TEL(スマホOK):0134-32-4111
マップコード:164 869 013*82
小樽海岸自然探勝路(赤岩海岸側)は、小樽の海の絶景スポットが続く散策路(探勝路)です。
山道を歩きますが、スニーカー以上の靴なら気をつければ歩くことも出来るコースになっています。
少し変わった小樽の観光スポットを探している方におすすめの穴場的スポットです。
小樽海岸自然探勝路について
小樽海岸自然探勝路は小樽の海岸線を歩く散策路です。
小樽の海岸線の切り立った崖の上に作られた山道(散策路)を歩けるようになっていて切り立った崖の上から小樽の海の絶景と切り立った岩などを眺められるようになっておりおすすめの観光スポットです。
ただし端から端まで歩くと約5.5km、往復だと11km以上のコースとなり、バスで移動するにしても約7kmを歩くことになるため、気軽に歩ける距離ではありません。
でも1~2時間くらいでサクっと絶景を楽しみたい!という方におすすめなのが今回紹介する赤岩駐車場からピークとなるテーブル岩(テーブルリッジ・下赤岩山 展望台)までを往復するコースです。
上記写真の「現在地」と書かれたところから右側の「下赤岩山」と書かれたところくらいまで歩くコースです。
上記の写真の「現在地」と書かれたところから左側を歩くコースです。
駐車場からピークとなるテーブル岩まではゆっくり写真を撮りながら進んでも45~60分くらい、普通に歩けば30分ほどで到着します。
往復で60~120分とピクニック気分で行ける時間で往復が可能です。
もちろん危険が0のコースではありませんし、コースを外れると崖から落下する危険性もあるので、気をつけなければいけませんし自己責任で行くべき場所です。
何よりこの辺りはロッククライミングが有名で、週末ともなるとロッククライミングに来る人も多くなっています。
出来れば登山靴が理想的ですが、ソールが厚めのスニーカーでも大丈夫です。
小樽海岸自然探勝路・赤岩駐車場の詳細・アクセス方法
- 住所:〒047-0047 北海道小樽市祝津4丁目
- 電話番号:0134-32-4111
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:24時間(夜は非常に危険)
- 定休日:無休(ただし5~10月くらいまでが安全)
- 入場料:なし
- 駐車場:あり
- マップコード:164 869 013*82
- 公式サイト:小樽海岸自然探勝路(赤岩海岸側)
小樽海岸自然探勝路・赤岩駐車場へのアクセス方法・行き方
小樽海岸自然探勝路・赤岩駐車場へは車が便利です。
ただし途中の道がかなり凹凸がある道のため車高の低い車だと車の底をすることもあるので注意して下さい。
公共交通機関の場合、小樽駅前バスターミナルより北海道中央バス「11 祝津線/ 12 赤岩線」のバスに乗車、「赤岩2丁目」バス停で下車、そこから徒歩30分くらい、距離にして約1.4kmです。
上り坂がずっと続くのでバス停から歩いていくのは少し大変なので車で行くことをおすすめします。
もしくはバスで向かう場合は往復ではなく、そのままおたる水族館に抜けてしまって、帰りはおたる水族館の前からバスで帰路につくのが良いでしょう。
小樽海岸自然探勝路(赤岩海岸側)の様子とコースタイム
今回は非常にゆっくりと歩いて約95分ほどでした。
- 10:45:赤岩駐車場出発
- 10:52:赤岩山白龍神社を通過
- 11:07:赤岩駐車場とテーブル岩中間地点を通過
- 11:30:下赤岩山展望台・テーブル岩 到着
- 12:00:下赤岩山展望台・テーブル岩 出発
- 12:20:赤岩駐車場 到着
健脚な人なら長い休憩をしなければ1時間もかからずに往復出来ます。
赤岩駐車場に10時30分頃に到着、小樽駅周辺でレンタカーを借りて10時に出発したとしても30分もあれば到着します。
トイレもありますが、正直なところあまり使いたくないところですので、事前にどこかでしてきた方が良いでしょう。
準備をして赤岩駐車場を10時45分に出発
ここは霊場でもあったので観音様等の石像がずっと置かれています。
緩やかな坂道を歩いていきます。
最初は道幅もありますが徐々に狭くなっていきます。
途中、弘法大師の石像もありました。
3分も歩くと建物が見えてきます。
赤岩山白龍神社です。せっかくなので安全祈願で参拝していきましょう!
ここにも多くの仏像が置かれています。
この辺りから徐々に木々の間に海が見えてきます。
ここからは階段と坂道が入り混じった登山道となります。
10時52分、赤岩山白龍神社から再出発
木々の間から海と切り立った崖が見えてくるようになります。
崖側には安全柵が設置されています。
10時57分、最初の展望スポットとも言える場所に到着します。
奥まで行くかどうかは、あなた自身の問題です。ただし先に行くと凄い絶景!
