TEL(スマホOK):0134-29-3131
マップコード:493 690 712*42
小樽海上観光船 あおばとは、小樽運河近くの小樽港第3埠頭から、おたる水族館のある祝津まで、そして祝津から先のオタモイ海岸を周遊する観光船です。
小樽第3埠頭から祝津までは、移動手段としても使われており、片道800円という低料金で小樽の海を楽しめるようになっています。
小樽海上観光船あおばとの詳細とアクセス方法
小樽海上観光船あおばとは2箇所の乗船場があります。
小樽港第3埠頭(小樽駅に近い乗場・小樽運河近く)
- 住所:〒047-0007 北海道小樽市港町4−4
- 電話番号:0134-29-3131
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:9:30~17:00(夏休み中は18:00・乗船時間は後述)
- 定休日:10月下旬~4月中旬(冬季休業)
- 入場料:乗船料は後述
- 駐車場:なし(近くに有料駐車場あり)
- マップコード:493 690 712*42
- 公式サイト:小樽海上観光船
祝津港チケット売場
- 住所:〒047-0047 北海道小樽市祝津3丁目
- 電話番号:0134-29-3131
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:始発30分くらい前から最終の船の出発時間まで
- 駐車場:なし(近くのおたる水族館の駐車場利用をおすすめ)
- マップコード:493 842 037*26
*祝津港チケット売場から乗船場までは500メートル近く距離が離れています。ゆっくり歩くと10分近くかかるので、注意してください。
小樽海上観光船あおばとの料金
小樽海上観光船 あおばとの料金は下記の通りです。
ただこれだけ見ても今ひとつ、料金がわかりませんよね。
小樽海上観光船 あおばとは、小樽港第3埠頭から祝津港を経由してオタモイ周遊航路に向かいます。
つまり
- 小樽港第3埠頭⇔祝津港:片道800円・往復1600円
- 祝津港からオタモイ周遊航路:1600円
この組み合わせで料金が変化します。
例えば
祝津港→オタモイ周遊航路→祝津港→小樽第3埠頭なら
1600円+800円=2400円
という計算になります。
全部に乗ると3200円ですが、割引となって3000円となるという仕組みです。
なおクレジットカード払い・QRコード決済は出来ないので現金のみの支払いとなります。
小樽海上観光船 あおばとの乗船時間
小樽海上観光船 あおばとの乗船時間は時期により変化します。
基本的に小樽港出発は小樽港第3埠頭からは
- 午前:10:00からと11:00
- 午後:13:00・14:00(15:00)・16:00(17:00)
の1日5便です。
オタモイ航路は5便の内、11時と14時(15時)、夏休み期間や土日祝日は13時の回もオタモイ航路を周ります。
10時と16時(17時)のコースはオタモイ航路を周らない第3埠頭⇔祝津港の往復便となりますので、注意してください。
なお最盛期等には増便して臨時便を運航することもあります。詳しくは公式サイトで確認してください。
小樽港第3埠頭 小樽海上観光船乗場までのアクセス方法・行き方
小樽海上観光船「あおばと」の乗船場である小樽港第3埠頭までは小樽駅から歩いていくのがおすすめです。
徒歩での行き方
小樽駅からは約850メートル・徒歩11~15分くらいです。
