TEL(スマホOK):0134-34-0035
マップコード:493 690 282*45
市立小樽美術館・市立小樽文学館は、小樽の観光スポットである日銀通り(北のウォール街と呼ばれた通り)にある公立の美術館及び文学館です。
同じ建物の中にあり共通観覧券も販売されているので、合わせて見るのがお得でありおすすめです。
文学館は馴染みが無い人もいるかと思いますが文学作品及び著者の資料館・博物館と考えてもらえれば良いでしょう。
市立小樽美術館・文学館の詳細・アクセス方法
- 住所:〒047-0031 北海道小樽市色内1丁目9−5
- 電話番号:美術館 0134-34-0035 / 文学館 0134-32-2388
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:9:30~17:00(最終入館16:30)
- 定休日:月曜日・祝日の翌日(土日の場合は休まず)・年末年始
- 入場料:大人各300円(共通観覧券500円)/ 高校生 各150円(共通観覧券 250円)
- 駐車場:あり(無料)
- マップコード:493 690 282*45
- 公式サイト:市立小樽美術館 / 市立小樽文学館
市立小樽美術館・市立小樽文学館の料金について
料金区分は大人(一般)と高校生・市内高齢者の2種類で中学生以下は無料となっています。
なお特別展がある場合は別途、料金がかかったり別の料金体系になることがあります。
事前に公式サイトで確認してください。
市立小樽美術館・文学館へのアクセス方法・行き方
小樽駅から徒歩10分くらい、距離にして約750メートルです。
歩きたく無いということであれば、小樽駅前から30分毎に出ている「小樽散策バス」に乗車して「日銀金融資料館前(小樽バイン前)」もしくは「稲穂十字街」で下車、徒歩1分で市立小樽美術館・文学館に到着します。
なお小樽駅前からバスで向かうよりも徒歩で向かった方が早く到着します。バスだと概ね30分、徒歩だと概ね10分です。
徒歩の場合、小樽駅から雨や雪でも濡れないアーケード街である小樽都通り商店街を経由して小樽都通り商店街が終わったところで左折していくのがおすすめです。
天気が良ければ、手宮線跡地を歩いてくるのもおすすめです。
市立小樽美術館・文学館の様子
坂の町 小樽と言われることもある小樽ですが、市立小樽美術館・市立小樽文学館は坂道にあり上記写真のように左側は3階建て、右側は4階建てというようになっています。
市立小樽美術館・市立小樽文学館の建物は、1952年(昭和27年)に完成した建物で、元々は貯金局(旧郵政省の内局の1つ)として建てられました。
その後、小樽市の分庁舎として使われ、文学館が作られ、美術館が作られ、分庁舎の役目を終えて市立小樽美術館・市立小樽文学館となりました。
市立小樽美術館・市立小樽文学館の入口について
手宮線跡地側からも館内には入ることが出来ます。
上記の写真は日銀通り側の入口です。
日銀通りからの入口は階段があるので足が悪い方や車椅子を使っている方は手宮線跡地側から入るようにしてください。
手宮線跡地側だと階段がなく、受付まで進めます。
受付は公的機関の受付窓口のようになっていました。
市立小樽美術館・市立小樽文学館のフロアと観覧場所
市立小樽美術館・市立小樽文学館は1階から3階まであります。
1階は小樽市生まれの風景画家である「中村善策記念ホール」と多目的ギャラリー、市民ギャラリーがあります。
「中村善策記念ホール」は有料展示で、多目的ギャラリー、市民ギャラリーは基本的に無料で観覧することが出来ます。
2階は、市立小樽文学館の展示室と企画展示室となっており、基本的に有料展示です。企画展示室は展覧内容によって無料だったり有料だったりします。
3階は「一原有徳記念ホール」となっており、有料展示となっています。
エレベーターもありますが、昭和初期~中期にかけての建築物となっている建物は階段も味わいがあるので是非見てください。
中村善策記念ホール
1階にある中村善策記念ホールは有料展示となっており、市立小樽美術館の入場券が必要になります。
ホール内は撮影禁止のため写真はありませんが、小樽の花園町に明治34年(1901年)生まれた中村善策(なかむら ぜんさく)氏の作品は小樽の風景も多く、小樽に来たら見ておきたい作品です。
一原有徳記念ホール
3階にある一原有徳記念ホールは有料展示となっており、市立小樽美術館の入場券が必要になります。
一原有徳(いちはら ありのり)は徳島県出身ですが、北海道に移住し小樽に居住していた版画家です。
ホール内は撮影禁止のため写真はありませんが、独特な作風の作品はハマる人はハマってしまため、熱狂的なファンもいます。
市立小樽文学館は意外と楽しめる
2階にある有料展示の市立小樽文学館は、期待しないでいくと思ったよりも楽しめると思います。
館内に入るとまず目につくのが「古本コーナー」、いろいろな本が置かれています。
本と木で出来た棚の組み合わせが好きな人なら、きっと落ち着けるスペースです。
古本コーナーの反対側にあるのが「 JJ’s CAFE」というセルフ式のカフェ、ここで「古本コーナー」の本を読みながらコーヒーを飲むのもおすすめです。
上記の写真は「古本コーナー」から「JJ’s CAFE」を見たところです。
小樽に来たのに雨でどこも観光出来ない・・・なんて時には、ここで時間を潰してみてはいかがでしょうか?
奥に進むと市立小樽文学館です。
小樽や北海道に縁のある文豪についていろいろと展示されています。
古い本も展示されていたり
文豪が使っていたかばんやカメラが展示されていたりします。
文学に少しでも興味があるのなら楽しめる場所です。
面白いのが文豪が実際にはどういう人だったか解説しているコーナーがあり、そこで文豪たちのミニチュアがデフォルメされて展示されており、楽しめました。
また外から文学館のところの窓を見てください。上記のように文豪たちのイラストが描かれているのがわかります。
この絵を書かれたのは札幌市在住の高山美香さん、文学館にあった人形も高山美香さんが作られたものです。
非常に特徴的で面白い作品なので是非見てください。
なお外に出た時に庭に銅像もあるので合わせて見てください。
市立小樽美術館・市立小樽文学館へ行こう!
派手な展示作品は無いものの、意外と楽しめる市立小樽美術館・市立小樽文学館。
市立小樽美術館・市立小樽文学館から坂道を降りていけば、北のウォール街と呼ばれた歴史的な銀行建築物が並んでいます。
前には日本銀行旧小樽支店金融資料館もあり、市立小樽美術館・市立小樽文学館と合わせて雨でも楽しめる一角となっています。
是非、立ち寄ってくださいね。
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