TEL(スマホOK):0134-32-4111
マップコード:493 661 548*70
旧戸出物産小樽支店は、1926年(大正15年)に建てられた木造一部煉瓦作3階建ての建物です。
小樽市指定歴史的建造物 No.41になっており、小樽のメルヘン交差点のランドマークにもなっています。
現在はスーベニールオタルカンというお土産屋さんとして利用されています。
旧戸出物産小樽支店の詳細・アクセス方法
- 住所:〒047-0021 北海道小樽市入船1丁目1−1
- 電話番号:0134-32-4111
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:外観だけなら24時間
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし
- マップコード:493 661 548*70
- 公式サイト:旧戸出物産小樽支店
スーベニールオタルカンの詳細
- 電話番号:0134-27-0077
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:夏季 9:00~19:00 / 冬季 9:00~18:00
- 定休日:年中無休
- 入場料:なし
- 駐車場:なし
- 公式サイト:なし(企業サイトはこちら)
旧戸出物産小樽支店へのアクセス方法・行き方
南小樽駅から徒歩7~10分くらい、距離にして約600メートルです。
公共交通機関の場合、小樽駅前バスターミナルから「おたる散策バス」に乗車、「メルヘン交差点」で下車、そこから徒歩1分ほどです。
旧戸出物産小樽支店だけを見るという人はいないと思うので、バスで来るか南小樽駅から歩いてきて、そのまま堺町通りを散策して小樽運河や手宮線跡地を経由して小樽駅に向かうのがおすすすめのコースです。
旧戸出物産小樽支店の歴史
- 建築年:大正15年(1926年)
- 構造:木造一部煉瓦造3階建
この建物は、富山県に本店のある戸出物産の小樽支店として新築されました。
入船七叉路(メルヘン交差点)の一角にあり、外観は左右非対称で、窓周りに垂直性を意識した意匠が施されています。
旧社屋裏に煉瓦造3階建の倉庫が続き、一体で活用されています。
1階室内には、鉄製の円柱が並び、柱の上に肘木をのせ、2階の床組を支えています。
説明板には上記の通り、書かれています。
富山県に本店のある戸出物産は明治29年(1896年)創業の合繊織物メーカーでしたが、残念ながら2014年に倒産してしまい今は無い会社となります。
しかし、企業名が歴史的建造物として遠く離れた北海道・小樽で残るというのは凄いですね。
1993年(平成5年)に小樽市の「歴史的建造物」に指定されています。
旧戸出物産小樽支店の外観の様子
左右大正の建物が多い小樽の歴史的建造物の中で非対称の旧戸出物産小樽支店は少し変わった建物と言えます。
3階建てですが一部4階建てと言っても良いような左右非対称が印象的です。
裏側に回ってみると煉瓦造り3階建ての建物があり、こちらの方が古く歴史がある建物のように見えます。
途中を繋ぐ建物も歴史を感じることが出来ます。
旧戸出物産小樽支店を正面から見た時の窓の上下部分にひし形の模様があるのがわかります。
何のマークなのかはわかりませんが、戸出物産に関するマークだったのでしょう。
旧戸出物産小樽支店の館内の様子
旧戸出物産小樽支店は、現在「スーベニール オタルカン」というお土産屋さんになっています。
奥には「サンリオ」のキャラクターグッズを販売しているコーナーもあります。
2階へと上がる階段の手摺は当時のものかわかりませんが風合いがありました。
2階には万華鏡ギャラリーがあり「日本最大規模」と宣伝しています。万華鏡が好きな人なら楽しめるスペースとなっています。
メルヘン通りでお土産を探すのなら立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
以上、旧戸出物産小樽支店についてでした。
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