TEL(スマホOK):0134-32-4111
マップコード:493 661 463*40
旧魁陽亭は1896年(明治26年)以降に建てられた木造2階建ての建物です。
小樽市指定歴史的建造物 No.2になっており、明治時代のまさに料亭といえる建築です。
2019年11月現在、ホテル等を伴った新しい飲食店を目指し2022年開業予定で工事が行われています。
そのため近くでの見学は出来ないようになっています。
旧魁陽亭の詳細・アクセス方法
- 住所:〒047-0015 北海道小樽市住吉町4−7
- 電話番号:0134-32-4111
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:遠方からの外観だけなら24時間
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし
- マップコード:493 661 463*40
- 公式サイト:旧魁陽亭
旧魁陽亭へのアクセス方法・行き方
JR南小樽駅から徒歩5~6分ほど、距離にして約450メートルです。
小樽駅前バスターミナルから「おたる散策バス」に乗車、「メルヘン交差点」で下車、そこから徒歩2~3分ほどです。
旧魁陽亭
現在、工事中のため小樽市指定歴史的建造物の看板の写真は撮影出来ませんが、下記のように書かれています。
- 建築年:明治29年(1896年)以降
- 構造:木造
明治初期に開業した料亭で、亭名は創業期の魁陽亭から開陽亭、海陽亭とかわっています。
建物は大半が大正期の増築ですが、2階大広間「明石の間」は、明治29年大火類焼時の再建と推定されています。
同39(1906)年11月、日露戦役による樺太国境画定会議後の大宴会がここで開かれるなど日本史の舞台にも登場し、政財界など多くの著名人が訪れています。
魁陽亭・開陽亭・海陽亭と漢字は変わっても読み方が同じで続いてきているのは珍しいと言えるでしょう。
それだけ読み方だけでも名前を変えにくいほどの小樽の歴史がここに集まっているからと言えます。
魁陽亭という名前が出てきたのは江戸時代末期の安政年間(1854~1860年)と言われています。
そして現在の場所に魁陽亭としての建物が出来たのは明治7~13年(1874~1880年)と言われています。
1985年(昭和60年)に小樽市指定歴史的建造物に選定されています。
旧魁陽亭の外観
残念ながら旧魁陽亭は現在、工事中のためほとんど見ることが出来ません。
入口にチェーンがはられ、立入れないようになっています。
入口の柱には「海陽亭」の表札?がかかっています。
全く見られない訳ではなく、小樽市指定歴史的建造物「猪股邸」の前などから多少、見ることは出来るようになっています。
2018年の末に旧魁陽亭の再建プランが株式会社インフィニットルミナスのグループ会社である「株式会社 魁陽亭」から発表され、2022年開業予定であることが発表されています。
ただそれから1年経過した2019年末の状況を見て、まだ工事等は本格的には行われていないように感じます。
小樽市指定歴史的建造物「旧共成(株)」の辺りからも旧魁陽亭の様子は伺えます。
木々に隠れている部分もありますが、非常に大きな和風住宅という感じが受けられます。
2022年以降のオープンに期待して、しばらくは待ちましょう。
以上、旧魁陽亭についてでした。
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