TEL(スマホOK):0134-32-4111
マップコード:493 690 206*68
旧北海雑穀株式会社は、1907年頃(明治40年頃)に建てられた木骨石造2階建ての建物です。
小樽市指定歴史的建造物 No.85になっており、建物の両側にある袖壁が印象的な作りとなっています。
現在は「小樽硝子の灯 彩や」というとんぼ玉等の硝子アクセサリーを販売したり、実際に作ることが出来る体験工房となっています。
旧北海雑穀株式会社の詳細・アクセス方法
- 住所:〒047-0027 北海道小樽市堺町1−18
- 電話番号:0134-32-4111
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:外観だけなら24時間
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし
- マップコード:493 690 206*68
- 公式サイト:旧北海雑穀株式会社
小樽硝子の灯 彩や 詳細
- 電話番号:0134-61-1100
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:9:30~18:00(冬季は10:00~17:00)
- 定休日:無休
- 入場料:なし(体験工房は550円~)
- 駐車場:なし
- 公式サイト:小樽 硝子の灯・彩や
小樽硝子の灯 彩やではとんぼ玉制作等の体験が出来ます(この店舗ではとんぼ玉とオルゴールのみ)
公式サイトやじゃらんから予約が可能です。
またよく割引クーポンが出ていて1~3割相当の割引が出来ることもあります。
必ずじゃらんの割引券を事前にチェックしてくださいね。
旧北海雑穀株式会社へのアクセス方法・行き方
小樽駅から徒歩13~15分、距離にして約1.1kmです。
公共交通機関の場合、小樽駅前バスターミナルから小樽散策バス等、小樽運河ターミナル方面行きのバスに乗車、「小樽運河ターミナル」で下車、そこから徒歩2~3分となっています。
ただしバスで来るよりも小樽駅から小樽運河を経由して来る方が小樽観光を楽しめます。
旧北海雑穀株式会社の歴史
建築年:明治42年(1909年)以前
構造:木骨石造2階建
この建物は、木材の骨組みの外側に軟石を積んだ木骨石造と呼ばれる構造で、瓦葺の切妻屋根、開口部には鉄扉が納められています。
また、正面両脇には、小屋根付きの袖壁が設けられています。2階には竿縁天井や床の間があり、和室の面影が残っているほか、彫刻模様付きのカーテンボックスや上げ下げ窓が取り付けられており、和洋折衷の意匠になっています。
堺町通りに建つ明治時代の貴重な建物のひとつです。
説明板には上記のように書かれています。
建築年ですが、明治42年以前という曖昧な書き方がされていますが、以前は明治40年と断定的に書かれていました。それを明治42年以前という書き方にしたのはちょっと不思議に思えます。
2017年(平成29年)に小樽市の「歴史的建造物」に指定されています。
現在(2019年10月現在)、小樽市指定歴史的建造物は85番まであります。ということでこの建物が現時点で一番新しく登録された建物ということになります。
旧北海雑穀株式会社の様子や外観の特徴
旧北海雑穀株式会社を正面から見たのが上記の写真です。
一番の特徴は建物両脇にある袖壁(そでかべ)です。「うだつ」ということもあります。
通常、2階部分のみに取り付けていることが多いのですが1階から2階まで通しての袖壁は小樽でもあまり見かけることが無い希少な作りです。
袖壁は明治37年(1904年)以降に作られた建物に多く見られる特徴です。理由は明治37年に小樽で大火災がありかなりの建物が無くなりました。その教訓として飛び火を少しでも防ぐために袖壁をつけた建物が増えたと言われています。
旧北海雑穀株式会社の袖壁は瓦もついた小屋根付きなのが特徴です。袖壁の柱にも模様が施されておりこだわりが見られます。
左右対称で取り付けられている袖壁の小屋根、美しい作りです。
小さいながらも鬼瓦も取り付けられています。雲形を象った小樽でよく見られる鬼瓦ですが、比較的新しいので交換は定期的に行われているものと思われます。
1階部分の袖壁の柱にも模様が刻まれています。また各窓には鉄製の扉が取り付けられてるのも印象的です。
防犯対策だったのか、それとも他の理由からだったのか少し気になります。
非常に特徴的な建物なので近くを通った時は是非、じっくりと見てください。
以上、旧北海雑穀株式会社についてでした。
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