札幌鉱霊神社(さっぽろこうれいじんじゃ)と穂多木神社(ほたぎじんじゃ)は北海道神宮内にある末社です。
北海道神宮に来た時、北海道神宮と開拓神社には参拝するけどあまり目立たない札幌鉱霊神社と穂多木神社には参拝しないで帰るという人もいる目立たない神社ですが、金運アップと安全祈願のパワースポット的な神社です。
2つ並んである神社なので是非、参拝に立ち寄ってくださいね。
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札幌鉱霊神社・穂多木神社へのアクセス方法と概要
北海道神宮境内の末社なのでアクセス方法は北海道神宮と同じです。
北海道神宮及び開拓神社は参拝出来る時間が決まっていますが札幌鉱霊神社と穂多木神社は特に門というものが無いので一応24時間参拝は出来ますが夜は非常に暗い場所で危険ですので陽がある内に行かれることをおすすめします。
札幌鉱霊神社
鉱霊神社は鉱山殉職者を慰霊する神社で1943年(昭和18年)に札幌鉱山監督局50周年記念事業として同局の庭に作られたのが始まります。
1949年(昭和24年)に今の北海道神宮の境内に遷座されました。
円山公園から北海道神宮に向かう途中にある2つ目の末社で適度な距離の参道があります。
木々の下にあり神聖な感じの空気が流れる場所に佇んでいます。
鉱山殉職者の慰霊のために建てられた神社であり、鉱山の安全を願う神社です。
そのため安全祈願に来る参拝者も多くなっており、ご利益は安全祈願となっています。
穂多木神社
穂多木神社は1938年(昭和13年)に北海道拓殖銀行本店の屋上に同行の守護神として札幌神社(今の北海道神宮)の祭神を奉斎する神社として建てられました。
1950年(昭和25年)に北海道神宮の境内に遷座されました。
あまり大きく無い神社ですが、穂多木神社には1つ見て欲しいところがあります。
それは狛犬様
祭殿の前に並ぶ2体の狛犬様
一般的に石で作られた狛犬様が多いのですが、穂多木神社の狛犬様はブロンズ製!
あまり見られないブロンズ製の狛犬様ですからここは是非みておきたいところです。
肝心のご利益ですが、北海道を経済面で支えた北海道拓殖銀行の功労者を祀った神社なので金運アップです。
狛犬様もブロンズ製で金運アップをお願いして狛犬様に触っていく人もいます。
でも北海道拓殖銀行って破綻した銀行で大丈夫かな?と思う人も中にはいるかもしれませんね。
北海道拓殖銀行は都市銀の中で戦後初、唯一の破綻銀行ですからそう思ってしまう人もいるでしょう。
でも北海道拓殖銀行の破綻はバブル経済と素人によるホテル経営が主な理由であり比較的近年の出来事が原因です。
でも穂多木神社は北海道拓殖銀行が全盛を極めた当時の功労者を祀ったもので破綻とは関係ない神社ですから、安心して参拝してください。
なお破綻した北海道拓殖銀行の本店跡には大通ビッセという商業施設が出来ており、その1階で北海道拓殖銀行当時の金庫が展示されていて、誰でも見ることが出来るようになっていますので、合わせて見学するのも良いかもしれませんね。
以上、札幌鉱霊神社と穂多木神社についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。