TEL(スマホOK):なし
マップコード:164 703 732*86
蘭島神社は、北海道最古の海水浴場の蘭島海水浴場の近くに鎮座するとても静かな神社です。
境内には保育園もあるので時折子どもたちの遊ぶ声が聞こえることもあります。
狛犬様が特徴的な神社です。
蘭島神社の詳細・アクセス方法
- 住所:〒048-2562 北海道小樽市蘭島1丁目3−9
- 電話番号:なし
- 営業時間:参拝だけなら24時間
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし
- マップコード:164 703 732*86
- 公式サイト:なし
蘭島神社へのアクセス方法・行き方
蘭島神社には車が便利ですが、駐車場がありません。境内には駐車出来そうなスペースはありますが、保育園の敷地なので勝手な駐車は控えましょう。
海水浴シーズン以外であれば短時間の路上駐車なら大丈夫そうです。
公共交通機関の場合、JR函館本線「蘭島駅」から徒歩10分ほど、距離にして約700メートルです。
もしくは小樽駅から北海道中央バス「20/21 積丹線」「18 余市線」に乗車、「蘭島神社通」で下車、そこから徒歩4分ほど、距離にして約300メートルです。
蘭島神社の御祭神とご利益、由緒
蘭島神社の御祭神
蘭島神社の御祭神は3柱です。
- 倉稲魂命(うがのみたまのみこと)
- 大国主命(おおくにぬしのみこと)
- 言代主神(ことしろぬしのかみ)
蘭島神社のご利益
御祭神から
- 商売繁盛
- 五穀豊穣
- 縁結び・恋愛成就
- 夫婦和合・円満
- 病気平癒
- 子宝祈願
- 海上安全
- 大漁祈願
いろいろなことにご利益がありそうです。
蘭島神社の由緒・歴史
- 1844年(弘化元年):忍路場所請負人 西川準兵衛が創建
- 1875年(明治8年):村社に列格される
- 1890年(明治23年):社殿焼失
- 1897年(明治30年):社殿が再建される
- 1923年(大正12年):本殿を現在地に移転、本殿・拝殿を再建する
(出典:北海道神社庁誌より 西暦をくわえ分かりやすいように改編)
蘭島神社の境内の様子
国道5号線から歩いてくると小さな幼稚園・保育園のような建物があります。
その横に鳥居があるのがわかります。
ここが蘭島神社です。
境内に入り右側を見るとあるのが蘭島保育園です。
鳥居のすぐ横には恐らく社務所として使われていたであろう建物がありました。
手水舎があり手水鉢が置かれていますが、蓋が置かれ水は出ないようになっていました。
少し先に進むと左右に狛犬様が鎮座しています。
目と唇に色な塗られ、少し怖い、やたらと目ヂカラを感じる狛犬様です。
右の狛犬様のところには大黒様と恵比寿様の置物がありました。
蘭島神社の御祭神にちなんで置かれているのかな?と思います。
- 大国主命(おおくにぬしのみこと)=大黒様
- 言代主神(ことしろぬしのかみ)=恵比寿様
上記の通り、大国主命と言代主神は、それぞれ大黒様と恵比寿様と同一視されることもある神様です。
拝殿に近づくと左右に石灯籠がありその横に石碑のようなものがあることに目が付きます。
「明るい町づくり」「交通安全」と刻まれています。石碑とばかり思っていたので、少し驚きました。
そして社殿の前へ、ここで軒下の梁の部分を見てください。
中央に龍神様の浮彫
左右に阿吽の獅子像の木彫りが飾られています。
非常に精細な作りでじっくりと魅入ってしまいます。
龍神様の浮彫の裏側に「松倉麗海 作」と刻まれていました。
拝殿の扉には鍵が取り付けられており、開けることは出来ません。また賽銭箱もないため、御賽銭を入れられるようにはなっていませんでした。
二拝二拍手一拝をしてお参りです。
拝殿から振り返った時の景色
小樽の神社は拝殿と本殿が完全に分離しているところが割と多いので裏側に回ってみました。
予想通り、本殿が拝殿の裏側に分離して置かれています。
厳重に板で取り囲まれていました。
拝殿の裏側にも戸があり神事の際には繋げられるようになっています。
蘭島神社には地神碑あり
本殿の横に「地神碑」が置かれていました。
札幌の神社ではいくつか見られるところがありますが、小樽では恐らくここだけです。
地神碑とは5面の石碑に5柱の神様の名前が刻まれているものです。
天照皇大神・少名彦命・大己貴命・稲倉魂命・埴安姫神の神様の名前が刻まれていました(削れて確認出来ない部分もあったため、一部推測が含まれています)。
いつ、誰が、どういう理由でここに設置したのかは不明です。
なお、蘭島神社には御朱印は無いようです。
例大祭は行われているようで、例大祭の時の神職としての活動は塩谷神社の神職の方が兼ねているようです。
以上、蘭島神社についてでした。
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