TEL(スマホOK):0134-22-2591
マップコード:164 749 417*71
小樽地守稲荷神社(おたるじまもりいなりじんじゃ)は、小樽の北運河にほど近い錦町に鎮座する稲荷神社です。
鳥居と社殿が分断されてしまっている神社ですが、例年8月に行われる例大祭では神輿渡御が盛大に行われ多くの人が見に来れれます。
また小樽では少し珍しい宇迦御魂大神を祀っています。
なお小樽地守稲荷神社は、小樽稲荷神社の境内外摂末社です。
小樽地守稲荷神社の詳細・アクセス方法
- 住所:〒047-0039 北海道小樽市錦町4−10
- 電話番号:0134-22-2591(小樽稲荷神社)
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:24時間(夜は非常に危険)
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし
- マップコード:164 749 417*71
- 公式サイト:なし
小樽地守稲荷神社へのアクセス方法・行き方
小樽地守稲荷神社は、小樽駅から徒歩18~20分くらい、距離にして約1.4kmです。
距離だけ見ると遠く感じると思いますが、北運河の散策や手宮線跡地の見学を兼ねていくとそれほど遠くは感じない距離です。
しかしあまり歩きたくないということであれば小樽駅から北海道中央バス「3 小樽市内本線」「10 高島祝津線」に乗車、「錦町」バス停で下車、そこから徒歩2~3分・約150メートルとなっています。
車の場合、駐車場が無いので出来れば公共交通機関で向かうことをおすすめします。
小樽地守稲荷神社の御祭神とご利益、由緒について
小樽地守稲荷神社の御祭神
小樽地守稲荷神社の御祭神は1柱です。
- 宇迦御魂大神(うかのみたまのおおかみ)
小樽には稲荷神社が数多くありますが、ほとんどが「保食神」であり、宇迦御魂大神を祀っているところは多くはありません。
宇迦御魂大神と保食神は同一視されることもありますが、日本神話では別となっています。
なお小樽稲荷神社は保食神を祀っています。
小樽地守稲荷神社のご利益
御祭神より
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 大漁祈願
等にご利益があると思われます。
小樽地守稲荷神社の由緒・歴史
諸説ありますが、
- 1906年(明治39年):設立年不明の堂が発見される
- 1911年(明治44年):地滑りがおきて死者が出たため、社名を地辷稲荷神社とする
- 1920年(大正9年):社殿が建立される
- 1930年(昭和5年):小樽地守稲荷神社と改称する
(参考 ときどきの記)
元々の建物が神社だったのかどうかわからないのですが、神社としては1911年創祀ということになります。
小樽地守稲荷神社の境内の様子
錦町のバス停から歩いていくと左側に上記の写真の通り、朱塗りの鳥居が見えます。
かなり旧な階段の上に鳥居が建っています。
ここが小樽地守稲荷神社かと思い進んでいくと・・・
雑草が生い茂り道がありません。もちろん社殿らしきものも見えません。
そのため引き返し、30メートルほど進むと神社と思われる建物が見えてきます。
こちらが小樽地守稲荷神社です。
恐らく以前は鳥居と社殿は参道があり繋がっていたと思いますが、長い期間の間にあまり手入れがされなくなり、通れなくなったものと思われます。
階段を上り社殿へと向かいます。
社殿の前はまありスペースがなく、一般的なデジカメだと社殿を前から撮影して全景を撮ることは出来ません。
少し顔が欠けてしまったお稲荷様が社殿の前に鎮座しています。
軒下には「小樽地守稲荷神社」と書かれた社号額がかけられていました。
鈴もきちんとありました。
社殿の戸に上記写真のように御賽銭を入れられる穴がありました。
御賽銭を入れ、鈴を鳴らし、二拝二拍手一拝をしてお参りです。
社殿の前には社務所がありましたが、ほぼ使われていない印象を受けました。
小さな稲荷神社ですが、例大祭には多くの人が訪れます。
近くを通った時には参拝されてみてはいかがでしょうか?
以上、小樽地守稲荷神社についてでした。
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