TEL(スマホOK):なし
マップコード:164 836 247*27
出羽三山神社は、小樽の赤岩山の麓、山中海岸へ抜ける途中にある神仏習合の神社です。
登山者くらいしか滅多に来ない場所にありますが、「出羽三山神社小樽教会」もあり修行をしている方が住んでいるようで人は常にいます。
境内には三十三体もの仏像が並び少し不思議な空間となっています。
出羽三山神社の詳細・アクセス方法
- 住所:〒048-2671 北海道小樽市オタモイ4丁目
- 電話番号:なし
- 営業時間:24時間(夜は非常に危険)
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:あり
- マップコード:164 836 247*27
- 公式サイト:なし
出羽三山神社へのアクセス方法・行き方
出羽三山神社へは、車が便利です。小樽駅付近からだと15分くらいで到着します。途中、細い道を通るので注意して下さい。
公共交通機関の場合、小樽駅前バスターミナルから北海道中央バス「8 おたもい線 / 38 おたもい・ぱるて築港線」に乗車、「おたもい交番」バス停で下車、そこから徒歩15分くらい、距離にして約750メートルです。坂道なので平坦な場所に比べると時間がかかります。
出羽三山神社の御祭神とご利益、由緒
出羽三山神社の御祭神
出羽三山神社の流れを組むため御祭神は下記のようになるはずです。
- 月読命
- 伊氐波神
- 稲倉魂命(羽黒権現)
- 大山祇神
- 大己貴命
- 少彦名命(湯殿山権現)
正式な資料が無いため実際は異なるかもしれません。
出羽三山神社のご利益
御祭神から
- 海上安全
- 五穀豊穣
- 諸願成就
- 商売繁盛
- 安産祈願
- 子宝祈願
- 恋愛成就
- 交通安全
等、いろいろなご利益がありそうです。
出羽三山神社の由緒・歴史
明治期、山形県からの移住者が、山形県では一般的だった出羽三山神社を、この地で祀ったことに始まると言われています。
山形県の出羽三山神社は山岳信仰であり、神仏習合であり滝行等の修行も兼ねており、小樽の出羽三山神社も山岳信仰であり修行の場となっています。
出羽三山神社の境内の様子
車が来るとすれ違うことが難しい細い坂道を車で上がっていくと上記写真の建物が見えてきます。この建物の奥が出羽三山神社です。
この前に駐車させていただきます。
横に長い朱塗りの鳥居があり奥に社殿が見えます。
右側を見ると石で作られた仏像が33体並んでいます。
仏像の上を見ると番号がそれぞれ振られています。
社殿は赤く塗られ目立つ建物となっていました。
ここで修行をされている方もいるので人と出会うことがあります。
もし出会ったら挨拶をして「参拝させて下さい」と伝えれば、丁寧に「はい、ご苦労さまです」と笑顔で答えてくれます。
社殿の上部には社号額というよりは看板に近いもので「小樽 出羽三山神社」と描かれていました。
また縦書きの看板で「出羽三山神社小樽教会」とも記されています。
お賽銭箱があるので御賽銭を入れて、二拝二拍手一拝をして参拝です。
社殿の隣には境内社がありました。
狛犬様やお稲荷様ではなく、お地蔵様だと思われる石像と不動明王と思われる石像が並んでいます。
一礼して鳥居へと進み、鳥居の前でも一礼してお社へと向かいます。
こちらも赤く塗られたお社で2つの社号額?がかかっています。
南赤岩八大龍大神と正一位稲荷大明社と記されています。
こちらのお社は「鳴神龍神」と言われているそうですが、真偽がよくわかりません。
鈴を鳴らし
御賽銭を入れて二拝二拍手一拝をして参拝です。
参道の右側には休憩出来るように椅子とテーブルのセットが置かれていました。
ここは小樽海岸自然探勝路の途中にあるため、たまにトレッキング・登山スタイルの人が通り過ぎます。
そういう人たちが休めるようにもしてくれています。
冬季は危険なので行かない方が良いですが、近くを通った時は参拝されてみてはいかがでしょうか?
以上、出羽三山神社についてでした。
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