空券は公式サイトで買うのがトータルではお得ですが、航空券+ホテルの旅行パッケージは、いろいろなオンラインでの旅行予約サイトで購入した方がお得です。
中でも往復の飛行機でLCCも選べる「エアトリプラス」はかなり安いです。
ANAやJALといった昔からの大手航空会社(FSCという)の場合は、じゃらんや楽天トラベルがお得でおすすめです。
- 荷物が多く、きちんとしたサービスを受けたい=大手航空会社
- 荷物は少なく、サービスは気にしない=LCC
というように使い分けるのがおすすめです。