TEL(スマホOK):0134-61-1253
マップコード:493 601 880*60
小樽和光荘(旧 野口喜一郎邸)は、大正11年(1922年)に建てられた小樽を代表する洋館です。
非常に美しい建物で、昭和天皇も宿泊したことがあります。またまだ皇太子だった平成天皇も昭和時代に宿泊をしています。
ただし現在は実質閉館状態で内部見学は出来ない状態になっています。
小樽和光荘の詳細・アクセス方法
- 住所:〒047-0002 北海道小樽市潮見台2丁目4−1
- 電話番号:0134-61-1253
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:10:00~17:00(ただし閉館している模様)
- 定休日:閉館中の模様
- 入場料:大人1000円 / 小中学生500円(市民割引あり)
- 駐車場:
- マップコード:493 601 880*60
- 公式サイト:小樽和光荘
小樽和光荘の見学について
公式サイトを見ると2018年は有料で一般公開を行っていましたが、それ以降情報の更新はなく、現在は外観は見に行くことが出来るものの、見学は出来ない状況が続いています。
電話をしてもかかることはかかりますが出ることはなく、実質閉鎖状態となっています。
外資系の会社が購入したこともあり、このまま倒壊するまで放置されるのではないか?という話も出ており、存続が危ぶまれています。
小樽和光荘へのアクセス方法・行き方
南小樽駅から徒歩で約24分、距離にして約1.8kmです。
もしくは小樽駅から北海道中央バス「3 小樽市内本線」「6 望洋台線」に乗車、「龍徳寺前」バス停で下車、そこから徒歩15分ほど、距離にして約900メートルです。
ほとんど上り坂なので距離の割に時間がかかります。
車で来るのが楽でおすすめですが、駐車場が無く僅かな駐車スペースに停めることになるため、あまりおすすめではありません。
小樽和光荘の歴史
- 建築年:1922年(大正11年)
- 構造:木造4階建、一部鉄筋コンクリート造
天皇・皇后両陛下が1954年(昭和29年)8月にご来道のおり、小樽で宿所となった由緒ある建物です。
1階をロッジャ風に仕上げ、ここのアーチが上部の木造3階建部分を支えている。
3階に突き出した洋室、白く塗られた手すりや窓の繊細な木組が、周囲の緑とおりなすコントラストが美しく、大正期らしいロマンチックな洋館です。
この建物は「北の誉酒蔵」の創始者、野口家の二代目 野口喜一郎氏が設計し、建築家の佐立忠雄氏の助言を取り入れて建築されました。
説明板には上記のように書かれています。
ロッジア(ロッジャ・loggia)は、イタリアで生まれた建築意匠の一種を指す言葉です。
元々、小樽和光荘は野口喜一郎氏の自邸として作られたものです。
1948年(昭和23年)に和光産業がホテルとして開業し、1950年(昭和25年)に北海ホテルが買収しています。
そして1956年(昭和31年)に北の誉酒造が買収しました。つまり自邸を建てた野口家の会社が買収したことになります。
その後、外資系の企業に買収されました。
小樽和光荘の外観の様子
小樽和光荘の正面までは車で行くことは出来ず、最後に人専用の橋を渡っていくようになっています。
上記の橋がその人専用の橋です。
この橋を渡り終えると・・・
まるで日本とは思えないような美しい洋館が建っています。これが和光荘です。
非常に美しい建物で小樽でこの規模の洋館は他にはありません。
小樽と言えば「小樽市指定歴史的建造物」が有名ですが、「小樽市指定歴史的建造物」にも登録されていなければ国や道の有形文化財にも指定されていないのが不思議な建物です。
1階部分の3連のアーチ状の石造りがその上の白い部分をより美しく魅せています。
2階部分はバルコニーがあり3階部分は色を変えています。
そして4階部分は再び白い塗装となっておりアクセントがしっかりとつけられています。
恐らく3階・4階部分からは小樽の海が見渡せるのでしょう。
玄関は1階ではなく2階に階段で上がって入るようになっています。
非常に美しい建物なので外観だけでも是非見て欲しい建物です。
以上、小樽 和光荘についてでした。
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