TEL(スマホOK):0134-32-4111
マップコード:493 661 699*17
旧木村倉庫は、1891年(明治24年)に建てられた木骨石造2階建ての建物です。
小樽市指定歴史的建造物 No.21になっており、重厚な石造りが印象的な建物です。
現在は北一硝子三号館としてガラス器の販売店及び喫茶店として使用されており中を見ることも出来るようになっています。
喫茶店「北一ホール」については下記記事をご覧ください。
旧木村倉庫の詳細・アクセス方法
- 住所:〒047-0027 北海道小樽市堺町7−26
- 電話番号:0134-32-4111
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:外観だけなら24時間
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし
- マップコード:493 661 699*17
- 公式サイト:旧木村倉庫
北一硝子三号館の詳細
- 電話番号:0134-33-1993
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:8:45~18:00(カフェのラストオーダーは17:30・Cafe&Bar九番倉は11:00~17:00)
- 定休日:元旦
- 入場料:無料(カフェは注文が必要)
- 駐車場:提携駐車場あり(2000円以上お買い上げで2時間無料)
- 公式サイト:北一硝子
提携駐車場は下記Google Mapを参考にしてください。北一硝子三号館より少し手前(一方通行につき手前と表現)にあります。
*提携駐車場マップコード:493 661 758*64
旧木村倉庫へのアクセス方法・行き方
- 小樽駅から徒歩20~25分・約1.6km
- 南小樽駅から徒歩8~10分・約700メートル
小樽駅よりは南小樽駅の方が近くなっています。
出来る限り歩きたくないということであれば、小樽駅前バスターミナルより「おたる散策バス」に乗車、「北一硝子前」で下車、そこから徒歩1分弱となっています。
ただし旧木村倉庫だけが目的では無い場合、旧木村倉庫のある堺町通りは小樽の観光スポットなので「小樽運河ターミナル」もしくは「メルヘン交差点」でバスを降りて、堺町通りを散策しながら旧木村倉庫を見るのがおすすめです。
旧木村倉庫の歴史
- 建築年:明治24年(1891年)
- 構造:木骨石造2階建
小樽港の繁栄を示す大規模な石造倉庫で、当初は鰊漁場の中継倉庫でした。
内部は中央廊下をはさんで二つの倉庫に分けられ、その廊下には港から引き込まれたトロッコのレールが今も残されています。
昭和58(1983)年、内部空間を生かした硝子店舗に再利用され、ほかの石造倉庫の転用を促進させました。
説明板には上記のように書かれています。
元々小樽やその周辺は鰊漁で栄えた街だったので、その中継地点として海に近いこの場所に中継倉庫が作られたのも自然な流れだったと言えます。
1991年(平成3年)に小樽市の「歴史的建造物」に指定されています。
1988年(昭和63年)には小樽市の都市景観賞も受賞しています。
倉庫内にある通路には上記写真の通り、倉庫・建物・地域の歴史について説明書きがありました。
旧木村倉庫の外観の様子と特徴
旧木村倉庫は、小樽の堺町通りに面しています。
また道道17号線「臨港線」にも面しており、道路の両側から見ることが出来ます。
一般的には堺町通りを歩いて来る人が多くなっているので、上記写真の右側の入口から中に入る人が多くなっています。
倉庫の上部を見てみると「北一」の文字が目立ちますが、もちろんこれは後に取り付けられたものです。
その下の窓部分にあたる扉の錆具合が時代の流れを感じさせてくれます。
1階部分の鉄の扉が開いていることが多いのですが、中にはステンドグラスとなっています。これも後に取り付けられたものですが、時代を感じる建物とステンドグラスの組み合わせは素敵です。
旧木村倉庫の館内の様子
では中へ入っていきます。
中に入ると石造りの風格がより感じられます。
アーチ型の入口に取り付けられた鉄の扉もまた重厚さを感じさせてくれます。
そして中の廊下部分へ。写真右側が北一ホールというカフェで、左側が北一硝子の店舗となっています。
店舗の中はいろいろなガラス器が並べられ、小樽でしか買えない北一硝子が数多く並んでいます。
ここで注目して欲しいのが廊下の床部分のレールです。
小樽市指定歴史的建造物の説明板にも書かれている通り、港から引き込まれたトロッコを運ぶためのレールです。
ここに100年以上もレールが残っていると考えると歴史を感じずにはいられません。
カフェである北一ホールにも是非立ち寄ってみてください。
照明は167個もの石油ランプを使っています。
詳しくは北一ホールの記事をご覧ください。
旧木村倉庫を見に行こう!
歴史を感じられ、そして美しいカフェもある旧木村倉庫、小樽に来られた時は是非、立ち寄ってください。
ガラス器が好きな人ならなお楽しめる場所です。隣と隣の建物も北一硝子で館内で繋がっています。
ついついガラス器に見とれて1時間以上も見てしまうことも…
以上、旧木村倉庫についてでした。
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