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【旧名取高三郎商店】小樽市指定歴史的建造物 第7号・現 大正硝子館 本店/ ナトリ株式会社 小樽支店

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TEL(スマホOK):0134-32-4111

マップコード:493 690 262*21

旧名取高三郎商店

旧名取高三郎商店は、1906年(明治39年)に建てらてた木骨石造階建ての建物です。

小樽市指定歴史的建造物 No.7になっており、袖壁と重厚な2階の窓を囲う扉が印象的な建物です。

現在、1階は大正硝子館 本店として、2階は旧名取高三郎商店が元となったナトリ株式会社小樽支店として利用されています。

旧名取高三郎商店の詳細・アクセス方法

  • 住所:〒047-0031 北海道小樽市堺町1丁目1−8
  • 電話番号:0134-32-4111
  • スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
  • 営業時間:外観だけなら24時間
  • 定休日:なし
  • 入場料:なし
  • 駐車場:なし
  • マップコード:493 690 262*21
  • 公式サイト:旧名取高三郎商店

大正硝子館 本店の詳細

  • 電話番号:0134-32-5101
  • スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
  • 営業時間:9:00~19:00
  • 定休日:不定休(基本 無休)
  • 入場料:なし
  • 駐車場:あり(3台)
  • 公式サイト:小樽 大正硝子館

大正硝子館 本館は、和風の硝子器を中心に小樽市内で製作された手作り硝子の展示販売を行っています。

駐車場3台は前を流れる用水路側の奥になります。

建物のすぐ隣の駐車場はナトリ株式会社の駐車場でありナトリ株式会社の駐車場です。

旧名取高三郎商店へのアクセス方法・行き方

小樽駅から徒歩12~15分くらい、距離にして約1kmです。

公共交通機関の場合、小樽駅前バスターミナルから小樽散策バス等、小樽運河ターミナル方面行きのバスに乗車、「小樽運河ターミナル」で下車、そこから徒歩1分となっています。

なお小樽運河を散策しながら歩いてくるのがおすすめです。

旧名取高三郎商店の歴史

旧名取高三郎商店 小樽市指定歴史的建造物説明板

  • 建築年:明治39年(1906年)以降
  • 構造:木骨石造2階建

山梨県出身の銅鉄金物商名取高三郎が、明治37(1904)年の稲穂町大火後に建てた店舗で、裏手に住宅や倉庫を連ねていました。

角地に建ち、西側と南側に開いた形で防火のための袖壁(うだつ)を設けています。

外壁には札幌軟石が使用されており、上部壁体を鉄柱で支える構造となっています。小樽の明治後期の代表的商家建築といえます。

説明板には上記のように書かれています。

名取高三郎を見出したのが叔父にあたる今井喜七と言われています。

元々、今井喜七より任せられたのがきっかけで名取高三郎商店を作ったと言えます。

この話はナトリ株式会社のホームページで詳しく説明されています。

>創業者 名取高三郎 伝 | ナトリ株式会社

旧名取高三郎商店 小樽市指定歴史的建造物プレート

1985年(昭和60年)に小樽市の「歴史的建造物」に指定されています。

旧名取高三郎商店の様子と外観の特徴

旧名取高三郎商店

旧名取高三郎商店を正面から見たところです。まだ大正硝子館 本店は開店していない時間帯です。

旧名取高三郎商店

夜はライトアップはされませんが、前にある街灯で浮かび上がるように見えます。

旧名取高三郎商店

旧名取高三郎商店の特徴とも言えるのが上記写真の左側に写っている壁・袖壁です。うだつ(梲)とも呼ばれています。

なぜこんな壁が取り付けられているかと言えば、旧名取高三郎商店が建てられる2年前に小樽で大火災があり、火事になった時に少しでも延焼を食い止めるために取り付けられています。

明治37年の大火災以降に建てられた建物によく見られる特徴となっています。

旧名取高三郎商店

正面だけでなく反対側にも取り付けられています。

旧名取高三郎商店

もう1つの特徴が2階の窓部分の扉です。とても重厚な扉です。

旧名取高三郎商店

袖壁に取り付けられた「ナトリ株式会社 小樽支店」の看板も特徴と言えますが、その袖壁の柱になっている石柱に施されている彫刻も特徴の1つです。

旧名取高三郎商店

裏側にある石柱にも同様の模様が刻まれています。

旧名取高三郎商店

旧名取高三郎商店の裏側です。表面の暖簾のような幕にも上が○で囲まれ、その下に一と描かれています。「㊤一」(機種依存文字を含む)です。

これは旧名取高三郎商店の屋号として使われていたものです。

なおこの裏側の横には金賞コロッケ&手作りの店があるので、小腹が空いた時に少し何か食べたい!という時におすすめです。

金賞コロッケ&手作りの店

実際に食べてみましたがとても美味しかったです。

金賞コロッケ&手作りの店

小樽にはいろいろと美味しいものがあるからとお腹を空かせていることも多いと思いますが、お腹を空かせすぎると逆にあまり食べれなくなりますよね。

だからこそ軽く食べたい・・・という方に特におすすめです。

旧名取高三郎商店

もう1つ、地味だけど注目して欲しいのが鬼瓦です。

旧名取高三郎商店 鬼瓦

側面から見た屋根の鬼瓦です。新しいので交換されていると思いますが、雲形模様があるきちんとしたものが使われています。

旧名取高三郎商店 鬼瓦

下の屋根の鬼瓦にも雲形が使われています。

旧名取高三郎商店

青空と旧名取高三郎商店の組み合わせはとても絵になります。

旧名取高三郎商店 大正硝子館 本館

旧名取高三郎商店の1階の店舗「大正硝子館 本館」の店内の様子が上記写真です。

美しい硝子器が並べられているので見るだけでも楽しめます。発送も行っているので気に入ったものがあれば購入されてみてはいかがでしょうか?

以上、旧名取高三郎商店についてでした。

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