TEL(スマホOK):0134-22-7772
マップコード:493 602 693*01
宗円寺は、小樽市潮見台の小高い場所にあるお寺です。
北海道指定有形文化財「木造五百羅漢像」が保存されていることで見に来る人も大勢います。
また宗円寺の前の道や境内からは小樽市内と海を一緒に見ることが出来るようにもなっており、五百羅漢像だけでなく景色も楽しめるスポットとなっています。
宗円寺(五百羅漢像)の詳細・アクセス方法
- 住所:〒047-0002 北海道小樽市潮見台1丁目19−10
- 電話番号:0134-22-7772
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:9:00~16:00
- 定休日:11月1日~翌3月31日(冬季閉鎖)
- 入場料:無料
- 駐車場:なし(若干の駐車スペースはあり)
- マップコード:493 602 693*01
- 公式サイト:なし / 参考サイト:小樽市の文化財
宗円寺へのアクセス方法・行き方
南小樽駅から徒歩で約24分、距離にして約1.6kmです。
もしくは小樽駅から北海道中央バス「3 小樽市内本線」「6 望洋台線」に乗車、「龍徳寺前」バス停で下車、そこから徒15分ほど、距離にして約750メートルです。
ほとんど上り坂なので距離の割に時間がかかります。
車で来るのが楽でおすすめですが、駐車場が無く僅かな駐車スペースに停めることになるため、あまりおすすめではありません。
宗円寺の歴史と注意点
北海道指定有形文化財に登録されたのは平成6年(1994年)です。
五百羅漢像を安置している宗圓寺は、寛永7(1630)年に松前藩主7代公廣の追善供養のため福山に建立されましたが、明治42(1909)年に羅漢像や建物の部材とともに小樽に移設されたものです。
この五百羅漢像は、14代章廣が供養のため南部藩主に依頼し、文政8(1825)年盛岡より勧請し宗圓寺に納めました。
制作年代や、作者については一部を除き明らかではありませんでしたが、
- 室町末期から桃山時代の作と思われるもの11体
- 江戸中期輝常作と思われるもの15体
- 江戸中期以降順次補足されたもの221体
- 江戸末期のもの268体
と推察されます。
というように説明板には書かれていました。
松前藩ってどこ?福山って広島県の?と思う人もいると思います。
松前藩は、現在の北海道松前郡松前町のことです。
青森の竜飛岬からも近い場所です。
福山はこの松前藩にあった地名で松前藩の城である松前城も福山にありました。広島県の福山ではありません。
なお宗円寺の境内は撮影が可能ですが、五百羅漢像が保存されている堂内の撮影は禁止されているため、写真はありません。
実際の目で確認してください。
宗円寺の様子
何なんだ、この急な坂道は!!!というくらい急な坂道を上っていくと石垣がありその中央に階段があります。
この階段の上の部分が宗円寺の境内となります。
階段の上に誰かいる?と思ってよく見ると可愛らしいお坊さんの石造です。
亀の乗ったお坊さんでしょうか。
階段の途中には狛犬様の設置されています。
階段を上りきったところにある建物がお堂であり、この中に五百羅漢像が保存されています。
建物の右側に進むと階段があり階段を上って2階部分で行くと中に入れるようになっており、五百羅漢像を見ることが出来ます。
入口にはお願い事項として御賽銭の協力について書かれていました。
堂内及び仏像の撮影はご遠慮くださいとも書かれています。
また五百羅漢像の参詣は4月1日から10月31日まで、時間は朝9時から夕方4時までとも書かれています。
この期間以外は閉鎖されて見れなくなるのでご注意ください。
また境内には神社もあります。
福広稲荷神社で、松前藩とゆかりがあるように思われます。
五百羅漢像以外にもお寺の境内には無数の仏像がありました。一番大きな仏像は上記の写真です。
境内をしっかり見ると恐らく100体以上の仏像があると思われます。
中には上記の写真のように可愛らしい(小憎たらしい?)仏像もありました。
宗円寺からの小樽の眺め
宗円寺は小高い場所にあるため、境内の一部や前の道からは小樽の街と海が見られるようになっています。
もう少しだけ坂を上がってみるとより美しい景色も見られます。
のんびりとウォーキングをしながら宗円寺に訪れ景色を見るのもおすすめです。
電線が少し気になるところもありますが、坂と海の街「小樽」というのがよくわかる場所です。
そして夜になれば当然夜景も見られます。
もっとも夜に歩いていくと非常に怖い雰囲気なので夜は1人で行くことはおすすめしません。
以上、宗円寺についてでした。
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