TEL(スマホOK):0134-61-1050
マップコード:493 660 412*22
小樽に宿泊したい、でも出来るだけ安いところが良い、そして出来れば個室が良いけど、少しは交流もしたい・・・
そんな我儘を叶えてくれるのが小樽の有名観光地「堺町通り」のメルヘン交差点から徒歩7~10分の距離にある「Little Barrel(リトルバレル)」です。
Little Barrelはドミトリー形式の相部屋形式から2~6人までの個室まで取り揃えたゲストハウスです。
築100年ほどの歴史的建造物をリノベーションしたとても可愛らしいゲストハウスで小樽旅行におすすめの宿泊施設。
実際に泊まった立場から詳しく写真を多めに解説します。
Little Barrelの詳細・アクセス方法
- 住所:〒047-0024 北海道小樽市花園3丁目4−17
- 電話番号:0134-61-1050
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- チェックイン:16:00~22:00 /チェックアウト 8:00~11:00
- 定休日:なし
- 宿泊費:2000円~
- 駐車場:あり(有料)
- マップコード:493 660 412*22
- 公式サイト:Little Barrel
Little Barrel(リトルバレル)へのアクセス方法・行き方
Little Barrel(リトルバレル)へは
- 小樽駅:徒歩17~20分、距離にして約1.5km
- 南小樽駅:徒歩9~12分、距離にして約700メートル
小樽駅からはやや離れていますが、小樽の人気観光スポットである堺町通りの「メルヘン交差点」からは徒歩7~10分、距離にして約500メートルです。
出来るだけ歩きたくないという場合は、小樽駅バスターミナルから北海道中央バス「3 小樽市内本線/6 望洋台線」「16 奥沢線」「1・38・42 ぱるて築港線」に乗車、「花園公園通」バス停で下車、そこから徒歩6~8分くらい、距離にして500メートルほどです。
車やバイク、自転車の場合は駐車場・駐輪場もあります。
ただし駐車場・駐輪場は有料です。下記は1泊分の料金です。
- 駐車場 4~11月 500円
- 駐車場 12~3月 700円
- バイク:200円
- 自転車:無料
Little Barrel(リトルバレル)の外観と歴史について
Little Barrel(リトルバレル)は、元々は小樽花園病院という建物で、建築年は1924年(大正13年)という築100年近い歴史的な建造物でした。
2006年頃までは病院としてそのまま使われていましたが、その後は会社の事務所等として使われていたのですが2017年頃からは空き家となってしまいした。
その建物をリノベーションして2018年にゲストハウス「Little Barrel(リトルバレル)」として再び歴史が始まりました。
でも、元病院って何か怖いイメージが…という人もいるかもしれませんが、そんな雰囲気は一切なく、むしろ明るい健全なイメージしかありません。
築100年ほど経過している建物なので歴史を感じられる風格があります。上記の写真は入口です。
入口の上を見ると漆喰でしょうか?特徴的な彫刻のようなマークがあります。
Little Barrel(リトルバレル)の入口とリビング
Little Barrel(リトルバレル)の入口
入口の玄関から入ったところ、大正・昭和初期の木造の学校といった感じでしょうか。
反対側から入口を見たところ、下駄箱があってまさに昔の学校という雰囲気です。
入って左側には2階に上がる階段にも歴史を感じさせてくれます。
右側を見ると塗装が剥げていかにも時代を感じさせてくれるドアがあります。
このドアを開けると共用のリビング・ダイニングとなっています。
Little Barrel(リトルバレル)のリビング・ダイニング
入ると左側にカウンターがあり、上記写真のようにテーブルやソファが置かれています。
宿泊者同士で交流を行うことが出来るようになっています。
小樽ビールも扱っていて、宿泊者同士で軽く飲み合う機会もあるかもしれません。
昔のタイル張りのバス(風呂)がインテリアとして置かれているのが変わったところです。
インテリアも可愛いものからレトロなものまでいろいろと置かれていて楽しめます。
