TEL（スマホOK）：0134-29-2345
マップコード：493 690 470*57 
小樽観光で便利なところにあって食事が美味しく、出来れば温泉もあれば・・・そんなホテルは無いよね？
いえ、あります。それが「運河の宿 おたる ふる川」です。
「運河の宿 おたる ふる川」は、目の前が小樽運河で人気の観光スポットである小樽堺町通りまでも徒歩4分くらいという場所にあります。
小樽駅からも徒歩12～15分という場所にあり、食事も美味しく温泉まである旅館です。
実際に泊まった立場から詳しく写真も多めに解説します。
運河の宿 おたる ふる川の詳細・アクセス方法
- 住所：〒047-0031 北海道小樽市色内１丁目２−１５
- 電話番号：0134-29-2345
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 基本チェックイン・チェックアウト時間：in 15:00/out 12:00
- 宿泊料：1人10000～
- 駐車場：あり（1泊500円）
- マップコード：493 690 470*57
- 公式サイト：運河の宿 おたる ふる川
運河の宿 おたる ふる川へのアクセス方法・行き方
車でも公共交通機関でもともに便利な場所にあります。
車の場合、新千歳空港から約90分、札幌市内からだと1時間弱で到着します。
カーナビの場合はマップコードもしくは電話番号で検索してもらえれば問題なくたどり着けます。
公共交通機関の場合、小樽駅まで行き
- 小樽駅からタクシーで5分ほど
- 小樽駅からバスで小樽運河ターミナルまで、運河ターミナルから徒歩3分ほど
- 小樽駅から徒歩で約800メートル 12～15分くらい
となっています。
ただ徒歩の場合だと行きは下り坂で良いのですが、帰りは上り坂になるので帰りはタクシーを使うのがおすすめです。
また積雪期で荷物が多い場合も大変なので冬季は小樽駅からタクシーを利用されることをおすすめします。
運河の宿 おたる ふる川の外観と足湯
小樽で有名な小樽運河の浅草橋の写真ですが、この左側に少し古川が映っています。
それだけ小樽運河に近い旅館です。
運河のすぐ横から撮影した「運河の宿 おたる ふる川」
運河の宿 おたる ふる川の外観、1階部分は和風の作りで上層階は普通のホテルっぽい作りになっています。
看板が和風なところがポイントです。
旅館の前には足湯があり、誰でも自由に使うことが出来ます。ただし天候が悪い時に閉鎖されていることもあります。
運河の宿 おたる ふる川のロビー（茅場）と共有スペース
中に入るとフロントというよりは帳場という言葉がマッチする和風の作りになっていました。
記帳するスペースの椅子は昔のトランクケースになっているのがおしゃれです。
使われているのかわかりませんが薪ストーブがあって、良い演出です。
レンタルの浴衣もありました。
フロントの奥には「光ラウンジ」というラウンジスペースがあります。クラッシク音楽が流れていて、宿泊者なら自由に使うことが出来ます。
ランプで照らされ落ち着ける雰囲気です。
本もいろいろと置いてあり、夜はここでゆっくりと読書をしながら過ごすのも良さそうです。
時間帯によっては珈琲やワインを無料で飲めるようになっています。
更に奥の階段から2階へ上がるとギャラリーがあり、気付かない人が多いのかほとんど人が来なくて、ゆっくりとした時間が過ごせました。
ここからも小樽運河を見ることが出来ます。
館内にはいろいろなところにステンドグラスを使ったライトや小物があります。
ステンドグラスが好きな人ならこれだけで楽しめると思います。
運河の宿 おたる ふる川の運河一望の部屋
運河の宿 おたる ふる川の部屋は市街地側と運河側がありますが、泊まるのなら断然、運河側です！
今回宿泊した部屋は6階の角部屋、ツインの洋室です。
丸い出窓があり、その前にテーブルが置かれ運河を見ながらくつろぐことが出来ます。
