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【忍路環状列石】国指定史跡にもなっているストーンサークル

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TEL(スマホOK):0134-32-4111

マップコード:164 705 579*51

忍路環状列石

忍路環状列石は、小樽の忍路(おしょろ)にある国指定の史跡です。

およそ3500年前の縄文時代後期の遺跡で環状列石=ストーンサークルです。

三笠山の山麓の斜面を平坦にカットした場所に作られています。

忍路環状列石の詳細・アクセス方法

  • 住所:〒048-2561 北海道小樽市忍路2丁目
  • 電話番号:0134-32-4111
  • スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
  • 営業時間:24時間(夜は非常に危険)
  • 定休日:なし
  • 入場料:なし
  • 駐車場:なし
  • マップコード:164 705 579*51
  • 公式サイト:忍路環状列石

忍路環状列石へのアクセス方法・行き方

忍路環状列石へは車が便利ですが駐車場はありません。多少の駐車スペースはあります。

公共交通機関の場合、JR函館本線「蘭島駅」から徒歩25~30分くらい、距離にして約2kmほどです。

もしくは小樽駅から北海道中央バス「20/21 積丹線」「18 余市線」に乗車、「忍路」で下車、そこから徒歩7~10分ほど、距離にして約600メートルです。

忍路環状列石について

忍路環状列石

忍路環状列石(ストーン・サークル)は、およそ3500年前の縄文時代後期の遺跡です。

ゆるやかな斜面を平らな面に造成し、南北33m、東西22mの楕円形に石を配置して造られています。近代になって一部手を加えられ、造られた往時とは異なっているところがありますが、隣接する忍路土場遺跡との関係から、縄文時代の生活を知ることのできる重要な遺跡です。

この頃の東日本では、石を円形に敷きつめたり、あるいは石を環状に配置したお墓、いわゆるストーン・サークルが造られており、その技術と文化が北海道にも入り、その後独自の変化をとげていきます。

ストーン・サークルの用途については、各地での調査例から日常の生活空間と区別された墓地で、死者を弔う儀式も行われた場所であると考えられています。

なお貴重な遺跡の保護のため、立入りはご遠慮下さい。

小樽市教育委員会

説明板には上記のように書かれています。

ここから直線距離で約400メートル先にも忍路山環状列石よりも小規模な「地鎮山環状列石」がありますので、合わせて見学するのがおすすめです。

縄文時代の北海道はアイヌ文化以前の時代であり、アイヌとは異なります。

もちろんこの頃の縄文人がその後アイヌ文化を形成した可能性は否定されていませんし、その可能性もあると主張する論文もあります。

忍路環状列石の様子

忍路環状列石

忍路のバス停方面から歩いてくるとフルーツ街道という道に突き当たります。フルーツ街道を歩いていると右側に「忍路環状列石」の看板が目にはいってきます。

忍路環状列石

看板の方角へ曲がると先にも「忍路環状列石」の看板が見えてきます。

忍路環状列石

看板の矢印の方角は舗装されていない道になっていますが、このまま2分ほど歩くと忍路環状列石へたどり着きます。

忍路環状列石

石がゴロゴロと置かれているだけのように見えるかもしれませんがよく見ると楕円形に置かれていることがわかります。

パノラマで撮影してみました。楕円形に石が並んでいるのがわかると思います。

忍路環状列石

3500年も前に並べられた石かと思うと少しロマンチックに感じるものだから不思議なものです。

忍路環状列石

普通に見たら、ただ石が並んでいるだけにしか見えないものです。

忍路環状列石

好きな人は感動するけど興味の無い人だと「え?これだけ?」と感じる、そんな場所です。

時間に余裕があれば是非見に行ってくださいね。

なお小樽市総合博物館 運河館では忍路環状列石のミニチュアが展示されています。

小樽市総合博物館 運河館

ミニチュアだけでなくどのように並べられているかの図面もあります。

忍路環状列石の図面

是非、小樽市総合博物館運河館にも立ち寄ってください。

以上、忍路環状列石についてでした。

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