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【小樽 水天宮】境内からの景色が素晴らしい!小樽市指定歴史的建造物にもなっている神社

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TEL(スマホOK):0134-22-3495

マップコード:493 660 717*87

小樽 水天宮

小樽水天宮は、小樽堺町通りから西側の高台に建ち境内からは小樽港を一望出来る景色も楽しめる神社です。

境内までのルートはいくつかありますが、どのルートでも坂道や階段があり少し大変ですが、境内からの景色は素晴らしく小樽観光のおすすめスポットの1つです。

なお一般的な水天宮と御祭神が異なっている点は珍しいと言えます。

小樽 水天宮の詳細・アクセス方法

  • 住所:〒047-0028 北海道小樽市相生町3−1
  • 電話番号:0134-22-3495
  • スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
  • 営業時間:参拝だけなら24時間
  • 定休日:なし
  • 入場料:なし
  • 駐車場:あり(無料)
  • マップコード:493 660 717*87(駐車場入口に設定)
  • 公式サイト:小樽 水天宮

小樽水天宮へのアクセス方法・行き方

小樽水天宮へは車が便利です。

札幌からは50分くらい、距離にして37kmくらいです。

小樽駅からは10分弱、約1.5kmとなっています。

公共交通機関の場合、小樽駅から徒歩20分くらい、約1.5kmとなっています。

もしくは小樽駅より北海道中央バス「3 小樽市内本線」「16 奥沢線」「1/38/42 ぱるて築港線」に乗車、「花園公園通り」バス停で下車、そこから徒歩10分ほど、距離にして約600メートルとなっています。

な小樽観光で来る人の場合、小樽堺町通りルタオ本店から旧表参道を経由して来る人が多くなっています。

地図上では約350メートルとなっていますが、この先にまだ参道が続くので500メートルくらいはあると考えて下さい。

ただし、このルートは坂道がえげつないくらいきついです。

水天宮への坂道

写真だと大したこと無いように見えるかもしれませんが、とんでもない勾配の坂道です。

水天宮への階段

そして最後は長い階段なので、かなり足腰にきます。

おすすめは小樽都通り・サンモールといったアーケード街を歩き公園通りを通って表参道から入るルートです。

この後に旧表参道を抜けて小樽堺町通りに抜けて観光を続けるのがおすすめです。

小樽水天宮の御祭神とご利益・由緒

小樽 水天宮

小樽水天宮の御祭神

小樽 水天宮の御祭神は4柱です。

  • 弥津波能売神(みづはのめのかみ):元からの御祭神
  • 保食神(うけもちのかみ):後に合祀
  • 伊邪那岐神(いざなぎのかみ):後に勧請増祀
  • 伊邪那美神(いざなみのかみ):後に勧請増祀

一般的な水天宮(福岡県久留米市の水天宮を総本宮とする)の御祭神は天之御中主神・安徳天皇・高倉平中宮・二位尼時子なので、弥津波能売神(弥都波能売神・罔象女神と表記する場合もあり)が水天宮の御祭神となっているのは珍しいと言えます。

小樽と言え港町なので、水神である弥津波能売神を祀ったと考えられます。

小樽水天宮のご利益

御祭神からご利益は

  • 弥津波能売神:海上安全・大漁祈願
  • 保食神:五穀豊穣・商売繁盛
  • 伊邪那岐神・伊邪那美神:夫婦円満・恋愛成就・子孫繁栄・子宝祈願

等、いろいろなご利益が期待出来ます。

小樽水天宮の由緒・歴史

安政6年(1859年)に創祀と伝えられています。

明治33年(1900年)に放置されていた稲荷神社の保食神を住民の請願により合祀します。なお、この稲荷神社の創祀は文政11年(1828年)と伝えられており、200年近い歴史があることになります。

大正8年(1919年)、滋賀県出身者の心情により、社殿改築を期に多賀神社の伊邪那岐神・伊邪那美神を勧請増祀します。

大正12年(1923年)に村社に、昭和8年(1933年)に郷社へと昇格します。

平成6年(1994年)に本殿と拝殿が小樽市指定歴史的建造物となります。

小樽 水天宮へ表参道を通って向かう

小樽 水天宮へは主に4つのルートがあります。

  • 表参道ルート
  • 堺町通りの北側から旧板谷邸 (海宝樓クラブ)を経て表参道に繋がるルート
  • 堺町通りの南側から旧表参道を通って入るルート
  • 裏参道(外人坂)から入るルート

