TEL(スマホOK):0134-22-4268
マップコード:164 719 675*23
龍宮神社は、榎本武揚が桓武天皇を創祀したのが始まりの小樽駅から徒歩5分ほどの距離にある神社です。
御朱印もあり、小樽観光の時に立ち寄りたいスポットの1つです。境内からは遠くに小樽港を望める高台にあります。
龍宮神社の詳細・アクセス方法
- 住所:〒047-0032 北海道小樽市稲穂3丁目22−11
- 電話番号:0134-22-4268
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:参拝だけなら24時間
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:あり(無料)
- マップコード:164 719 675*23
- 公式サイト:龍宮神社
龍宮神社へのアクセス方法・行き方
龍宮神社へは公共交通機関、車ともアクセスしやすい場所にあります。
車の場合は、札幌からだと50分ほど、距離にして約40kmほどです。
カーナビは、マップコードか電話番号で検索してもらえれば簡単に登録出来ます。
公共交通機関の場合、JR小樽駅から徒歩5分ほど、距離にして400メートル弱ほどとなっています。
龍宮神社の御祭神とご利益、由緒
龍宮神社の御祭神
龍宮神社の御祭神は7柱です。
- 底津和田都美神(そこつわだつみのかみ)主祭神
- 中津和田都美神(なかつわだつみのかみ)主祭神
- 上津和田都美神(うわつわだつみのかみ)主祭神
- 豊受姫命(トヨウケヒメノミコト)配神
- 大物主神(オオモノヌシノカミ)配神
- 大毘古命(オオビコノミコト)配神
- 桓武天皇(カンムテンノウ)配神
一部で「榎本武揚遠祖」として御祭神にしている記述も見受けられますが、これは桓武天皇のことであり、公式サイトの記述を間違って記しているだけです。
なお主祭神の三柱は和田都美三神(綿津見三神)と言われている海神です。
龍宮神社のご利益
綿津見三神から海上安全・大漁祈願
豊受姫命から五穀豊穣・商売繁盛・開運厄除
また大物主神・大毘古命から縁結びや子宝祈願、学力向上 等、いろいろなことにご利益が期待出来るようになっています。
龍宮神社の由緒・歴史
明治2年(1869年)に榎本武揚が桓武天皇を奉祀したのが始まりとなっています。
明治9年(1876年)に「北海鎮護」を額に献納し改めて神社として創祀されています。
明治29年(1896年)に本間豊雄が譲り受けて明治30年(1897年)に大和田津美神社と称した。同年に無格社となります。
大正5年(1916年)に龍宮神社に改称し村社に列格、昭和3年(1928年)に郷社に昇格しています。
龍宮神社の境内の様子
龍宮神社に訪れた時、ちょうど例大祭を行っている時で参道には露店が立ち並んでいました(例大祭の時を狙っていきましたが)。
大きな鳥居をくぐり先へと進みます。
普段は車も通行可能ですが、お祭りのため交通規制がされていました。
階段がありますが、この階段の前の道を左側に行くと坂道があり車で境内まで行けるようになっています。
「武陽建立 龍宮神社」と刻まれた社号標が建っています。
階段を上り境内へ
階段の途中に社務所があります。普段はこちらで御朱印をいただくことになります。
そして階段を上りきると境内があり右側を見ると立派な社殿が建っています。
例大祭ということもあり、人が絶えることなく参拝に来ていました。
龍宮神社は、函館本線のすぐ横にあり、境内からは小樽駅のホームが見えるほどの距離です。時折、電車が通っていきます。
お地蔵様も境内にはありました。お地蔵様の後ろに電車が通っていくのがわかると思います。
そしてお地蔵様の横には榎本武揚の像が建っています。
榎本武揚と言えば、新選組の土方歳三とともに戊辰戦争で旧幕府軍を率いて蝦夷地(現在の北海道)を占領し、蝦夷共和国の総裁になった人物です。
つまり戊辰戦争中に龍宮神社の元となった小祠は建てられたことになります。
本殿の前に狛犬様が空を仰いで建っています。
右側の狛犬様の後ろの木は桜で、春になると綺麗な花を咲かせます。
拝殿へと進み参拝です。
本殿に取り付けられた社号額には「龍宮神社」と描かれ、額の周りに龍神が添えられているのがわかります。
拝殿の中、右側を見ると榎本武揚の肖像画が置かれています。
ここで注目して欲しいのが肖像画ではなくその上の額縁です。
「北海鎮護」と書かれていますが、これは榎本武揚の直筆とのことです。
拝殿の前には榎本武揚の生い立ちと人なりが説明されていました。
拝殿の右側には榎本武揚が書いた「北海鎮護」の文字を石に刻んだ碑が置かれています。
龍宮神社の御朱印やお守り
普段は閉鎖されていますが、例大祭等のお祭りの時には授与所が開いています。
授与所が閉鎖されている時は社務所でお守りを購入したり、御朱印をいただいたりしますが、授与所が開いている時はここで御朱印もいただきます。
氏子の方をメインに参拝に来られた方と楽しく接していました。
龍宮神社の御朱印は1種類ですが時折、記念御朱印が登場します。
通常の御朱印はお気持ちでということで相場の300~500円くらいを支払えば問題ありませんが、特別御朱印は500円となっていました。
なお、例大祭等の時は紙に書かれたものを渡されることになり、御朱印帳へ記帳はしていただけないのでご注意ください。
そして実際にいただいた御朱印が上記の写真です。
通常御朱印は龍の文字が大きく迫力ある書体となっていました。
特別御朱印は金箔・銀箔があしらわれた紙に龍神様が描かれこちらも迫力ある御朱印となっていました。
龍宮神社は政治家も訪れるパワースポット
境内の階段付近から小樽港方面を眺めると海が広がっています。対岸に見えるのは石狩市方面です。
海が見える高台にある龍宮神社ですが、2008年以降から政治家も選挙の際に当選祈願で訪れるパワースポットになったと言われています。
その理由はこちら
麻生太郎 元総理が2008年(平成20年)の8月9日に龍宮神社に正式参拝しているのですが、この約1ヶ月後の9月24日に麻生内閣が発足しています。
つまり龍宮神社に参拝した麻生太郎氏は龍が空を昇るごとく総理への階段を進んだと言われており、政治家がその御利益を期待して参拝することもあるそうで、パワースポットとしても人気となりました。
当選を置き換えて合格祈願に訪れる人も増えたそうです。
小樽に来られた時は是非、参拝してくださいね。
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