TEL(スマホOK):0134-22-7984
マップコード:493 574 636*48
熊碓神社は、小樽市桜の高台に鎮座する見晴らしの良い神社です。
毎年7月初旬頃にお祭りが行われますが、参道の先に伸びる屋台が壮観で、多くの人が訪れます。
普段はとても静かな落ち着ける神社です。
熊碓神社の詳細・アクセス方法
- 住所:〒047-0156 北海道小樽市桜5丁目26
- 電話番号:0134-22-7984
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:参拝だけなら24時間(ただし夜は危険)
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし(若干の駐車スペースはあり)
- マップコード:493 574 636*48
- 公式サイト:熊碓神社
熊碓神社へのアクセス方法・行き方
熊碓神社へは車が便利です。ただし駐車場が無いため、路上駐車になりますが、駐車禁止にはなっておらず、スペースはそれなりにあります。
- 小樽駅からはおよそ20分、約7km
- 札幌からは札樽道「朝里IC」を降りて10分くらい、約3km
公共交通機関の場合、小樽駅から北海道中央バス「6 望洋台線」に乗車、「桜町」バス停で下車、そこから徒歩約10分、距離にして約550メートルです。坂道なので少々時間がかかります。
なお、お祭り等の行事が行われる時は一般車は進入禁止になるのでご注意下さい。
熊碓神社の御祭神とご利益、由緒
熊碓神社の御祭神
熊碓神社の御祭神は2柱です。
- 保食神(うけもちのかみ・稲荷神)
- 大物主大神(おおものぬしのおおかみ・金毘羅様)
熊碓神社のご利益
御祭神から
- 商売繁盛
- 大漁祈願
- 五穀豊穣
- 航海安全
- 海難救済
- 縁結び・恋愛祈願
等にご利益が期待出来そうです。
熊碓神社の由緒・歴史
- 1815年(文化12年):現在の銀鱗荘(旧猪俣邸)の斜面中腹に稲荷神社として創立
- 1875年(明治8年):村社に列格される、その頃旧熊碓小学校付近に遷座する
- 1879年(明治12年):旧熊碓小学校の東側に遷座する
- 1913年(大正2年):金比羅神社を村社に廃合することになり社殿を遷座、稲荷神社から熊碓神社に改称
- 1920年(大正9年):山奥であったため疎遠になることを嫌い再び元の場所に遷座
- 1953年(昭和28年):宗教法人となる
- 1959年(昭和34年):この地区の鎮守として町内一望の場所がよいと旧金比羅神社跡地に遷座する
- 1973年(昭和48年):社殿を改築し、新社殿に遷座する
かなり移転・遷座を繰り返したことになります。
熊碓神社の境内の様子
坂道を上がってくると突き当りに熊碓神社があります。
立派な鳥居がありそこから階段が参道としてあります。
左右にある石灯籠は昭和4年と記されていたので、1929年に置かれたことになります。
急勾配の階段を上っていくと社殿が近づいてきます。
社殿の両脇には狛犬様が鎮座していました。
正面から撮影すると階段から見上げて撮ることになるため全景は後ろから撮影しています。
愛嬌のある顔立ちの狛犬様です。
狛犬様の前には手水鉢がありました。金を○で囲っている文字が掘られています。
金比羅神社時代のものと思われます。
社殿の前にはあまりスペースがなく、アオリ気味でしか撮影出来ません。
社号額は縦書きで「熊碓神社」と記されています。
社殿の戸に穴が開いており、ここから御賽銭を入れるようになっています。
御賽銭を入れ、二拝二拍手一拝をしてお参りです。
境内にはいくつかの碑があり、その1つが「馬頭観世音碑」です。
もう1つは全景は見えませんが「金毘羅」という文字が見えるので金比羅神社だった頃に設置されたものかと思います。
社殿の横に建物がありますが、社務所とは書かれておらず「熊碓神社 参集所」と記されていました。
熊碓神社へ行こう!
社殿前から振り返るとまっすぐに伸びた坂道が見え、その奥には海も見えます。
冬になり木々の葉が落ちると海まで美しく見えるようになります。
初夏から秋にかけては木々が茂るため途中まで降りて来ないとよく見えませんが、海が見える素敵な神社です。
階段を降りたところから撮影したのが上記の写真です。お祭りの時にはこの見えている道に屋台がずら~っと並び盛大に行われます。
元々は上記写真の中央より左側の白い建物がある銀鱗荘(旧猪俣邸)の中腹にあったとされていますが、割と距離があることがわかります。
最近では「聖樹のパン」という漫画でも登場している熊碓神社、地元の方は「桜の熊碓神社」ということが多いそうです。
御朱印はありませんが美しい景色が見られる神社です。是非、参拝に訪れてくださいね。
以上、熊碓神社についてでした。
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