TEL(スマホOK):0134-32-4111
マップコード:493 690 523*78
旧塚本商店は、1920年(大正9年)に建てられた木骨鉄網コンクリート造2階建の建物です。
小樽市指定歴史的建造物 No.68になっており、昔の呉服屋テイストの建物となっています。
現在は2つの飲食店と1つの和菓子屋、合計3つの店舗が入って営業をおこなっています。
一番人気はcafe色内食堂です。
旧塚本商店の詳細・アクセス方法
- 住所:〒047-0031 北海道小樽市色内1丁目6−27
- 電話番号:0134-32-4111
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:外観だけなら24時間
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし
- マップコード:493 690 523*78
- 公式サイト:旧塚本商店
旧塚本商店へのアクセス方法・行き方
小樽駅から徒歩8~9分くらい、距離にして650メートルほどです。
歩きたくないという場合は、小樽駅前から30分毎に出ている「小樽散策バス」に乗車して最初のバス停「運河プラザ」で下車、徒歩2~3分ですがバスを待っていたりする間に到着する距離です。
旧塚本商店の歴史
- 建築年:大正9年(1920年)
- 構造:木骨鉄網コンクリート造2階建
この建物は、近江(滋賀県)出身の呉服太物商の店舗として建てられました。
小樽では、明治37(1904)年稲穂町大火で市街地を焼き尽くしたことから、防火構造の建物が普及しました。
この建物も防火のために、外壁をコンクリートで塗り固め、出入口や窓を防火戸で覆う工夫が施されています。
説明板には上記のように書かれています。
呉服太物商という商売は既に聞かない商売ですが、呉服商のことです。
着物と言えば昔は絹で、繊維が細いものでした。繊維が太いもの、木綿や麻等を太物と呼んでいました。
呉服商でも木綿や麻等の織物を扱った呉服商を呉服太物商と呼んでいました。
小樽市指定歴史的建造物と言えばそれがわかるプレートが建物につけられているのが一般的ですが、旧塚本商店にはプレートは取り付けられていませんでした。
小樽市の都市景観賞のプレートは取り付けられていました。
これは第1回の景観賞で受賞したものですが、この時は、旧塚本商店ではなく「丸市後藤商店」として受賞しています。
旧塚本商店の外観・様子
いかにも昔の呉服店のような佇まいを見せる建物ですが、塗装が濃いためあまり昔の建物というようには見えません。
丸の中に市を入れて丸市として「総合食品卸問屋 株式会社 丸市後藤商店」としていますが、これは平成になってから建てられた看板です。
以前、ここにあった「マルイチ後藤商店」というレストランの看板です。大正時代の看板なら右から左への横書きになりますから。
また会社は會社と表記していたのが一般的です。
ただ店舗の横の下の部分を見ると石の基礎部分が見えて時代を感じさせてくれます。
2階部分の戸袋も昔ながらの建物を印象付けていました。
近くを通った時は是非、見てくださいね。
以上、旧塚本商店についてでした。
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