晴れた日ならすごく青い小樽の海を一望出来ます。
下を見ると断崖絶壁とも言える切り立った場所であることがわかります。
ここから先、所々にこういうスポットがあります。
切り立った崖と小樽の青い海のコントラストが本当に美しいのですが、すぐ前は切り立った崖で怖いのも確かです。
再び探勝路を歩いていくと案内板がありました。
駐車場から350メートル、目的地の下赤岩山まで350メートルという中間地点であることを示すものです。
この時の時間は11時7分、駐車場を出発してから22分が経過していました。あまり写真を撮らず途中の神社で参拝もしなければ健脚な人なら10分で到着出来る距離です。
途中、ロッククライミングをしている人もいました。
切り立った岩の上に立つ人、よくあんなところに立てるな~と思いながら先へと進みます。
途中、少しコースを外れると上記写真のような崖もあります。
途中の一番安全な展望スポットへ到着
写真を撮りながらゆっくりと進んできたのでここに到着したのが11時19分、出発してから34分です。
柵の先は切り立った断崖絶壁な場所です。
少しだけ先に進み下を見下ろすと青い海の上を通る船がよく見えます。
西側を見ると赤岩山とその奥にかすかにですが積丹の山々が見えます。
ここまで来ると目的地のテーブル岩まで後少しです。
途中切り立った崖の上に石碑と仏像が見えました。よくあんなところに設置したものです。
そして目的地であるテーブル岩・下赤岩山展望台に到着です。
到着した時間は11時30分、駐車場からゆっくり休みながら写真も撮り、参拝もして45分です。早い人なら20分足らずで到着します。
この先に進むのであれば自己責任で。
風が強い日や雨の日は行かないことをおすすめします。ただこの先からが絶景ゾーンです!
先に来ていた外国人のグループがテーブル岩の上に腰掛けて休んでいました。
テーブル岩の上にある波切不動尊
はしごが置いてあるので、はしごを使いながらテーブル岩の上に上ります。
そしてテーブル岩からの眺めです。
地球は丸い!ということが何となくわかるくらいに水平線が広がっています。
岬のように広がっているところは祝津パノラマ展望台やおたる水族館、小樽市鰊御殿、日和山灯台がある高島岬です。
人がいない状態のテーブル岩の先端
若い人なら勢いで先端まで行って座れるかもしれませんが、怖くて先端まで行って座ることは出来ませんでした。
一応、テーブル岩の下に人1人なら立てるスペースはあるのですが、怖くてとてもではありませんが降りられません。
しかし、ここからの眺めは本当に絶景です!
切り立った奇怪な岩と青い海
望遠レンズで切り立った岩の上にたつ石碑を撮影
上記写真が仏像
海のすぐ近くや海の中に立つ切り立った岩
真ん中に穴が空いている窓岩
そして高島岬、白い建物は「ホテルノイシュロス小樽」というホテルです。
景色を見ながらゆっくりしていたら12時近くに
朝4時から開店している鱗友朝市で購入してきたはんぺん揚げを食べて絶景を楽しみました。
せっかく小樽に来ているのだから地元のものを食べたい!ということであれば朝早くから開店している市民市場である鱗友朝市で食べ物を買ってきて食べる、もしくは朝食を鱗友朝市で済ませてくるというのがおすすめです。
高島岬の方を再びみます。上記写真の左側に写っている海の中にある小さ岩場は「トド岩」と呼ばれる小さな島です。
冬2月くらいになると野生のトドがこの岩場で越冬するそうです。
海の中から少し顔を出す岩と海の中にある岩場も透明度が高い海なので見ることが出来ます。
美しい小樽の海を見て気分も最高潮!
そして12時に折り返しを始めます。
帰りも所々美しい景色を見ながら
そして12時20分に赤岩駐車場に到着、帰りはゆっくり写真も撮りながら歩いてきましたが、20分で降りて来られました。
小樽海岸自然探勝路に行く時の注意点
小樽海岸自然探勝路へ行く時の注意点はいくつかあります。
靴は最低でもソールの厚いスニーカー以上の靴で
既に書いてありますが、ソールの薄いスニーカーだと小石を踏んだりすることもあるので怪我をしかねません。
最低限、ソールの厚いスニーカー以上の靴を、出来れば登山靴で行くようにしてください。
熊の心配は少々、それよりはマムシ
この辺りは山ですが熊(ヒグマ)を見たという報告はほとんど無いエリアなので、熊の心配はほぼありません。もちろん野生動物のヒグマなので絶対に無いとは言い切れません。
ただヒグマよりも気をつけて欲しいのがマムシ・蛇です。
訪れた時もマムシを見ました。
マムシで死亡まで至る例は少ないものの噛まれると激しい痛みや呼吸困難を引き起こすこともあります。
特に夏から秋はマムシが噛むことが多くなるので十分に気をつけてください。
一応、柵の外は立ち入り禁止
柵の外やテーブル岩は小樽市としては立ち入り禁止としているエリアです。
落ちれば普通に死ねる高さです。あくまでも行く場合は自己責任で細心の注意を払っていくようにしてください。
また自然景勝地なので絶対にゴミを置いてくるようなことはしないようにしてください。
撮って良いのは景色だけ、残して良いのは想い出だけ、というキャッチフレーズもありますが、まさにこの通りです。
以上、小樽海岸自然探勝路についてでした。
なお海側からこの断崖絶壁の景色を見たい!という場合は「小樽 青の洞窟クルージング」がおすすめです!
海からしか見ることが出来ない絶景を楽しむことが出来ます。
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