途中に手宮線跡地や小樽運河 等の小樽の定番観光スポットがあるので、それらを見ながらゆっくりと観光しながら行くのがおすすめです。
小樽駅を出て正面に海が見える大きな通りがあって、下りの坂道となっています。
この坂道をただひたすらまっすぐ進むだけです。
乗船場の建物は上記の写真の建物です。大きく観光船と書かれているので迷うこともありません。
小樽運河を超えたら、徒歩1~2分です。
タクシーで向かうのもおすすめ
歩くのが面倒ということであれば、小樽駅からタクシーで向かうのが良いでしょう。ワンメーターで来れる距離なので3人以上ならバスを使うのと変わらないか安くなります。
バスは近くまで来ていますが、バスの待ち時間やバス停を降りてから数分は歩くことを考えるとタクシーがおすすめになります。
バスで向かう
あまり歩きたくない、1~2人だからタクシーは使いたくないという場合は、おたる散策バス(小樽駅前ターミナル4番のりば)に乗車し、運河プラザで下車、そこから歩いて2~3分で到着します。
参考:おたる散策バス(PDF)
車・レンタカーで向かう場合
車で向かう場合、駐車場はありますがそれほど多くは駐車出来ないので、満車の場合は近くにある有料観光駐車場に駐車するようになります。
1日600円なので時間を気にせず駐車出来ます。
駐車場から小樽海上観光船「あおばと」の乗船場までは徒歩1~2分の距離です。
乗船の注意点
小樽海上観光船「あおばと」は天候により欠航する場合があります。
天気が良くても防波堤の外の海は荒れていることもあるため、近くから海を見ただけでは判断出来ません。
なので、一応向かう前に今日は欠航していないか電話で確認されることをおすすめします。
公式サイトだと欠航が決まり書き込まれるまで時間差があって欠航の情報が掲載されていないことがあるので、公式サイトに欠航情報が無いからと言って、絶対に運航している訳では無いので注意してください。
実際、管理人は公式サイトに欠航と書かれてなかったので向かったら欠航だったことがあります。
小樽海上観光船 あおばとのお得な乗船方法
小樽海上観光船 あおばとで一番高いプランだと3000円、家族3人だと9000円とかなり大きな出費になります。
だから少しでもお得に乗りたい!と思うものですよね。
で、安くする方法はあるのか?と言うと、あります!
それは「じゃらん」から予約することです。
じゃらんで予約するとポイントが2%還元されるので、じゃらんポイントが2%還元されるので、3人で9000円なら180円分のポイントがたまります。
それだけ・・・と思うかもしれませんが、じゃらんで予約する時にお得なクーポンが出ていないかチェックしてください。
いつもではありませんが最大で3割引くらいになるクーポンが出ていることもありますし、1割引きくらいになるクーポンが出ていることはよくあります。
じゃらんで小樽海上観光船 あおばとを予約する場合は下記からどうぞ
小樽海上観光船「あおばと」からの小樽の海の絶景
じゃらんで予約してある場合は予約してあることをカウンターで告げてお金を払いチケットに交換してもらいます。
綺麗な絵が描かれたチケット、記念に取っておくのも良さそうです。
乗船時刻の10分くらい前になると祝津港から来た船が近づいてきます。
乗船していた人が一通り降りたら乗船です。
乗船時も少し揺れているのでゆっくりと慌てることなく乗船してください。
船は後ろのデッキ部分と室内の部分があります。
後ろのデッキ部分は鳥が苦手な方は乗らない方が良いですよ。
室内の部分はゆっくりと景色を楽しみたい人向けです。
そして出発!
