TEL(スマホOK):0134-32-4111
マップコード:164 659 807*17
天上寺本堂は、1890年(明治23年)に建てられた木造1階建てのお寺です。
小樽市指定歴史的建造物 No.49になっており、まさしくお寺!という格式の高い造りとなっています。
現在も天上寺本堂として使われています。
天上寺本堂の詳細・アクセス方法
- 住所:〒047-0021 北海道小樽市入船4丁目32−1
- 電話番号:0134-32-4111
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:外観だけなら24時間
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:あり(無料)
- マップコード:164 659 807*17
- 公式サイト:天上寺本堂
浄土宗 天上寺 詳細
- 電話番号:0134-23-0975
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 参拝時間:8:00~17:00
- 拝観料:無料
- 駐車場:あり(無料)
- 参考サイト:全国善光寺会 天上寺
天上寺本堂へのアクセス方法・行き方
南小樽駅から徒歩18~23分くらい、距離にして約1.3kmです。
もしくは小樽駅前バスターミナルより北海道中央バス「24 山手中通線」に乗車、「北ガス前」バス停で下車、そこから徒歩1分ほどで天上寺の山門(入口)です。
なお天上寺のみを目的として小樽観光をする人は少ないと思います。
他の寺社を巡ったり小樽市指定歴史的建造物をめぐると思いますので、バスの本数の少ない「24 山手中通線」よりは、小樽駅前バスターミナルから北海道中央バス「3 小樽市内本線」「16 奥沢線」「1/38/42 ぱるて築港線」に乗車、「花園公園通」バス停で下車して小樽公園を散策しながら向かうのがおすすめです。
車の場合、駐車場は山門(入口)をくぐった先にあります。
天上寺本堂の歴史
- 建築年:明治23年(1890年)
- 構造:木造1階建
この本堂は、明治23(1890)年に入船十字街近くに建立され、その後、大正4(1915)年に現在地へ移築されました。
その外観は、長野県の善光寺の外観を模した入母屋妻入り、軒下に裳階(もこし)を付けています。
内部は、中央に設けられた柱列で、外陣と内陣に分けられ、その奥に阿弥陀三尊が安置されています。
説明板には上記のように書かれています。
天上寺の創建自体は明治13年(1880年)で明治15年(1882年)に天上寺を公称しています。
1994年(平成6年)に小樽市の「歴史的建造物」に指定されています。
上記の小樽市指定歴史的建造物のプレートは本堂の右側にありますが、わかりにくいので探すかもしれません。
天上寺の様子
天上寺の入口は上記写真の通り立派な山門があります。
正確には「浄土宗 紫雲山 天上寺」というようです。
山門の左側には「南無阿弥陀佛」と書かれた石碑が置かれています。
少し長い坂道を参道を歩いていくと階段で道がわかれています。
1つが「天上寺」と書かれた建物
もう1つの少し長い階段が天上寺本堂へ階段となります。
ただこの辺りには仏像が数多く置かれているので、是非みてください。
6体の仏像が並んでいるところ
法然さま
慈母観音
アフロ様
少し長い階段の上には「法然上人誓願像」が設置されています。
「法然上人誓願像」の奥に天上寺本堂があります。
本堂の前には「南無阿弥陀佛」と刻まれた大きな石碑があります。
お昼くらいにいくとちょうど逆光で綺麗に撮影出来ないので、少し早めの時間に行くのがおすすめです。
説明板で「裳階」という言葉が出てきましたが、裳階とは仏堂、塔、天守等で、軒下壁面に付いた庇状構造物のことです。 通常、本来の屋根の下にもう一重屋根をかけるかたちで付けるものです。上記写真を見てもらえばわかる通り、屋根の下に屋根がある形になっていますが、これが裳階です。
天上寺本堂で是非みて欲しいのが、軒下の阿吽や象の木造が取り付けられているところです。
すごく精細で、且つ生きているかのような迫力があります。これなら邪鬼も逃げ出しそうです。
本堂に取り付けられた扁額は右から左への横書きで「天上寺」と描かれています。
上の方を見ると中央に「天」と刻まれた天上寺の紋章?がついていました。
ただ寺院内には葵紋がところどころ取り付けられています。
善光寺は「立ち葵」という紋章を使っていますが、なぜか三つ葵に変化してしまったかな?と予想しています。
明治時代に作られた立派な本堂、時間があれば是非見てください。
以上、天上寺本堂についてでした。
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