TEL(スマホOK):0134-32-4111
マップコード:493 720 225*44
旧北海製罐倉庫株式会社(きゅうほっかいせいかんそうこかぶしきかいしゃ)は、小樽市指定歴史的建造物の中では珍しく別の場所にある建物をまとめて1つとして指定している歴史的な建物です(通常は1つの場所で登録)。
旧第2倉庫・第3倉庫・事務所棟・工場と場所の違う4つの建物が指定されています。
それぞれビュースポットが異なるので、詳しくどこから見ると美しく見られるか紹介していきます。
旧北海製罐倉庫株式会社について
- 建築年:旧第2倉庫 大正11年(1922年)
- 建築年:第3倉庫 大正13年(1924年)
- 建築年:工場 昭和6年(1931年)
- 建築年:事務所棟 昭和10年(1935年)
- 構造:鉄筋コンクリート造
小樽運河の東側埋立地に建ち並ぶ主な施設群は、大正10年代から昭和10年にかけて建てられ、小樽の鉄筋コンクリート造では初期の建物です。旧第2倉庫は、現存する施設で最も古く、当時の埋立地の形状に合わせ外壁が一部曲面しています。第3倉庫は、建築当初から荷物を揚げ降ろしするためのエレベーターや製品を運河へ搬出するためのスパイラルシュートがあり、機能的な設計がされています。工場は、柱と梁の骨組に窓を組み込んだシンプルな外観です。事務所棟は、横長の連続窓が近代建築の特徴を表しています。
説明板には上記のように書かれています。
そもそも北海製罐倉庫とは何の会社なのかと言えば、今の漢字で書くのなら北海製缶倉庫となり、缶詰工場および缶詰倉庫のことです。
漁場としても栄えた小樽では早くから缶詰加工が盛んとなっていました。
2012年年(平成24年)に小樽市の「歴史的建造物」に指定されています。
旧北海製罐倉庫株式会社 詳細
旧北海製罐倉庫 事務所棟
- 住所:〒047-0031 北海道小樽市色内3丁目1−1
- 電話番号:0134-32-4111
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:外観だけなら24時間(ただし敷地外から)
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし
- マップコード:493 720 225*44
- 公式サイト:旧北海製罐倉庫株式会社
- 建築年:昭和10年(1935年)
小樽港縦貫線に面して建物は建っています。
夏場から初秋にかけては木々の葉であまり建物は見えなくなっています。
事務所棟は、横長の連続窓が近代建築の特徴を表しています。
と説明板には書かれています。
小樽市指定歴史的建造物の案内板やプレートはこの事務所の前に設置されています。
旧北海製罐倉庫 旧第2倉庫
- 住所:〒047-0031北海道小樽市色内3丁目1−4
- 電話番号:0134-32-4111
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:外観だけなら24時間(ただし敷地外から)
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし
- マップコード:493 720 436*51
- 公式サイト:旧北海製罐倉庫株式会社
- 建築年:大正11年(1922年)
小樽港縦貫線からも北運河側からも見られますが、旧第2倉庫の特徴である曲面は海側である小樽港縦貫線からで無いとわかりません。
両方を別の建物に挟まれていますが特徴である曲面は少し離れていますが見ることが出来ます。
旧北海製罐倉庫 第3倉庫
- 住所:〒047-0007 北海道小樽市港町4−6
- 電話番号:0134-32-4111
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:外観だけなら24時間(ただし敷地外から)
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし
- マップコード:493 720 045*50
- 公式サイト:旧北海製罐倉庫株式会社
- 建築年:大正13年(1924年)
小樽運河側及び小樽運河にかかる竜宮橋、背面は小樽港縦貫線から見ることが出来ます。
旧北海製罐倉庫の中でもっとも印象に残る建物で「旧北海製罐倉庫」を見たいと言えば大体はここを案内されます。
間近で迫力ある角度で見たい!ということであれば「小樽運河クルーズ」がおすすめです。
運河から間近を船が通るので迫力ある建物を見たり撮影することが出来ます。
なお旧北海製罐倉庫 第3倉庫は小樽市の都市景観賞も受賞しています。
旧北海製罐倉庫 工場
- 住所:〒047-0007 北海道小樽市色内3丁目1−2
- 電話番号:0134-32-4111
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:外観だけなら24時間(ただし敷地外から)
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし
- マップコード:493 720 223*18
- 公式サイト:旧北海製罐倉庫株式会社
- 建築年: 昭和6年(1931年)
小樽運河側(北運河)及び小樽運河にかかる「北浜橋」から見ることが出来ます。
この建物も小樽運河クルーズで間近に見ることが出来ます。
旧北海製罐倉庫株式会社の見方・周り方
旧北海製罐倉庫だけを見たい!という人は少ないと思います。旧北海製罐倉庫を合わせた小樽の歴史的な建物が見たい!と考えているのではないでしょうか?
それなら小樽駅を出て正面に海が見える坂道を下っていくと10分くらいで小樽運河に到着します。
小樽運河に到着したら北側(Google Mapなら地図の上の方向)に歩いていくと北運河にたどり着きます。北運河の周辺には歴史的な建物が数多くあるので、ゆっくりと散策しながら見るのが一番です。
でも、せっかくの小樽旅行、いろいろと説明を聴きながら楽しく周りたい!ということであれば人力車でめぐるのがおすすめです。
実際に女性やカップルを中心に多くの人が人力車で小樽運河周辺を回っています。
人力車のお兄さんに北運河を中心に歴史的な建物を見たい!と言えば北運河周辺をぐるっと回ってもらえます。
ただし土日を中心に予約が入って当日だと待つこともあるので事前に予約しておくことがおすすめです。
じゃらんで予約しておけばポイント分お得になります。
じゃらんだとよく割引クーポンが出ていて1~3割相当の割引が出来ることもあります。
必ずじゃらんの割引券を事前にチェックしてくださいね。
体力がそこそこあるのならレンタルサイクルで回るというのもおすすめです。
実際に何組か自転車で運河周辺を散策している人も見かけました。
レンタルサイクルもじゃらんで事前に予約しておくとお得です。
美しい小樽の街並み、小樽運河を見ながら是非、旧北海製罐倉庫も見に行ってくださいね。
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