徐々に春めいてきましたね。
2018年4月12日に円山公園に行ってきました。
すると円山公園の池には数羽のオシドリが来ており、時折仲睦まじく池を泳いだり、散歩していたりしました。
オシドリについて
オシドリは東アジアに分布するカモの種類の鳥です。
オスの綺麗な外見に比べメスはちょっと地味な感じを受けます。
日本では北海道から本州の中部以北で繁殖し、冬になると本州以南に南下して越冬します。
つまり北海道でオシドリが見られるのは秋くらいまで。
そしてこれからの季節が繁殖の時期となり、雛のオシドリも見えるようになってきます。
なお仲睦まじい夫婦のことを「おしどり夫婦」と言いますが、オシドリのオスは毎シーズン毎に相手(メス)を変えますし、一切子育てには協力しないそうです。
本当のおしどり夫婦は、仮面夫婦のことかもしれませんね。
本当に一生を添い遂げる鳥としては鶴が代表的です。
どちらがか亡くなっても、ずっとそばにいて骨だけになっても添い遂げているそうです。骨が雪や土に埋もれ、見えなくなってようやく離れていくそうです。
それだけ健気な鶴だから「鶴の恩返し」なんて昔話が出来たのかもしれません。
優雅に泳ぐオシドリ
円山公園の池と言えば、2つありますが宮の沢通りに近い池に多くいました。
泳いでいるオシドリと陸地に上がって休んでいたり散歩しているがいて、概ね半々に分かれていました。
人間の近くまで来るオシドリ
エサを与えている人がいるせいか、オシドリは割と人馴れしているようで、足元までやってくることことも。
目の前までやってきて、怖がることなく歩いていきます。
ただエサを人間が与えるため人間への恐怖心が無くなるというのは動物・野鳥にとってあまり良いことでは無いですよね。
北海道ではキタキツネにエサを与える人がいて、人間を恐れずむしろ近づいてくるキタキツネが増えて問題になっています。
人間に慣れたキタキツネは道路付近に出没することになり、車に跳ねられてしまうことも。一時の優しさでエサは与えないようにしたいですね。
上記はオシドリのメス。
オスに比べて地味ですが、鳥はメスよりオスが目立つようになっているということは面白いな~と思います。
オス同士の集団で散歩をしている場面もありました。
アカゲラやコゲラもよく見られるように
また近くにはアカゲラやコゲラのキツツキも来ていました。
上の二枚の写真がアカゲラです。
上の写真はコゲラ
またキツツキだけではなく、いろいろな小さい野鳥も活発に動き出しています。
ハシブトガラ
ゴジュウカラ
ヤマガラ
野鳥ではありませんが、エゾリスを見かけることも。
いろいろな動物や野鳥に出会える円山公園に是非、出かけてみてくださいね。
なお、札幌や北海道に旅行に来られる方で、どんなカメラが良いのかな?と思う方は下記記事をご覧ください。
この記事で掲載している写真もすべて上記の記事で紹介しているSONY Cyber-shot DSC-RX10M3で撮影しています。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。