部屋にはかりんとうまんじゅうが置かれていました。
このかりんとうまんじゅうがまた美味しいんですよ！
部屋にはユニットバスがあり、トイレにはウォシュレットもついています。
大浴場として温泉がありますが、温泉まで行くのが面倒とか朝はシャワーだけという人には便利です。またシャンプーとリンスが別になっているのも嬉しいところです。
部屋のベッドにあるランプもステンドグラスでした。もちろん部屋にはWi-Fi完備。
ドレッサーもあるので女性も安心です。冷蔵庫もポットもあります。
足指パッドやコエンザイムQ10の入ったフェイスマスクもあり、女性にも優しいアメニティです。
そして肝心の部屋からの眺めですが下記の写真の通りです。
小樽運河が一望！更にその奥には海も見えます。
小樽運河でも人気の区間にあるのが嬉しいところです。
夜になれば静かな小樽運河を見ながら椅子に座りじっくりと鑑賞出来ます。
運河の宿 おたる ふる川の食事は小樽ならでは
気になる「運河の宿 おたる ふる川」の食事ですが小樽ならではのメニューが並ぶとても美味しい内容でした。
運河の宿 おたる ふる川の夕食
プランにもよりますが、食事は2階の窓側の席に座りながら、小樽運河を見ながらいただくことが出来ます。
食事は18時からいただきましたが時期によってはちょうど夕暮れ時。
夕焼けに染まる小樽運河を見ながら食事はカップルなら雰囲気は最高です。
正面同士で向かい合って座るのではなく、隣同士で座って食事を楽しみます。
なお食事の時間は18時と19時30分の2回から選ぶことになりますが、混雑していると運河側の席を選べなくなることもあります。
テーブルにあるライトはヒマラヤの岩塩のくり抜いて作ったもの。
「春の小樽へようこそ！ごゆっくりとお食事を楽しみくださいませ」というウェルカムカードが添えられていました。季節によって変わります。
今回の食事のお品書きです。かなり細かく説明されています。
もちろん時期によって内容は変化しますが、この時の食事の内容を見てください。
先付は「なばな豆腐（とろろ・豆乳） ささげ、ズワイ蟹塩辛、トマト」
お造りは「岩内産 桜鱒、日高産 サメガレイ、噴火湾産 帆立、噴火湾産 牡丹海老」
このお刺身がどれも美味しいんですよ！もちろんお刺身の内容は季節や仕入れ状況によって変化します。
なおその時に美味しいものを選ぶので必ずしも小樽や積丹産の魚になる訳ではありません。
置かれた海苔と海苔のような鰹節、何に使うんだろう？朝食じゃあるまいし・・・と思っていたら酢飯が用意されます。
この酢飯とお刺身、そして海苔を使い
手巻き寿司にすることが出来ます。
これをパクリ！新鮮なお刺身の手巻き寿司、これが美味しくないわけがありません！
なおご飯はこれだけでは無いので食べ過ぎに注意です。
焼物は「ルスツ産 もち豚肩ロースの低温調理 焼玉葱、紅鮭のお浸し、レモン、マスタードソース」
低温調理なのでやわらかく臭みもなくとても美味しいお肉です。
口代りは「栗麸の白和え 柚子、三つ葉、銀餡掛け」
煮物は「オホーツク産 蟹真薯（かにしんじょ）さらさ蒸し 大根、人参、スナックエンドウ、白髪葱」
蟹真薯がすごく美味。
止肴は「帆立のムースと鮟肝ソース掛け レンコン、糸唐辛子、スプラウト」
御飯は「余市産 釜揚げしらすと高菜の炊き込みご飯 小揚げ、きざみ生姜【道産米 ななつぼし】」
余市産のしらすにななつぼしの組み合わせです。
少量のおこげがまた香ばしく、これが口の中が喜ぶ美味しさ。
ただ割とボリュームがあって全部の釜飯を食べられなかったのですが、夜食用にとおにぎりにしてくれました。
香の物は「なた割大根、しば漬け」
味噌椀は「寿都産 岩もずく 豆腐 小葱 【道産 黒米・黒豆味噌と白味噌ブレンド】」
デザート（菓子）は「やわらかプリンと苺のシロップ掛け（玉子・牛乳・生クリーム・バニラビーンズ） ブルーベリー ホイップクリーム」
どれも非常に美味しくいただきました。
運河の宿 おたる ふる川の朝食