Little Barrel(リトルバレル)の階段と廊下
築100年ほどのLittle Barrel(リトルバレル)、廊下や階段にも味わいがあります。
一番大きな階段
大正から昭和初期に建てられた学校で過ごした人なら懐かしい感じがするでしょう。
廊下も木の床が郷愁を誘う造りになっています。
雰囲気の良い建物なのでいろいろ見学するのも面白いですよ。
Little Barrel(リトルバレル)のトイレ
1室を除いて、Little Barrel(リトルバレル)のトイレは共用となっています。
1階入口の奥にあるトイレは車椅子のまま入れる広いトイレ
各階には他にも上記写真のような一般的なトイレが設置されています。
2階には上記写真のように並んだトイレもあり、上記写真は男子トイレで、女子トイレは男子トイレとして完全に分かれているところもあるので、女性も安心です。
トイレはきちんと掃除されていて清潔でした。
Little Barrel(リトルバレル)のシャワールームとアメニティ
Little Barrel(リトルバレル)は基本的にシャワールームのみです。
ただし有料で貸切風呂もあります。
シャワールームのシャワーブースは4つです。
手前の1つが男性専用、2つ目が男女兼用、そして壁とカーテンで仕切られた奥に女性専用のシャワーブースが2つとなっています。
シャワールームには洗面台も置かれていています。
ドライヤーはPanasonicのナノイーです。
紙コップが置かれているのも嬉しいところです。
ハンドソープと綿棒も置かれています。
女性に嬉しいのがコットンパフも置かれていることです。
シャワーブースは手前に脱衣所がついています。
シャワールーム自体は広くはありません。また感覚的にですが男性でBMIが30以上、女性で35以上あるときついかも…という広さです。つまり太りすぎているときつい広さです。
シャワーブースにはシャンプー・コンディショナー・ボディソープが置かれています。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープはKracieのZIRAでした。
シャワーを実際に使ってみた感想は水圧はやや弱く感じるかもしれませんが、それほど弱い訳でなく十分とも言えます。
冬場は寒いのでは?と思うかもしれませんが、シャワーブースそのものが狭いので締め切るとサウナのように暑くなり5分もシャワーを浴びていれば汗が出るくらいなので大丈夫です。
タオルについては、個室に泊まればバスタオルがついていますが、ドミトリー(相部屋)だとありません。
レンタルだと100円です。
ボディタオル(フェイスタオル)はともについて無く、100円で販売されています。
出来るだけ節約ということであればタオル類は持ってくるようにしてください。
歯ブラシやひげ剃りもついてないので必要に応じて持ってきてください。
歯ブラシは100円で販売されていました。
Little Barrel(リトルバレル)の部屋・客室
今回宿泊したのは2人までの個室でシングルユースでした。
価格は当時(2019年10月)平日で3000円という安さ!もちろん時期や祝前日・土曜日等で金額は変わりますがかなりお得です。
上記写真が泊まった部屋、広くはありませんがシングルベッドが2台置かれています。
狭いと言えば狭くベッドしか無い部屋ですが個室でこの価格で泊まれるのなら非常にコストパフォーマンスが良いと言えます。
暖房器具も当然ありますが、エアコンが無いため夏場は少しキツイかもしれません。
ベッドの横にはベッドライトとコンセント
コンセントの口は2つと携帯(スマホ)充電用のUSB用のソケットがついているので、スマホ用のUSBケーブルを持ってこれがそのまま充電可能です。
枕は柔らかめなので硬めが好きな人は少しキツイかもしれません。
なお上記の部屋以外に1~6人まで泊まれる個性的な部屋がいくつかあります。
またドミトリー形式はカーテンで仕切られた相部屋で、安い時期なら1泊2000円くらいから宿泊することが出来ます。
詳しくは公式サイトのRoomsで確認してください。
なお今回泊まった部屋は1階ですが2階の部屋だと海が見える部屋もあります。
上記写真は2階の廊下の窓から見た景色です。晴れていれば遠くに小樽の海が見えます。
Little Barrel(リトルバレル)のキッチン
