TEL(スマホOK):0134-22-6278
マップコード:164 689 844*68
カトリック富岡教会は、1929年(昭和4年)に建てられた木造一部鉄筋コンクリート造3階建ての建物です。
小樽市指定歴史的建造物 No.70になっており、重厚且つ荘厳な美しい教会建築物です。
名称は「カトリック小樽教会 富岡聖堂」変わりましたが、現在もカトリック系の教会として使用されています。
カトリック富岡教会の詳細・アクセス方法
- 住所:〒047-0033 北海道小樽市富岡1丁目21−25
- 電話番号:0134-22-6278
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:特に設定無し(常識の範囲内で)
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:あり(無料)
- マップコード:164 689 844*68
- 公式サイト:カトリック小樽教会
館内(聖堂)は終日、見学可能で写真撮影も自由となっていますが、ミサ等の神事が行われている間は規制されます。
カトリック富岡教会へのアクセス方法・行き方
小樽駅から徒歩15~20分くらい、距離にして約1.1kmです。半分以上は上り坂になるので、歩いていくと少しきつい距離となります。
出来るだけ歩きたくない場合は、小樽駅前バスターミナルより北海道中央バス「7 最上線」に乗車、「商大通」バス停で下車、そこから徒歩3~4分くらい、距離にして200メートルでカトリック富岡教会の入口となります。
わずかにより近いバス停はありますが、商大通で降りた方が下り坂が多いため楽にアクセス出来ます。
カトリック富岡教会の歴史
建築年:昭和4年(1929年)
構造:木造一部鉄筋コンクリート造3階建
小樽におけるカトリックの布教は明治15(1882)年に始まり、数度の聖堂建設を経て昭和3(1928)年現在地に起工し、翌年6月30日に献堂式を挙げました。
正面玄関部の尖塔アーチから十字架を掲げた八角小塔にいたる上昇感を強調した建物で、外観は主にゴシック様式を取り入れています。
2階にある礼拝堂には、色ガラスを組み合わせたアーチ窓から柔らかな光が入り、神聖な空間となっています。
説明板には上記のように書かれています。
港町と教会という組み合わせは非常にマッチしており、小樽と教会の組み合わせも非常にあった組み合わせと言えます。
2004年(平成16年)に小樽市の「歴史的建造物」に指定されています。
2013年(平成25年)には小樽市の都市景観賞も受賞しています。
カトリック富岡教会の外観の様子
地獄坂と呼ばれる坂道の途中にカトリック富岡教会はあります。
少し坂道を上って徐々に迫ってくる建物は本当に荘厳で迫力があります。
小樽の中心地からは微妙に離れているため、ここまで観光に来る人も少なく、こんな立派な建物があることをあまり知られていないことは非常に残念に思います。
非常に美しい外観で、本当に教会建築物はこういうものだ!と思える建物です。
玄関を取り囲む石とその奥にある木製のドアが時代を感じます。
玄関の上にはXPと刻まれたところがあります。これは「パックス」と意味しており、
「キリスト」のギリシア語Χριστοςの最初の2文字Χ(キー)・Ρ(ロー)を、同じ形のラテン文字に置き換えたもので、キリスト教を意味します。
その上にはすりガラスで色味のあるガラスがアーチ状にあります。
更にその上にはキリスト像が設置されています。
キリスト像を囲うようにある円柱も印象的でした。
そして見張り台のようなところがあります。
そして一番上には十字架が置かれ、教会ということがひと目でわかります。
教会の前にマリア像が組まれた石の中に置かれていました。
その上の窓も色味のあるすりガラスで教会らしさを演出しています。
側面を見ると窓はステンドグラスになっているのがわかります。
こういう建物の近くから風景を見るとまるで日本では無いような感じを受けます。
非常に美しい外観の建物です。
カトリック富岡教会の中・礼拝堂の様子
カトリック富岡教会の礼拝堂は自由に見学して良いことになっています。
礼拝堂は2階にあるので靴を脱いでスリッパに履き替え、2階へと進みます。
館内も時代を感じる造りです。
2階礼拝堂の前
銅板のレリーフが物凄く印象的です。
窓ガラスのステンドグラスにもマリア様とキリストの絵柄がありました。
中へ入ると神聖な空気に包まれ、ここが教会であることを更に強く印象付けられます。
ステンドグラスの窓から差し込む灯りは暖かく柔らかい光となっています。
祭壇の左右に置かれた2つの像
キリストを抱いたマリア像とキリスト像
祭壇の中央部分
振り返ってみると後ろの中央上部に十字架に張り付けられたキリストがいるのがわかります。
また壁にはいろいろなキリスト教に関するレリーフが飾られています。
芸術性の高いものも多く思えます。
平日であれば誰もいない時が多く、静かな神聖な空間の中でゆっくりと過ごすのも良いのではないでしょうか?
以上、カトリック富岡教会についてでした。
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