船はどんどん乗船場から離れていきます。
そして小樽港内と外海を区分する防波堤の間を通って外海へと出ていきます。
防波堤の左右には灯台があります。1つは白い灯台
もう1つは赤い灯台です。
外海に出ると波が高くなっていることがありより揺れることもあるので、デッキにいる場合は気をつけてください。
もっとも、そんなことよりも積丹ブルーの海が広がり、景色に目が奪われると思います。
小樽の海岸線の景色が素晴らしく、海からだからこそ見られる景色です。
青い海と海鳥、そして波や風で侵食されて出来た陸地の景色、とても素晴らしい景色を堪能出来ます。
陸地からは見れない景色も船からなら見られるのが良いところです。
徐々に祝津港に近づいてきます。
乗船時間はおよそ20分間、短いと思うかもしれませんが楽しめます。
そして祝津港へ到着
祝津港は漁港なので漁船が数多く停泊しています。
船の正面に見える丘の上にある建物は小樽市鰊御殿と日和山灯台です。
祝津港に一旦止まって、ここで降りる人もいれば、ここで乗船する人もいます。
この先はオタモイ周遊航路へ
先ほど見えた小樽市鰊御殿と日和山灯台のすぐ近くを船は通っていきます。
そしてトド岩と呼ばれる小さな岩場を通ります。この岩の周りは冬になると野生のトドがやってくることから、トド岩と呼ばれるようになったそうです。
昭和初期にあった「オタモイ龍宮閣」というリゾート施設の跡地が見えます。
オタモイ周遊航路も楽しめるのですが、オタモイ周遊航路をメインとするのなら少し高くなりますが、青の洞窟クルージングがおすすめです。
小樽海上観光船 あおばとと海鳥
小樽海上観光船 あおばとの楽しみ方は、ただ船に乗って景色を楽しむだけではありません。
船をおって海鳥たちがついてくるので海鳥のバードウォッチングもおすすめです。
実は船内で海鳥の餌を販売しており、その餌を求めて海鳥が集まってきます。
すぐ目の前を海鳥が飛んでいくのでスマホでも撮影が出来ます。
気持ちよさそうに飛ぶ海鳥
餌を空中に投げると上手くクチバシでキャッチすることもあれば、失敗して海に落ちて、海に突っ込んでいく海鳥もいます。
間近で海鳥を見たい!という方は船室ではなくデッキで待機していてください。
たまにカメラを持っている手を餌と間違えて咥えに来ることも・・・
なお、船は揺れるのでスマホやデジカメを落とさないようにしっかりと持っているようにしてください。
または、ストラップをつけて手首や首からぶら下げているようにしましょう。
iPhone等のストラップをつけられないスマホは防水も兼ねて(iPhoneは防水性能がありますが、潮風は機械によくありません)、防水ケースに入れて首からかけておくと安心です。
下記のようなケースに入れて、首にかけておくと安心です。
たまに鳥の糞爆弾もきますから・・・。
なお海鳥を撮影した動画もあるので良ければご覧ください。
小樽海上観光船「あおばと」の疑問点と注意点
小樽海上観光船「あおばと」に乗船するにあたって疑問に思うであろうことや、注意点を説明していきます。
真夏でもTシャツ1枚だと寒いことも
真夏で気温が30度近い時でも小樽の外海だと体感温度が20度以下に感じることがあります。
なので念の為に1枚パーカーを持ってくると安心です。
また5月の上旬や9月の中旬以降になると日中でも20度以下の気温の日もあり、海の上だと非常に寒いこともあるので、5月や9月中旬なら少し厚着しておいた方が良いでしょう。
船の中にトイレはあるの?
バリアフリー対応のトイレが1箇所船にもあります。
なので嘔吐の心配やトイレの心配がある人も安心して乗船出来ます。
なお授乳室やおむつ交換が出来る場所は無いので事前に済ませておきましょう。
車椅子だけど乗船出来るの?
乗船チケットを購入する時に車椅子で乗船する人がいる旨伝えると、対応してくれるので、車椅子でも乗船出来ます。
ただし安全面から通常は船室での乗船となります。
車椅子で乗船する場合は先に乗船するようになっています。
ペットの乗船は出来るの?
盲導犬および介助犬は乗船出来ますが、一般的なペットと一緒に乗船出来ません。
犬や猫が苦手な人もいますし、船内は決して広いとは言えないので。
猫や犬アレルギーの人もいる場合もありますから。
小樽海上観光船「あおばと」の評判と口コミ
小樽海上観光船「あおばと」の評判や口コミはネットを見る限り、割と好評です。
実際に乗った立場からしても800円でこれだけ船を楽しめるのなら自信をもっておすすめできます。
ただ小樽第3埠頭からオタモイ周遊航路を回って戻ってくるコースは3000円しますが、それなら後2000~2500円追加して「青の洞窟クルーズ」に乗船した方が良いと思います。
青の洞窟クルーズは海の中にある洞窟に船ごと入るクルージングです。
とても神秘的な景色が広がります。
中々見られるところは多くないので、是非体験して欲しいクルージングです。
以上、小樽海上観光船「あおばと」についてでした。
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