Little Barrel(リトルバレル)はキッチンもあり自由に使えます。
一通りの調理器具と食器は揃っています。
小樽で連泊で出来るだけ安くしたい!という方ならここで自炊をするのも良いでしょう。
Little Barrel(リトルバレル)から徒歩4~5分のところにコンビニとコープ(スーパーマーケット)もあるので買い物も不便ではありません。
食器類は上記の写真の通りです。もちろん電子レンジもついています。
冷蔵庫もついています。
Little Barrel(リトルバレル)の朝食
Little Barrel(リトルバレル)の宿泊料は嬉しいことに朝食付きです。
と言っても簡易的なものですが、朝は軽くトーストで良いという人なら十分です。
Little Barrel(リトルバレル)でカットしたと思われる美味しい食パンは食べ放題
高級オーブントースターであるバリュミューダでトーストすれば非常にふっくらとした美味しいトーストの出来上がりです。
マーガリンと2種類のジャムが用意されています。
果物とゆで卵もついています。
珈琲は当然ですが、嬉しいことに牛乳とオレンジジュースもついていました。
美味しい食パンとゆで卵、そしてオレンジジュースと牛乳、それほど朝は食べないという人には十分です。
Little Barrel(リトルバレル) 注意点と備考
Wi-Fiと喫煙所について
Little Barrel(リトルバレル)ではWi-Fiが用意されています。
速度は計測したところ15~30Mbpsが多く、早くはありませんがYouTubeの動画くらいなら問題なく見れるレベルでした。
なお全館禁煙です。喫煙したい場合は外に出て玄関横の喫煙所で吸うことになります。
冬場だと外での喫煙は相当きついので、タバコを吸う人は冬場以外の方が良いでしょう。
音について
今回泊まった時に隣の部屋や外の音はそれほど気になりませんでしたが、昔の建物なので、それほど防音は良い訳ではありません。
またドミトリー(カーテンでの仕切りはあるものの相部屋)だと隣の人の寝息やいびきはどうしても聴こえるので気になる人だと普通のホテルに宿泊するのが良いでしょう。
音は耳栓をしたり気にならないという人向きではあります。
23時以降は静かにする
リビング・ダイニングは23時以降の使用が禁止されています。
また23時以降は玄関にロックがかかります。
ロックの解除方法はチェックイン時に教えてもらえるので、23時以降朝7時まではロックを自分で解除して入ることになります。
解除方法を忘れて23時以降に外に出ると入れなくなることもあるので注意してください。
コンビニは徒歩1分
Little Barrel(リトルバレル)から徒歩1分のところにコンビニ(ローソン)があります。
そのため、何か食べたくなった時にも非常に便利です。
ただし基本的に客室での飲食は禁止されています。
Little Barrel(リトルバレル)の口コミ・評判・評価
実際に泊まった感想は、この価格(今回はツインのシングルユースの個室)で3000円ということを考えれば非常に安く、また泊まりたいと思いました。
宿泊予約サイトでは楽天や外資系の宿泊予約サイトから予約が可能になっていますが、どの宿泊予約サイトでもかなりの高評価と口コミになっています。
各宿泊予約サイトでも高評価なのは納得です。
ただし、狭いということで低評価をつけている人もいます。
確かに大きな荷物がおけるスペースはほぼ無い部屋もあるのですが、個室でこの価格である以上は致し方ないかな?と思います。
荷物はそれほど多くなく音もそれほど気にならない人向けではあると言えます。
ゲストハウスで人と接するのが好きな人には好まれますが、人と接するのが嫌いな人には向いてないとも言えますが、それなら個室を借りて部屋にいれば回避出来ます。
とにかく安く、でもおしゃれで可愛いところに泊まりたい!という人にはおすすめ出来る宿泊施設です。
以上、Little Barrel(リトルバレル)についてでした。
なお、小樽でホテルや旅館に泊まりたいという方にイチオシは小樽運河前にある「おたる ふる川」です。
温泉もあり食事も美味しくロケーションも良い本当におすすめ出来る温泉ホテルです。
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