TEL(スマホOK):0134-32-4111
マップコード:493 690 823*83
旧大家倉庫は、1891年(明治24年)に建てられた木骨石造の1階建ての建物です。
小樽市指定歴史的建造物の記念すべきNo.1に選定されており、小樽運河を歩いているとその大きな石造の倉庫から目を惹く建物となっています。
現在も倉庫として使われていますが、一般開放はされていないため外観のみの見学となります。
旧大家倉庫の詳細・アクセス方法
- 住所:〒047-0031 北海道小樽市色内2丁目3−11
- 電話番号:0134-32-4111
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:外観だけなら24時間
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし
- マップコード:493 690 823*83
- 公式サイト:旧大家倉庫
旧大家倉庫へのアクセス方法・行き方
小樽駅から徒歩10~12分くらい、距離にして900メートルほどです。
小樽駅から出ると上記写真の景色が広がります。この坂道をまっすぐに降りていきます。
上記写真の「運河プラザ」という建物が見えてくるので、この建物にそって左へ曲がって進むと旧大家倉庫が見えてきます。
出来るだけ歩きたく無い!という場合は、小樽駅前のバスターミナルから小樽散策バスに乗車し「運河プラザ」バス停で下車、バス停から3~4分ほどで旧大家倉庫に到着します。
旧大家倉庫だけを見に行くという人は少ないと思うので小樽運河散策の時に見てもらえれば。
車で向かう場合、駐車場はありませんが建物の隣に有料駐車場があります。
旧大家倉庫の歴史について
- 建築年:1891年(明治24年)
- 構造:木骨石造1階建て
石川県出身の海産商大家七平によって建てられ、建物の妻壁に「やましち」の印があります。外壁に札幌軟石を使用し、越屋根と入口部分の二重アーチが特徴です。
その雄大さと独特の姿は運河地区の石造倉庫を代表するもののひとつです。平成14(2002)年に外壁や屋根瓦部分等が修復されています。
説明板には上記のように書かれています。
「やましち」の印とは下記のものとなります。
倉庫の全面と背面、両方にこのマークが記されています。
なお平成14年(2002年)に修復を行ったと書かれていますが厳密には平成13年(2001年)から始まっています。
また1992年(平成4年)には「おもちゃ博物館」として再利用されていたこともあるそうです。
小樽市指定歴史的建造物のプレートには「指定番号 第1号」と記されており、1985年(昭和60年)に小樽市の「歴史的建造物」に指定されています。
旧大家倉庫の様子や外観
小樽運河にはいくつか橋がかかっていますが、竜宮橋辺りから旧大家倉庫を撮影すると上記写真のように前と横、両方の面を撮影することが出来ます。
正面から撮影したい場合は、道の反対側・小樽運河側から撮影しないと全体は撮影出来ません。
出来れば午前中に撮影すると順光で綺麗に撮影出来ます。
上の部分を見ると旧大家倉庫を作った「大家七平」氏の七の字を象ったやましちの印が見えます。
小樽運河側には2つの入口があり、アーチ状の美しい形状が印象的になっています。
側面を見ると上部に窓があることがわかります。
反対側に回ると入口は1つで前面と同じく入口の上にはアーチ状の装飾が行われており、その上に4つ、窓のようなものがあります。
旧大家倉庫が建てられた時代、小樽周辺では漁業で財をなした人は鰊御殿を建て、海運業で財をなした人は大きな倉庫を建てる傾向があり、富の象徴として大きさを競い合う傾向にあったそうです。
小樽運河でひときわ大きな倉庫であり目を惹く旧大家倉庫、小樽運河散策の時には是非見てくださいね。
コメント