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【おたるみなと資料館】小樽港湾事務所の中にある「みなとの資料コーナー」

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TEL(スマホOK):0134-22-6131

マップコード:493 634 587*00

おたるみなと資料館

おたるみなと資料館は、小樽開発建設部小樽港湾事務所の中にある小樽港の歴史や小樽港の防波堤に関する情報・資料を展示している資料館です。

小樽港を囲う巨大な防波堤がどのように作られたのか詳しく知ることが出来ます。

無料で更に資料の説明も詳しく行ってくれて小樽の港の歴史を詳しく知ることが出来ます。

おたるみなと資料館の詳細・アクセス方法

  • 住所:〒047-0008 北海道小樽市築港2−2
  • 電話番号:0134-22-6131
  • スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
  • 見学可能時間:9:00~16:30(12:00~13:00除く)
  • 定休日:土日祝・年末年始
  • 入場料:無料
  • 駐車場:あり(無料)
  • マップコード:493 634 587*00
  • 公式サイト:おたるみなと資料館

*見学可能時間中に訪れると見学することは可能ですが、詳しい説明を受けたい場合は事前に予約しておくことをおすすめします。担当の方の仕事の都合で当日だと説明を受けられないこともあります。

おたるみなと資料館へのアクセス方法・行き方

おたるみなと資料館へは車が便利です。無料駐車場もあります。

なお、Google Map上で見ると建物のすぐ横に道があり、そこが入口かと思ってしまいますが、異なるので注意して下さい。

おたるみなと資料館への地図

上記の図の通り、駐車場への入口は赤丸のところ(マップコード:493 634 522*00)となっているので注意してください。

公共交通機関の場合、JR函館本線「小樽築港駅」から徒歩8~10分くらい、距離にして約600メートルです。

小樽築港駅

小樽築港駅の改札を出て、北口へマリンロード歩道橋と呼ばれる通路を通って歩いていきます。

マリンロード歩道橋

外に出てもそのまま歩道橋を渡り、行き止まったら右側から降りて道路沿いを東側(右側)に歩いていくと「おたるみなと資料館」へたどり着きます。

おたるみなと資料館の様子

おたるみなと資料館

おたるみなと資料館は「小樽港湾事務所」の中にあります。

小樽港湾事務所

入口から中へ入ると正面にインターホンがあります。

おたるみなと資料館

お願い

みなとの資料コーナー(おたるみなと資料館のこと)見学の方は、お手数でもこちらのインターホンにて事務室へ連絡をお願いします。

と書かれているので予約してあっても、インターホンで事務室へ連絡を入れます。

少し待つと担当の方が来て、鍵がかかっている「おたるみなと資料館」の鍵を解除して中に案内してくれます。

突然訪れた時でも時間に余裕があれば「説明しましょうか?」と聞いてくれますよ。

説明を受けるとより詳しくいろいろなお話を伺うことが出来ます。

おたるみなと資料館

おたるみなと資料館は、入口と同じ並びにあります。

おたるみなと資料館

中に入ると予想以上に広い空間になっていました。

おたるみなと資料館は、主に小樽港の防波堤に関することが主に展示・解説されています。

小樽港の防波堤って何?という方もいるかもしれませんが下記の写真を見て下さい。

旧猪俣邸 からの景色

小樽港は石狩湾の中にあり、更に左右を平磯岬と高島岬という岬に挟まれて比較的静かな港となっていますが、それでも冬の北海道の海は波が高くなります。

更に穏やかな港にするために小樽港は約3.6kmもの防波堤を作り、波の被害を受けにくいように造られています。

元々天然の港と呼ばれていた小樽ですが、明治期に小樽を発展させるためにはより波の被害を受けにくい港にする必要性があったということになります。

そして非常に長い防波堤を作り囲まれな中を小樽港と呼んでいます。

小樽港の防波堤

この防波堤があるからこそ、小樽は発展を遂げていけたとも言えます。

この防波堤は1期(北防波堤)と2期(南防波堤)に大きく分かれています。

北防波堤は1897年(明治30年)に着工して11年かけて1908年に完成、約1.3kmもの防波堤を作り上げました。

第1期の防波堤の設計及び指揮を行ったのが廣井勇(ひろい いさみ)氏です。

第2期の南防波堤は北防波堤が出来てすぐに着工し、1921年(大正10年)に完成します。

第2期の防波堤の設計及び指揮を行ったのが廣井勇氏の弟子となる伊藤長右衛門です。

おたるみなと資料館

2人については、おたるみなと資料館で上記の通り説明されています。

今と違い、明治から大正にかけてですから技術力も工事力も今ほど無い時代に作られたものです。

しかし、2つの防波堤とも未だに現役で崩れることなく利用されています。

当時としては非常に画期的な工法が使われ、今もなおその工法は世界中で使われているほどです。

それらの工法についてもおたるみなと資料館では詳しく説明されています。

おたるみなと資料館

その1つがケーソンを使った防波堤作りです。

おたるみなと資料館

模型も展示され、どのように作られていったのか詳細がわかりますが、説明を受けた方がより詳しくわかります。

おたるみなと資料館

ケーソンという防波堤作りに必要な土台ですが、今もなおおたるみなと資料館の横に展示されています。

おたるみなと資料館は室内だけでなく屋外にも展示品があるということです。

おたるみなと資料館

土木学会選奨土木遺産として残っています。

おたるみなと資料館

また防波堤のコンクリートブロックも展示されています。

おたるみなと資料館

波の影響を受けにくくするため、斜めに作られたコンクリートの塊です。

おたるみなと資料館

おたるみなと資料館の館内にも模型が展示されています。

おたるみなと資料館

また当時は水中での作業は人が行っていましたが、その時の潜水服も展示されています。

どうしても浮力で浮いてしまうため、重りを持って海の中に入りますが、その重りを実際に持つことが出来ます。

おたるみなと資料館

展示されている中で面白いと思ったのが上記のものです。

おたるみなと資料館

これはモルタルブリケットといって、コンクリートに混ぜる素材は何が良いか、いろいろな物を混ぜて強度の劣化具合を長年かけて研究するために作られたものです。

地道な実験を行ったからこそ、防波堤に最適なブロックを作ることも出来たということがわかります。

おたるみなと資料館

また防波堤の断面のミニチュアも展示されています。

話を聞けば聞くほど、小樽の港の歴史、防波堤の歴史を知ることが出来る「おたるみなと資料館」お子さんと一緒でも楽しめるところとなっています。

是非、おたるみなと資料館に訪れてくださいね。

以上、おたるみなと資料館についてでした。

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