TEL(スマホOK):0134-32-4111
マップコード:493 631 734*46
旧岡川薬局は、1930年(昭和30年)に建てられた木造3階建ての建物です。
小樽市指定歴史的建造物 No.32になっており、細かい装飾が特徴的です。
現在は(旧)岡川薬局という名称でゲストハウスを、Cafe Whiteという名称でカフェを運営しています。
旧岡川薬局の詳細・アクセス方法
- 住所:〒047-0017 北海道小樽市若松1丁目7−7
- 電話番号:0134-32-4111
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:外観だけなら24時間
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし
- マップコード:493 631 734*46
- 公式サイト:旧岡川薬局
Café White(旧岡川薬局)の詳細
- 電話番号:0134-64-1086
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:金土 11:00~22:00/火水日祝 11:00~20:00(LO30分前まで)
- 定休日:月・木(祝前日は営業)
- カフェ予算概算:500~3500円
- 駐車場:あり(無料)
- マップコード:493 631 734*46
- 公式サイト:Café White(旧岡川薬局)
旧岡川薬局へのアクセス方法
南小樽駅から徒歩6~8分、距離にして約450メートルです。
小樽駅からの場合、小樽駅前バスターミナルより北海道中央バス「16 奥沢線」「1/38/42 ぱるて築港線」のバスに乗車、「若松」で下車、目の前が旧岡川薬局です。
旧岡川薬局の歴史
- 建築年:昭和5年(1930年)
- 構造:木造3階建
岡川薬局は、小樽で有数の「薬種売薬」の老舗です。
本薬局は信香町から奥沢につながる道路に面して建ち、この辺りは小樽の市街地として早くから開かれたところです。
木造モルタル塗り2階建てに、マンサード屋根(2重勾配の屋根)をかけ、ドーマ窓(屋根窓)を設けて屋根裏も使用しています。
工期2年のうち基礎工事に1年をかけたと伝えられ、昭和初期の代表的な木造商店建築といえます。
説明板には上記のように書かれています。
「木造モルタル塗り2階建て」と書かれているのですが、木造3階建てなのか木造2階建てなのか少しわかりにくくなっていますが、2階部分が吹き抜けで回廊上になっていることを考えれば実質2階建ての建物と言えます。
1993年(平成5年)に小樽市の「歴史的建造物」に指定されています。
2017年(平成29年)には小樽市の都市景観賞も受賞しています。
旧岡川薬局の外観の様子
旧岡川薬局を正面から見たのが上記の写真です。
店名が建物に描かれていますが、右から左への横書きで、時代を感じさせてくれます。
その下の電話番号も4桁であり、これもまだ電話を持っている人が少ない時代を感じせてくれる演出に今ではなっています。
上部を見上げてみると窓の周りの装飾と屋根に取り付けられたドーマ窓(屋根窓)が目につきます。
ドーマ窓の上には何かした彫刻が施されています。
角部分の上部にも装飾が行われており、繊細な装飾がところどころで見られます。
1階と3階の間の2階部分といえるところの高さが半分程度の窓も座るとちょうど良い高さのようにもなっています。
この2階の窓部分の手前の石を見てください。
2階部分の窓の手前にある石を見ると内側に上記写真のように木を描いたであろう彫刻が施されていて、パッと見ただけでは気が付きにくいところに装飾を施す粋なはからいが感じられます。
旧岡川薬局をリノベーションして作った「(旧)岡川薬局」はゲストハウスとカフェを兼ねており、面白いのが女性限定ですが、ワーキングスティという制度を行っていることです。
1日4~5時間の労働を行うことで宿泊費が無料になるという制度です。
小樽に3日~1ヶ月程度の旅行というよりは短期滞在を考えている方には嬉しい制度です。
カフェは若い人を中心に人気となっています。
近くを通った時は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
以上、旧岡川薬局についてでした。
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