三重県及び名古屋市から北海道・札幌へ向かう場合、北海道・札幌から三重県に向かう場合、三重県には空港が無いため隣府県の空港等を利用することになります。
三重県は南北に長いため、住んでいる地域・目的となる場所で近い空港・便利な空港が異なっています。
そんな三重県から北海道は札幌までのお得な交通手段や所要時間まで詳しく解説します。
三重県から北海道・札幌へと向かう出発地
三重県から北海道・札幌へと向かう代表的な出発地は下記の地図の通りです。
- 空路:中部国際空港がメイン、住んでいる地域によっては関西空港・南紀白浜空港を利用
- 海路:名古屋空港を利用。ただし時間を短縮したい場合は敦賀港を利用
- 陸路(鉄道):名古屋駅まで出て、東海道新幹線・北海道新幹線を利用
上記の点線のおすすめ空港エリアはあくまでも目安です。南紀白浜空港は北海道までの直行便が無いため、羽田空港経由となり割高になります。
三重県から札幌までの運賃概算と時間の概算
三重県から札幌(札幌駅)までの運賃と時間の概算です。
出発地 | 交通機関 | 時間 | 費用 | 備考 |
---|---|---|---|---|
中部国際 空港 |
飛行機 | 4時間30分~ | 7000 ~43000円 |
飛行機の予約時期等で 大きく異なる |
南紀白浜 空港 |
飛行機 | 6時間~ | 20000 ~80000円 |
飛行機の予約時期等で 大きく異なる |
関西空港 | 飛行機 | 5時間~ | 8000 ~45000円 |
飛行機の予約時期等で 大きく異なる |
名古屋港 | 車+ フェリー |
43時間~ | 11000 ~80000円 |
フェリーの客室の等級及び 苫小牧からの移動方法で異なる |
敦賀港 | 車+ フェリー |
24時間~ | 13000 ~58000円 |
フェリーの客室の等級及び 苫小牧からの移動方法で異なる |
津駅 | 電車 新幹線 |
13時間 | 36000 ~39000円 |
特急列車をどれだけ使うかで 料金・時間が異なる |
基本的には中部国際空港を使うのがおすすめです。
三重県から飛行機で北海道・札幌まで向かう
三重県には空港が無いため、隣の愛知県にある「中部国際空港」を使うのが一般的です。
三重県内にはJR線と近鉄線があり、ともに名古屋までのアクセスが便利になっています。
また津からは中部国際空港までの高速船が出ており、津からは1時間かからずに中部国際空港まで行くことが可能です。
高速船については津エアポートラインをご覧ください。
また中部国際空港や名古屋までの高速バスも三重県各地から出ています。
詳しくは三重交通をご覧ください
南紀白浜空港を利用する
熊野市や尾鷲市だと中部国際空港よりも南紀白浜空港の方が近くなっています。
熊野市の場合
- 南紀白浜空港:約2時間10分:約110km
- 関西空港:約3時間20分・約200km
- 中部国際空港:約2時間50分・約220km
尾鷲市の場合
- 中部国際空港:約2時間30分・約200km
- 南紀白浜空港:約2時間40分・約135km
- 関西空港:約3時間20分・約190km(ほぼ一般道のみ)
特に熊野市や熊野市より南西部にある町からだと羽田空港経由の方が移動に関しては楽なので、飛行機代が高くなっても良いということなら南紀白浜空港から羽田空港を経由して新千歳空港に向かうことを考えても良いかもしれません。
関西空港を利用する
三重県でも伊賀市や名張市の場合、中部国際空港より関西空港や伊丹空港の方が近くなっています。
伊賀市から
- 関西空港:約1時間30分:約115km
- 伊丹空港:約1時間20分:約105km
- 中部国際空港:約1時間40分・約125km
JALやANAの大手航空会社の便を利用する場合はどちらの空港を選んでも良いのですが、LCCで安く北海道・札幌に行きたいという場合は関西空港になります。
ただ時間的にはどの空港もそれほど大差が無いので好みによる部分もあります。
なお北海道・札幌に行くとなると2泊3日以上で行くことが多いと思います。
空港まで車で行く場合、駐車場代が一番安いのは中部国際空港です
新千歳空港から札幌までの行き方は下記記事をご覧ください。
なお、格安航空券を購入する場合、どこのサイトが良いかは下記の記事をご覧ください。
三重県からフェリーで北海道・札幌へ向かう
三重県から一番近い北海道行きのフェリーが出ているのは名古屋港ですが、時間的に余裕がある場合のみ利用することをおすすめします。
出来るだけ早く北海道に到着したい場合は、少し遠くなりますが、福井県の敦賀港からのフェリーをおすすめします。
理由は乗船時間です。
- 名古屋-苫小牧:乗船時間40時間
- 敦賀-苫小牧:乗船時間20時間
乗船時間が長い方が楽しそう!という方もいますが、早く北海道に到着したいのであれば敦賀港からの方が半分の時間で済みます。
三重県からの移動時間は名古屋港の方が早いですが、それでも2~3時間の差ですから乗船時間の差20時間には及びません。
名古屋港からは太平洋フェリーです。
敦賀港からは新日本海フェリーです。
苫小牧港(苫小牧東港)から札幌までのアクセス方法は下記記事をご覧ください。
三重県から鉄道・新幹線で北海道・札幌へ向かう
三重県から鉄路で北海道・札幌に向かう場合は
- 三重県各地-名古屋駅まで(30分~5時間)
- 名古屋駅から東海道新幹線で東京駅まで(2時間弱)
- 東京駅から北海道新幹線で新函館北斗駅まで(約4時間20分)
- 新函館北斗駅から札幌駅まで(特急で約3時間30分)
乗り継ぎ等を考えると11時間以上はかかります。
何より飛行機よりも高い場合も多くあります。
でも、北海道旅行は何度も飛行機で行っているからこそ、ゆっくりと新幹線と鉄道で北海道を旅行したいということであれば日本旅行等で行っているツアーがおすすめです。宿泊施設とセットで非常にお得です。
以上、三重県から北海道・札幌までのアクセス方法・行き方でした。
北海道・札幌から三重県に来る場合
三重県へ来る目的の一番が観光であるのなら、中部国際空港を利用してレンタカーでまわるのがおすすめです。
三重県の有名な観光スポットと言えば伊勢神宮や鳥羽・志摩になりますが、この辺りだとレンタカーが無いとかなり厳しいエリアになっています。
管理人は三重県の四日市市に1年半、志摩市に半年の合計2年間住んでいたので三重県の有名な観光スポットは概ね見ていますが、やはり車が無いと不便だと感じます。
また3泊以上の三重県観光なら、三重だけでなく奈良や和歌山、大阪と見てまわるのもおすすめです。
レンタカーを乗り捨てられるようにして中部国際空港から入り、関西空港から北海道に戻るというルートも良いのではないでしょうか?
三重県・和歌山県・奈良県のある紀伊半島を巡るコースはおすすめです。
または伊勢志摩を観光した後にフェリーで愛知県に渡り、愛知県観光も良いかもしれません。志摩から愛知県の東部である伊良湖岬に渡り、豊川市の豊川稲荷を参拝するのも良いですよ。
是非、楽しんでください。