朝食はバイキング形式です。
席は先着順となるので窓側のカウンター席には座れずテーブルでの食事となりました。
運河を見ることができるカウンター席が良い場合は早めに食事処に向かうのがおすすめです。
バイキングの内容は豪華！
和食メニューも洋食メニューもあります。デザートというかフルーツが充実していました。
パンが美味しいんですよ！
飲み物も充実しています。
コーンポタージュも美味しく
牛乳もおいしく
いろいろと乗せすぎて見栄えしない状態ですが、どれも美味しく素晴らしい内容です。
朝から豪華な朝食でした。
運河の宿 おたる ふる川の温泉
運河の宿 おたる ふる川の温泉は1階と2階に1箇所ずつあり、時間帯で男女が入れ替わります。
宿泊した時は1階が男風呂、2階が女風呂に、翌日は1階が女風呂、2階が男風呂となり、両方に入ることが出来るようになっていました。
1階の浴場
お風呂は和風の作りになっています。
ウォーターサーバーもありアメニティもしっかりと揃っています。
嬉しいのはタオルがお風呂場に置かれていること。入浴の度に新しいタオルを使うことが出来ます。
そしてお風呂へ。雰囲気の浴室です。
雰囲気のある岩と木で出来た浴槽は非常に落ち着きます。窓も大きく庭があってゆったりと入れます。
お湯の温度はこの時41度くらいだったかな。循環ろ過の温泉ですが、それほど塩素臭がすることもなくさっぱりとした湯質でした。
洗い場も照明がやや暗めでそれが落ち着ける雰囲気となっています。
露天風呂は屋根がかなりせり出している半露天風呂風になっています。おそらく2階から覗けないようにするために張り出しているのでしょう。
みかんかな？柑橘系の果物が浮かんでいて良い香りの温泉でした。
のんびりと旅の疲れを癒せます。
温泉を出た後は2階の休憩室で一休み。
ここには本やボードゲームが置かれていて休んだり遊ぶことが出来ました。
そして嬉しいのがフリーで飲めるドリンクと冷凍フルーツがあること。もちろん美味しくいただきました。
お風呂上がりの水分補給に嬉しいサービスです。
2階の浴場
2階の浴場に行くとかまくらのような形のものが・・・
蒸し風呂になっています。
これは中に入るしかありません！
暗く広くは無いのですが妙に落ち着ける空間になっていました。
面白いのがシャンプーやリンスの種類！
お好みで使えるようにといろいろな種類が置かれています。
そして露天風呂はこんな感じです。
すだれがあるのは1階から見えないようにするためだと思います。
そしてすだれの間から外を見ると桜が咲いています。訪れたのが4月下旬頃、ちょうど桜の時期になるころで庭に植えられた桜が咲いていました。
なお小樽市内の桜はまだ全然咲いてなかったのですが温泉の熱で暖かいためか、小樽市内より少し開花が早いようです。
思わぬお花見風呂が出来ました。
泉質はph7.5の弱アルカリ性というよりは中性の温泉です。
運河の宿 おたる ふる川の口コミ・評判・評価
実際に泊まった感想は、また泊まりたい！です。
じゃらんや楽天トラベル等の口コミも高評価なものが多く、自信をもっておすすめ出来る温泉旅館となっています。
小樽観光をする上で立地も良いです。
なお「ふる川」は道央エリアで4つの温泉宿を経営してる「株式会社ぬくもりの宿ふる川」という会社が運営しており、どこも高評価の宿となっています。
予約は各宿泊予約サイトから可能です。
なお公式サイトから予約をすると車の場合、駐車場が1泊500円のところ無料となります。また2泊以上の場合、2泊目以降は大人に限り1人1000円OFFとなります（連泊プランは対象外）。
また貸切風呂が無料で入れるプランも公式サイトから申し込むとあります。
詳しくは公式サイトの「公式サイト予約特典」をご覧ください。
以上、「運河の宿 おたる ふる川」についてでした。
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