TEL(スマホOK):0134-32-4111
マップコード:493 630 654*86
住吉神社社務所は、1934年(昭和9年)に建てられた、木造1階建ての建物です。
小樽市指定歴史的建造物 No.61になっており、荘厳かつ神聖な雰囲気があります。
現在も住吉神社の社務所として利用されており、普段はお守りや御札の授与を行っています。
この記事では住吉神社社務所について詳しく写真を多めに解説しています。
住吉神社については下記記事をご覧ください。
住吉神社社務所の詳細・アクセス方法
- 住所:〒047-0014 北海道小樽市住ノ江2丁目5
- 電話番号:0134-32-4111
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:外観だけなら24時間(社務所受付 9:00~18:00)
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:あり(無料)
- マップコード:493 630 654*86
- 公式サイト:住吉神社 社務所
住吉神社社務所へのアクセス方法・行き方
JR函館本線「南小樽駅」から徒歩8分ほど)、距離にして約550メートルです。
もしくは小樽駅から北海道中央バス「3 小樽市内線」「16 奥沢線」「1/38/42 ぱるて築港線」「13 朝里川温泉線」「南4」等のバスに乗車、「住吉神社前」バス停で下車、そこから徒歩3~4分で住吉神社社務所です。
札幌からの場合、札幌駅前バスターミナルから「高速おたる号」「高速いわない号」「高速ニセコ号」に乗車、「住吉神社前」バス停で下車、徒歩3分ほどで住吉神社社務所です。
住吉神社の入口までなら徒歩時間は1~2分短くなります。
車の場合、駐車場はありますが、例大祭や年末年始が規制がかかるので、祭事等が無い時に限り車で来られることをおすすめします。
住吉神社社務所の歴史
- 建築年:昭和9年(1934年)
- 構造:木造1階建
住吉神社社務所は整った和風建築で、木造の社務所としては道内で最大の規模です。
平面は、中央に中庭を設ける「ロ」の字形で、本館、客殿、社務所の関係諸室からなっています。
中央車寄せと社務所車寄せは、唐破風の屋根をかけ、母屋の千鳥破風と対になっています。
設計は、旧小樽区公会堂の設計者としても知られる地元の加藤忠五郎で、大虎が施工しています。
説明板には上記のように書かれています。
小樽の歴史的な建造物で加藤忠五郎氏の名前はよく見かけます。
旧北海道銀行本店や龍徳寺の金毘羅殿に加藤忠五郎氏は関わっています。
1994年(平成6年)に小樽市の「歴史的建造物」に指定されています。
住吉神社社務所の外観の様子
住吉神社社務所を正面から見たのが上記写真です。
中央車寄せには唐破風をかけていると説明板にある通り、唐破風(からはふ)が印象的な作りになっています。
横から見るとより大きく唐破風が出ているのがわかります。
社務所の正面は閉じているので閉鎖されているように思われてしまうためか、説明板が置かれています。
少し戻って社務所に沿って曲がると受付があることが記されています。
横に回った時、横側の正面から撮影したのが上記の写真です。
こちらも唐破風の車寄せが大きく出ています。
奥にももう1つ建物があり社務所から続いています。
面白いのが社務所と繋がっている建物との間に袖壁があることです。
小樽の歴史的建造物ではよく見かけます。
これは火災の時に少しでも延焼を防ぐためにつけられているものです。
小樽は明治から何度も大火事があり、そのため袖壁を設置する建物が数多くありました。
受付と反対側も建物と繋がっていますが、ここにも袖壁があります。
火災に対しての用心が見られる建物です。
住吉神社の境内社である木塊神社側から見た住吉神社社務所、奥にも袖壁があるのが見られます。
和風の建物と石の組み合わせが見られる建物が小樽には割とありこの組み合わせが小樽らしいとも言えます。
正面からは見えない煙突ですが上部に装飾が見られます。
社務所の中は基本的に立入禁止になっており、社務所受付から少し見えるくらいですが、建物に囲まれ、中庭があるのが確認出来ます。
いろいろなお守りや御札があるので購入されてみてはいかがでしょうか?
また御朱印もいただけます。
住吉神社に参拝して御朱印をいただく方は多いと思います。それだけでなく歴史的建造物である社務所もしっかり見てくださいね。
以上、住吉神社社務所についてでした。
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