TEL(スマホOK):なし
マップコード:493 608 668*86
柾里神社は、朝里の海岸線近くの林の中にひっそりと佇む神社です。
廃社のような感じもするようですが、時折手入れはされているようです。
ただし本当にこの先に神社があるのだろうか?と不安になるような笹藪の中にあります。
行かれる場合は自己責任で行くようにしてください。
柾里神社の詳細・アクセス方法
- 住所:〒047-0151 北海道小樽市朝里4丁目 -7
- 電話番号:なし
- 営業時間:参拝だけなら24時間(ただし夜はたどり着けないでしょう)
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし(若干の駐車スペースはあり)
- マップコード:493 608 668*86
- 公式サイト:なし
柾里神社へのアクセス方法・行き方
柾里神社へは車が便利ですが、駐車場はありません。若干の駐車スペースはあるので、近隣に迷惑にならないように駐車してください。
公共交通機関の場合、JR函館本線「朝里駅」から徒歩10分くらいですが、道があるような無いようなところを通るのでかなり大変です。
神社の参拝に行くというよりは、藪の中、探検に行く気分になります。
柾里神社の御祭神とご利益、由緒について
柾里神社の御祭神
柾里神社の御祭神は3柱です。
- 保食神(うけもちのかみ)
- 川裾大明神(かわすそだいみょうじん・合祀による)
- 八大龍王神(はちだいりゅうおうしん・合祀による)
柾里神社のご利益
御祭神から
- 商売繁盛
- 五穀豊穣
- 大漁祈願
等にご利益があると言えます。
柾里神社の由緒、歴史
- 1893年(明治26年):柾里の浜に漁業関係者の守り神として稲荷神社を創建する
- 1937年(昭和12年)頃:現在地へ移転・遷座する
- 1990年(平成2年):川裾大明神・八大龍王神を合祀する
上記は北海道神社庁誌より抜粋
一部サイトでは350年前に創建されたとか、1800年代初頭に創建されたという記載がありますが、未確認情報です。もちろん北海道神社庁誌にも間違いはあるので、どの説が本当に正しいのかは不明です。
また松前神楽が小樽で最初に伝承された場所という説もありますが、仮に伝承されたのが350年前だと小樽最古の神社と同時期に建立されたことになり小樽史が変わります。
柾里神社へのルートと境内の様子
朝里駅近くの踏切を渡り、左側を見ると階段になっているところがあります。
この階段の道を上がっていきます。
階段を上り終えたところで振り返った景色が上記写真です。
階段を上り終えたらそのまままっすぐ進むと墓地が見えてきます。
朝里墓地の中へ入っていくと墓地とは反対側に山道のように見えるところがあります。
道なのかどうか不安になりますが、この先へと進んでいきます。
倒木があったりすることもあります。
しばらくすると笹薮の奥になにか建物が見えます。これが柾里神社です。
訪れたのは10月中旬くらいですが、笹薮が枯れている雪解けした4月中旬以降に行くのが良いかもしれません。
笹薮をかき分けて先に進みます。
どうにか柾里神社に到着です。
社殿の横には、川裾大明神と八大龍王神の碑がありました。
川裾大明神と八大龍王神の碑は元々は朝里村神居古潭に慶応3年(1867年)に建立された川裾神社の御祭神でした。
社殿が朽ち果て、放置されていたのを心痛めた関係者が平成2年に柾里神社に合祀しています。
合祀した際には、有志により遷座祭も開催されたそうです。
境内からは朝里の海が見えます。
元々は稲荷神社であった柾里神社なので社殿は赤く塗られていますが、かなり塗装は落ちてきていました。
鈴はついており、音もなりました。
社殿は古く小さいもののきちんと木を組んで作っていることが伺えます。
春を終えた時にはかなり笹薮が茂っており、マダニも出るため行くのであればマダニに刺されないように長袖で露出が少ない状態で行くことをおすすめします。またマムシが出ることもあるので注意して下さい。
以上、柾里神社についてでした。
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