おすすめは表参道ルートです。

小樽 水天宮 表参道

表参道の入口とも言える場所には大きな石灯籠があります。

小樽 水天宮 表参道

正面を見ると小樽 水天宮の鳥居が見えてきます。

小樽 水天宮 表参道

水天宮と書かれた社号額がかかる大きな鳥居をくぐり先に進みます。

小樽 水天宮 表参道

石畳の階段があり横を見ると古い教会があります。

小樽聖公会

小樽聖公会という教会です。小樽指定歴史的建造物にも指定されています。

小樽 水天宮 表参道

石畳の階段を上り、振り返ってみましょう。

小樽 水天宮 表参道

まっすぐと続く道が見えます。これは小樽の「公園通り」と呼ばれる道です。

800メートルほどの道ですが、この道の終点には小樽公園(旧 花園公園)があります。

小樽 水天宮 表参道

道を隔てて細い階段を上ると社務所があり小樽水天宮へと続きます。

小樽 水天宮

道を右に曲がり進むと旧表参道側へと出ます。道を挟んだ階段よりも旧表参道側へ回るルートをおすすめします。

小樽 水天宮の境内の様子

小樽 水天宮

旧表参道川から境内に入ろうとすると立派な社号標があります。社号標の横の10数段の階段を上り境内へ

小樽 水天宮 境内

かなり広い境内へ。特に印象的なのが狛犬様の大きさです。

小樽 水天宮

境内に入ったところに「小樽市指定歴史的建造物」の看板がありました。

小樽 水天宮

その下にはプレートもあります。第50号として登録されています。

小樽 水天宮にある3つの碑と1つの塔

小樽水天宮には3つの碑と1つの塔があります。

三ヶ谷謡村句碑

小樽 水天宮

歴史的建造物の看板の後ろに大きな岩があります。

小樽 水天宮 三ヶ谷謡村句碑

三ヶ谷謡村句碑です。三ツ谷謡村は北海道勇払郡出身の俳人です。後に小樽に移住しています。

三ツ谷謡村(みつやようそん)
1904(明治37)年12月4日~1978(昭和53)年10月14日

 謡村は本名弘郷(ひろさと)。勇払郡に生まれ、札幌北海中学校を卒業後、早稲田大学等に学ぶ。病気のため大学を中退し帰道後小樽市に移住。この頃から俳句を手掛け、1933(昭和8)年に「ホトトギス」に初入選。1938(昭和13)年の小樽玉藻句会を設立、また北海俳句会(後の小樽ホトトギス会)の主宰を引き継いだ。戦後まもなく結成された小樽俳句連盟の理事に就任。また同年から俳誌「緋蕪」(ひかぶ)の編集、発行の任にあたり、昭和27年からは自ら選者となった。1974(昭和49)年には小樽市教育文化功労賞を受賞。また小樽市文化団体協議会会長を長年務めた。
 句碑は小樽ホトトギス会、小樽緋蕪会の人々を中心に句碑建立期成会が組織され、建立された。碑句は第二句集「啓蟄」に収められたもので、字体は謡村自身の揮毫。

