TEL(スマホOK):0134-22-7984
マップコード:493 555 028*58
張碓稲荷神社は、小樽市春香町にある17世紀に創建された歴史ある神社です。
北海道神社庁に登録されている神社名は「稲荷神社」ですが、小樽だけでも「稲荷神社」は複数あるため一般的には「張碓稲荷神社」(はりうすいなりじんじゃ)と呼ばれています。
木々が多い夏は無理ですが晩秋から春にかけては境内から海も見える場所にあります。
張碓稲荷神社の詳細・アクセス方法
- 住所:〒047-0265 北海道小樽市春香町291
- 電話番号:0134-22-7984
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:参拝だけなら24時間
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし(駐車スペースはあり)
- マップコード:493 555 028*58
- 公式サイト:張碓稲荷神社
張碓稲荷神社へのアクセス方法・行き方
張碓稲荷神社へは車が便利です。
小樽駅からは概ね30分弱、距離にして15kmほどです。札幌からは高速道路を使えば概ね30分くらい、距離にして25kmほどです。一般道で向かうと40分くらいです。
駐車場はありませんが、若干の駐車スペースはありました。
公共交通機関の場合、小樽駅からJR北海道バス「宮65/快速65:小樽線」に乗車、「西春香」バス停で下車、そこから徒歩2~3分ですが交通量の多い道を横断するので十分に気をつけてください。
もしくは札幌市の地下鉄駅「宮の沢駅」からJR北海道バス「宮65/快速65:小樽線」に乗車に乗車、「西春香」バス停で下車、そこから徒歩4~5分となっています。
張碓稲荷神社の御祭神とご利益、由緒
張碓稲荷神社の御祭神
張碓稲荷神社の御祭神は2柱です。
- 保食神(うけもちのかみ)
- 豊受大神(とようけおおかみ)
元々は保食神のみでしたが、合祀により豊受大神が加わりました。
張碓稲荷神社のご利益
保食神及び豊受大神から
- 商売繁盛
- 五穀豊穣
- 開運厄除
等にご利益がありそうです。
張碓稲荷神社の由緒
- 1690年(元禄3年)創立
- 1869年(明治2年)再建
- 1875年(明治8年)村社に列格する
- 1936年(昭和11年)現在地に移転遷座する
- 1953年(昭和28年)宗教法人になる
- 1981年(昭和56年)社殿を改修し社務所を改築する
- 1985年(昭和60年)和宇尻稲荷神社と合祀、豊受大神を祀る
- 2000年(平成12年)社殿改築
1690年に創建され、その後一旦途絶えたものの明治2年に再建されています。
和宇尻稲荷神社は、小樽の山である和宇尻山にあった神社とされています。
張碓稲荷神社の境内の様子
札幌と小樽を繋ぐ国道5号線沿いに張碓稲荷神社は鎮座しています。
国道5号線から続く参道を歩いていくと黒い鳥居と社号標が建っています。
鳥居の奥に社殿が見えます。
社号標は比較的新しく縦書きで「張碓稲荷神社」と刻まれています。
鳥居をくぐり社殿へと向かいます。
手水舎はありますが、ブルーシートが被せされ、使うことは出来ないようになっていました。
手水舎の隣に社務所はありますが、普段は誰もいないようです。
10段ほどの階段を上り社殿へ
それほど大きくは無い社殿ですが、風雪を耐えてきた貫禄がありました。
社殿にはきちんと鈴もついています。
鈴の後ろには社号額があり「張碓稲荷神社」と描かれています。
賽銭箱は表に出ていません。
扉の一部に上記写真のように穴があり、ここが賽銭口となっているのでここから御賽銭を入れます。
御賽銭を入れ鈴を鳴らし二拝二拍手一拝でお参りです。
振り返ると参道が見えます。晩秋になると木々の葉が落ち、上記写真の正面から右側にかけて海が見えるようになります。
石灯籠や狛犬様、お稲荷様は置かれていないシンプルな作りの神社です。
お祭りは露店こそ出ませんが地域で毎年6月の第一日曜日に神輿渡御が行われています。
北海道神社庁の張碓稲荷神社の例祭日は6月第2日曜日となっていますが、ここ数年では第一土曜日・日曜日に行われています。
- 2019年は6月1日2日
- 2018年は6月2日3日
- 2017年は6月3日4日
以上、張碓稲荷神社についてでした。
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