TEL(スマホOK):なし
マップコード:164 805 821*21
オタモイ唐門は、昭和初期(1932年 昭和7年)にオタモイ海岸への入口の目印として建てられた門です。
昭和初期のオタモイはオタモイ遊園地があり道内屈指の観光地として多くの人が来ており、その人たちを出迎える意味でもありました。
その後オタモイ遊園地が無くなり、交通以上が変化したため、昭和53年(1978年)に現在の場所に移設保存されました。
現在は小樽海岸自然探勝路の西側の入口のランドマークとなっています。
オタモイ唐門の詳細・アクセス方法
- 住所:〒048-2671 北海道小樽市オタモイ1丁目20
- 電話番号:なし
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:24時間(夜は非常に危険)
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:あり
- マップコード:164 805 821*21
- 参考サイト:小樽八区八景 オタモイ・赤岩地区
オタモイ唐門へのアクセス方法・行き方
オタモイ遊園地跡へは、車が便利です。
小樽駅から概ね20分くらいで到着します。
公共交通機関の場合、小樽駅前バスターミナルから北海道中央バス「8 おたもい線 / 38 おたもい・ぱるて築港線」に乗車、「おたもい交番」もしくは「おたもい団地」バス停で下車、そこから徒歩10~15分くらい、距離にして約700メートルですが坂道なので時間が少し余分にかかります。
オタモイ唐門の少し手前に駐車場があり、ここに車を停めていくことが出来ます。ここからオタモイ唐門まで徒歩2分くらいです。
上記写真の道がありこれを上りきればオタモイ唐門です。
オタモイ唐門の様子
オタモイ唐門の入口にある小樽海岸自然探勝路の案内看板。
小樽海岸自然探勝路については下記記事をご覧下さい。
坂道を上っていくとオタモイ唐門が見えてきます。
オタモイ唐門
この唐門は、オタモイ海岸の入口として、昭和7年に建立されました。
当時のオタモイ海岸には、龍宮閣、弁天閣などが建ち、道内屈指の観光地として賑わいを見せておりました。
その後、龍宮閣、弁天は消失しましたが、唐門だけは昭和53年に現在の位置に移築保存され、秘境オタモイの象徴として広く市民に親しまれております。
小樽市
と説明板にかかれています。
でも唐門って何?という人も多いと思いますが、唐門とは屋根に唐破風がついた門のことです(唐破風とは中央部を凸形に、両端部を凹形としたもの)。
昔からの建築様式の名称ということになります。
見た感じとしては中華風に見える門です。
昔はこの門の下を車も通過していたそうです。
とても立派な門で、確かに場所を移して保存した意味がわかります。
何よりこのオタモイ唐門は、釘を1本も使わない工法で組み立てられたということです。昭和初期の日本の伝統技術が作り上げた建物ということになります。
小樽市の歴史的建造物には登録されていませんが、昭和初期の建築物に興味がある方は見に行かれてみてはいかがでしょうか?
以上、オタモイ唐門についてでした。
コメント