小樽商工会議所より

ということで小樽での俳人として貢献したことで句碑が置かれたようです。

石川啄木歌碑

小樽 水天宮 石川啄木歌碑

三ヶ谷謡村句碑の後ろにあるのが石川啄木歌碑です。

かなしきは

小樽の町よ

歌ふこと

なき人人の

声の荒さよ

と刻まれています。石川啄木は小樽にも縁がありますが、実際には4ヶ月ほどしか滞在していないとされています。

河邨文一郎詩碑

小樽 水天宮 河邨文一郎詩碑

2つの石碑の反対側にあるのが「河邨文一郎詩碑」です。

石碑ではなくオブジェのようになっています。

河邨文一郎は小樽市出身の医師ですが、同時に詩人でもありました。

河邨文一郎が有名になったのは1972年の札幌オリンピックのテーマソング「虹と雪のバラード」の作詞を手掛けたことです。

慈愛の塔

小樽 水天宮 慈愛の塔

「河邨文一郎詩碑」の横に建つのが「慈愛の塔」です。

昭和31年(1956年)に小樽の婦人団体が青少年非行を憂い建てたとされています。

昭和31年6月市内の婦人団体の方々が、戦後増加の一途をたどった青少年非行を憂い、あたたかい愛の呼びかけをする願いをこめ同年8月16日この塔を完成しました。

その後、小樽地区保護司会が第20回社会を明るくする運動を記念して「慈愛のともしび」を昭和45年7月25日に設置しました。

ともに小樽で育った若人達の思い出として、また小樽のシンボルとして多くの市民に親しまれています。

説明板には上記のように記されています。

小樽 水天宮の手水舎と狛犬

小樽 水天宮

境内には手水舎もありますが、水は出ていませんでした。

小樽 水天宮 狛犬様

そして特筆すべきは大きな狛犬様です。

小樽 水天宮 狛犬様

かなり大きな狛犬様です。

小樽 水天宮 狛犬様

玉乗りの狛犬様は全国でもよく見られますが、ここまで大きいのはそれほど無いと思います。

小樽 水天宮 狛犬様

小樽 水天宮 狛犬様

可愛らしい愛嬌のある狛犬様です。

小樽 水天宮 拝殿と本殿

小樽 水天宮 拝殿

境内にある碑や狛犬様を一通りみたら拝殿へと進み参拝です。

小樽 水天宮 拝殿

拝殿の後ろにある建物が本殿となります。

ともに小樽市指定歴史的建造物に指定されています。

2007年に修復工事を終えていますが、100年以上経過した建物は貫禄があります。

稲荷神社

小樽 水天宮 稲荷神社

拝殿の左側に行くと稲荷神社があります。

文政11年(1828年)創祀とされる歴史ある稲荷神社です。

小樽 水天宮 拝殿

祀られているのは保食神と呼ばれる神様です。

保食神(うけもちのかみ)は、日本神話に登場する神ですが、昼と夜を作ることにきっかけとなった神とされています。

経度天測標と旧樺太日露国境中間標石

水天宮 経度天測標と旧樺太日露国境中間標石

社殿の横に上記の説明板があります。

「後方、塀の内側をご覧ください」と書いてあります。塀の隙間から覗き込まないとわからないようになっています。

水天宮 経度天測標

覗き込むと上記の小さな「水路部」と書かれた石標がありました。

水天宮 旧樺太日露国境中間標石

水路部の石標の手前には、と旧樺太日露国境中間標石が置かれています。

小樽 水天宮からの小樽港の景色

小樽 水天宮は歴史ある神社ですが、それ以上にこの神社を有名にしているのが境内から見る小樽港の景色です。

小樽 水天宮からの景色

高台にあるので小樽港を綺麗に見ることが出来ます。

小樽 水天宮からの景色

訪れた日はあいにくの天気でしたが、晴れていれば美しい青い海が広がります。

小樽 水天宮からの景色

祝津方面までも見渡せます。

小樽 水天宮からの景色

タイミングによっては日本海で北海道と本州を結ぶ新日本海フェリーを見ることも出来ます。

小樽 水天宮からの景色

晴れた日ならここで美しい海を見ながら過ごすのもおすすめです。

小樽 水天宮からの景色

また小樽と言えばルタオ!という人もいるかと思いますがルタオ本店の塔を見ることも出来ます。

小樽 水天宮からの景色

なお海側には急な階段があり外人坂と呼ばれています。

水天宮 外人坂

この階段を通って水天宮に来ることも可能ですが、かなり大変です。

水天宮の御朱印について

水天宮では御朱印はいただけることになっていますが、不在の時が多く、中々いただけない神社となっています。

事前に電話で確認の上、訪れた方が良いでしょう。

水天宮

社務所では御朱印の受付以外にお守り等も販売されています。

小樽 水天宮へ行こう!

小樽 水天宮

歴史ある神社と小樽の海を見られる水天宮は小樽観光でおすすめのスポットです。

訪れた日はたまたま神社の方が居なかったのでいただけませんでしたが、御朱印もいただける神社です(ただし書いてあるものの)。

アクセスが良いとは言い切れない神社ですが、小樽の都通りや堺町通りから少し足を伸ばせば簡単に行くことが出来ます。

是非とも、小樽に訪れた時は来てくださいね。

なお夜はとても静かで少し怖い雰囲気になるので夜はおすすめしません。

以上、小樽 水天宮についてでした。

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