TEL(スマホOK):0134-22-0125
マップコード:493 631 029*57
豊受教豊受稲荷神社は、北海道指定の有形文化財「木造五百羅漢像」を見に行く途中にあり、見逃してしまいそうな小さな神社です。
由緒等はあまりわかっていませんが、恐らく小樽市内では珍しい御祭神を祀っている稲荷神社です。
豊受教豊受稲荷神社の詳細・アクセス方法
- 住所:〒047-0002 北海道小樽市潮見台1丁目7-24
- 電話番号:0134-22-0125
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:参拝だけなら24時間
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし
- マップコード:493 631 029*57
- 公式サイト:なし
豊受教豊受稲荷神社へのアクセス方法・行き方
南小樽駅から20分ほど、距離にして約1.3kmです。
もしくは小樽駅から北海道中央バス「3 小樽市内本線」「6 望洋台線」に乗車、「龍徳寺前」バス停で下車、そこから徒10分ほど、距離にして約500メートルです。
なおほとんど坂道なので距離の割に時間がかかります。
豊受教豊受稲荷神社の御祭神とご利益、由緒
豊受教豊受稲荷神社の御祭神
発行所 国書刊行会 小樽市史 第三巻 446ページには下記のように書かれています。
豊受教北高島文教会
- 大御中主神
- 天照皇大神
- 豊受姫大神
- 高皇彦霊神
- 伊邪那岐神
- 大国主命
- 神皇彦霊神
- 建速須佐男命
この後ろに豊受教高島支部、豊受教潮見台支部が名前を連ねており、同じ豊受教から同じ御祭神になると思われますが、この中で主祭神は会の名前にもなっている「豊受姫大神」であると推測出来ます。
豊受姫大神は、食物・穀物を司る女神であり、保食神や宇迦之御魂神と同一視されることもあり、ここから稲荷神社となったと推察出来ます。
豊受教豊受稲荷神社のご利益
稲荷神社ということで
- 商売繁盛
- 五穀豊穣
等にご利益がありそうです。
豊受教豊受稲荷神社の由緒・歴史
一部サイトでは大正15年(1926年)建立と書いてあるところもありますが、根拠は低いように思われます。
実際のところ、いつ創祀・創建されたのかは不明です。
大正15年の根拠は豊受教豊受稲荷神社に置かれた賽銭箱に書かれた「日付」からだと思います。
発行所 国書刊行会 小樽市史 第三巻 446ページには下記のように書かれています(抜粋・西暦は当サイトで記載)。
- 豊受教北高島文教会 昭和12年(1937年)届出
- 豊受教高島支教会 昭和12年(1937年)届出
- 豊受教潮見台支部 昭和16年(1941年)結成
豊受教がいつ結成・発足されたのかは不明ですが、潮見台支部が結成されたのは1941年であり、その後の支部・教会がどのようになったのかわからないことから建立は大正時代であるとは言い切れない状況です。
豊受教豊受稲荷神社の様子
龍徳寺脇の坂道をずっと上がっていくと左側に2連の鳥居があります。ここが豊受教豊受稲荷神社です。
鳥居の手前右側に小さな小屋のような建物があります。
中にはいくつかの仏像が置かれていました。
2連の鳥居の奥に社殿があります。
大きくはありませんが、日々手入れされていることがわかる社殿です。
社殿の中へ入ると上には鈴があります。
下には賽銭箱が置かれ、中は簾で見えないようになっていました。
二拝二拍手一拝をして参拝です。
大きな神社ではありませんが、龍徳寺(小樽市指定歴史的建造物)から道指定有形文化財木造五百羅漢像のある宗圓寺に向かう途中にある神社なので、この2つの建物を見ようと考えている方は是非、参拝してくださいね。
以上、豊受教豊受稲荷神社についてでした。
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