TEL(スマホOK):0134-22-8230
マップコード:493 633 301*63
潮見ケ岡神社(しおみがおか じんじゃ)は、小樽築港駅からほど近い場所に鎮座する神社です。
いろいろな神社が合祀された経緯がありますが元々は保食神を祀る神社が合祀しているため稲荷神社の流れを組んでいます。
四神の名前のスタンプが押された御朱印が人気の神社です。
潮見ケ岡神社の詳細・アクセス方法
- 住所:〒047-0001 北海道小樽市若竹町1−10
- 電話番号:0134-22-8230
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:参拝だけなら24時間
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:あり(無料)
- マップコード:493 633 301*63
- 公式サイト:潮見ケ岡神社
潮見ケ岡神社へのアクセス方法・行き方
JR函館本線「小樽築港駅」から徒歩8~10分ほど、距離にして約600メートルです。
もしくは小樽駅から北海道中央バス「3 小樽市内線」「13 朝里川温泉線」に乗車、「若竹町」バス停で下車、そこから徒歩2分くらいとなっています。
車の場合、札樽道「小樽IC」で降りて3分くらいですが、駐車場には裏側から入ることになるので、注意して下さい。正面鳥居のあるところからは入れません。
潮見ケ岡神社の御祭神とご利益、由緒
潮見ケ岡神社の御祭神
潮見ケ岡神社の御祭神は4柱です。
- 保食神(うけもちのかみ・いわゆる稲荷神)
- 八重事代主神(やえことしろぬしのかみ・恵比寿神と同一視される)
- 天香語山神(あめのかごやまのかみ・天照皇大神の孫にあたる)
- 藤原三吉神(ふじわらのみよしのかみ・秋田県発祥の神様)
潮見ケ岡神社のご利益
御祭神から
- 商売繁盛
- 五穀豊穣
- 海上安全
- 必勝祈願・勝利成功
- 技芸・武芸
- 開運招福
- 病気平癒
等、いろいろなことにご利益がありそうです。
潮見ケ岡神社の由緒・歴史
- 1842年(天保13年):マツトマリ(現若竹町)の保食神を祀る1社に、1875~1876年頃(明治7~8年)付近に鎮座していた八重事代主神を合祀する
- 1863年(文久3年):カツチナイ(現勝納町)に保食神を祀る一社が創立する
- 1910年(明治43年):上記の2社を合祀し穂垂稲荷神社と社名を改称して無格社となる
- 1916年(大正5年):崇敬者の希望により天香語山命・藤原三吉神を合祀
- 1917年(大正6年):明治44年8月の皇太子殿下御巡啓港内巡覧の際の御乗船屋形が下付され、記念として原型のまま保存することとし大正殿と称した
- 1919年(大正8年):汐見台町官有地境内地に本殿造営が許可され6月26日に竣功を届け出、7月4日に遷座される
- 1920年(大正9年):手宮裡町稲荷神社が社名を小樽稲荷神社と改称したことにより、穂垂が小樽<ほたる・をたる>と同訓となり不都合が出る
- 1924年(大正13年):小樽稲荷神社と同訓にならないように潮見ケ岡神社に改称する
- 1943年(昭和18年):社殿を造営する
- 1946年(昭和21年):11月21日に村社に列格する
どこを創祀とするか難しいところですが、遅くても1910年(明治43年)に創祀となります。
なお恐らく北海道(ひょっとしたら全国的)に旧社格(近代社格制度)の中ではギリギリ村社に列格された神社になると思います。
本来なら1946年2月2日に旧社格制度は廃止にされているので。
潮見ケ岡神社の境内の様子
小樽築港駅や若竹町バス停から歩いていくと上記写真のように赤い鳥居が見えます。
鳥居の脇に社号標があり「潮見ケ岡神社」と刻まれています。
鳥居の前には1対の石灯籠がありました。
鳥居をくぐり境内へ
20段ほどの階段を上がっていきます。足の悪い方で階段が難しい場合は裏から入るルートもありますが、完全には舗装されていないので少し難しいかもしれません。
階段を上がると参道が少し曲がって社殿へと続いています。
境内の片隅に「領徳」と書かれた石碑が置かれていました。これは岩井松太郎という方の功績を讃えた碑です。岩井松太郎氏はこの辺りの造成に尽力された方ということです。
参道の途中に手水舎があります。
御大典紀念と知るされています。年代がわかりませんが大正天皇か昭和天皇が即位された時に記念して設置されたものと思われます。
蛇口からは水が出るようになっていました。
社殿の前には1対の狛犬様が鎮座しています。左側は口をしっかりと閉じて、右側は口をあけています。
そして社殿の前へ
社殿にかかる社号額には縦書きで「潮見ケ岡神社」と記されています。
社殿の戸が開いて賽銭箱が見えています。
賽銭箱に御賽銭を入れ
鈴を鳴らし、二拝二拍手一拝してお参りです。
戸が開いていたので社殿の中を見させていただきました。
戸が開いていたので、てっきり中に神社の方がいるかと思いましたが無人でした。
社殿から振り返ったところ、駐車場は上記写真の右側になります。
潮見ケ岡神社の社務所と御朱印
社殿のすぐとなりに潮見ケ岡神社の社務所はあります。
ただし神職の方が不在の時もあるので、事前に電話で確認されることをおすすめします。
この日も不在でしたが10分ほど待っていたら帰社されて御朱印をいただくことが出来ました。
そしていただいた御朱印が上記のものです。
4角に四神の名前が押印されています。四神は元々は中国の神話の神であり東西南北と春夏秋冬、想像上の動物を表しています。
- 青龍:東・春・龍
- 朱雀:南・夏・鳥の神獣
- 白虎:西・秋・白い虎の神獣(当時は白い虎は存在しないものとされていた)
- 玄武:北・冬・亀と蛇の形をした神獣
四神の中央には通常、黄龍もしくは麒麟が位置しています。
潮見ケ岡神社がなぜ四神を御朱印に入れるようになったのかは不明ですが、配色が美しいと人気になっています。
初穂料は300円でした。
以上、潮見ケ岡神社についてでした。
コメント