札幌 大通公園の4丁目は3丁目同様、札幌駅からすすきのまで続く地下通路・地下街が下を通っているエリアです。地下街には通年で営業している「大通情報ステーション」もあり、どの季節でも大通公園周辺の観光をするのであればここからスタートをするのがおすすめのエリアです。
大通公園4丁目(大通西4丁目)の概要
大通公園4丁目は、3丁目5丁目と合わせて「オアシス・水と光のゾーン」と名付けられており、3丁目~5丁目までには噴水があり(冬季は水が抜かれ閉鎖)、4丁目にも噴水があります。
4丁目の中央の噴水を囲んでベンチが置かれ春から初秋にかけてはここでお弁当を食べている人も多くなっています。
風がある日は噴水の水が噴水からはみ出て飛んでくることもありますが、暑い日だとそれが気持ちよくもあります。なお上の写真の右側が南側になるのですが、ビルが多いため日陰になり、ビルを越えて日差しが届くのが左側・北側となります。
大通公園4丁目からの観光
大通公園3丁目側の大通公園4丁目は、札幌観光幌馬車の出発地となっています(GW前後から11月初旬までの運行)。
10時11時13時14時15時の5回が基本となっているのでこの時間前後に4丁目付近にいると銀太君を見ることが出来ます。
大通公園4丁目の銅像・オブジェ
大通公園4丁目にも2つのオブジェが設置されています。
日本の道100選 プレート
大通駅5番出口から大通公園4丁目に入るとすぐに「日本の道100選」のプレートが置かれています。
建設省と「道の日」実行委員会により制定されたもので100選だけど104箇所の道路が認定されています。北海道では4ヶ所認定されていますが、その内の1つが札幌大通となっています。
吉井勇 歌碑
北海道銀行が創立30周年を記念して札幌市に寄贈したのが吉井勇の歌碑です。
吉井勇は歌人で1週間ほど北海道に滞在した時に大通のライラックに感動して詠んだ短歌が描かれています。
ライラックは札幌市の木でもあり、北海道銀行の行花でもあり、大通のライラック(リラ)について詠われた短歌が選ばれました。
大通公園4丁目の地下鉄・地下街への入り口
大通公園4丁目にある地下鉄・地下街への入口は1つのみです。
丸くガラスで囲われた入口は非常に分かりやすくなっています。地下からも非常にわかりやすい位置にあります。
地下歩行空間(チ・カ・ホ)から大通駅に入って来るとすぐに大通駅への改札があり、改札の右へ進むと「大通情報ステーション」という観光案内所があります。その右側を見ると黄色のオブジェが置かれているので、その横が大通公園4丁目へと上る入口となります。
大通公園4丁目で待ち合わせをする場合、地上だと雨や雪で濡れてしまうことがあるので、ここで待ち合わせをすると便利です。
また、大通公園4丁目にはトイレが無いため地下街のトイレを利用するか大通公園3丁目もしくは5丁目のトイレを利用することになります。
大通公園4丁目の様子
春から初秋にかけては花が咲き、芝生もあり安らげるエリアになっています。
暑い日には日陰のベンチに座り、寛ぐ人の姿をよく見ます。
中央に位置する噴水は夏には清涼感を与えてくれる憩いの場所になっています。
大通公園4丁目、冬の準備と冬の景色
11月に入ると大通公園4丁目も冬の準備に入ります。
噴水の周りに柵が設けられ、さっぽろホワイトイルミネーション用の飾り付けが始まります。この後は、さっぽろホワイトイルミネーション、さっぽろ雪まつりの会場として賑わいを見せます。
そしてさっぽろホワイトイルミネーションが始まると夜には上記写真のような風景を見ることが出来ます。
大通公園4丁目はさっぽろ雪まつりで大盛況
大通公園4丁目と言えばさっぽろ雪まつりで最も人が来る会場の1つです。
2018年のファイナルファンタジーの大雪像
2019年の初音ミクと戸山香澄の大雪像
プロジェクションマッピングで彩られた大雪像は迫力があります。
以上大通公園4丁目についての解説でした。
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