毎年2月に開催されるさっぽろ雪まつり、すすきの会場では氷像が飾られ多くの人が美しい氷像を見に訪れます。
その氷像は「さっぽろ雪まつり」が終わった当日の夜には破壊・解体され撤去されることはご存知でしょうか?
氷像の解体・破壊及び撤去作業の様子を写真と動画でお伝えします。
早くどれぐらいの時間に始まるか知りたい方向けにポイントを書きました。
- 撤去作業は夜10時からすぐにスタートする
- 実際に氷像が破壊されるのは23時前後から
- 深夜0時には氷像の撤去作業は概ね終わる
さっぽろ雪まつり すすきの会場の氷像解体の準備は夜10時から
さっぽろ雪まつり「すすきの会場」、最終日は22時(夜10時)に終了し近くには人が近づけないようになります。
夜10時過ぎからまずは氷像につけられていた飾り等が撤去されていきます。
上記の写真のように氷像の周りを囲んでいた飾り等が下記の写真のように何も無くなります。
飾り等の撤去は23時頃には終わりそれからショベルカー等がやってきて氷像の解体・破壊が始まります。
飾りや柵が無くなり氷像がむき出しになります。道路は立入禁止となるので歩道から多くの人が氷像の破壊を見ようと並んでいます。
そしてショベルカーが氷像を次から次へと壊していきます。
破壊していく様子をまずは連続写真でご覧ください。
スクロールを早く行うとパラパラ漫画のように見えますよ。
続いて動画を2つ撮りましたので動画でも破壊の様子をご覧ください。
まずは魚介類が氷詰めされた人気の氷像の破壊です。
続いてすすきの会場の正面にあった氷像の破壊です。
動画を見てもらうとわかりますが、ショベルカーで壊す人も盛り上げ方を知っていて見ている人を楽しませるようにしてくれています。
さっぽろ雪まつり すすきの会場 氷の粉砕と撤去
壊された氷像の氷はまだまだ大きいので出来るだけ小さくするように粉砕作業が引き続き行われていきます。
ショベルカーで上から潰すように粉砕していきます。
すすきののメインストリートに先程まで美しい氷像だったものがただの氷の塊として散乱しています。
ただしすすきののネオンが映り、氷が非常に綺麗に見えることもあります。
ほんの2時間前までは美しい氷像だった氷です。
なお氷詰めされていた魚やカニはそのまま粉砕されていました。
粉砕された氷は除雪車で何箇所かにまとめていきます。
山のように積み上げて、後でダンプカーに載せて廃棄場所(恐らく豊平川河川敷等)に持っていかれます。
除雪車で集める様子も動画で撮っているのでご覧ください。
深夜0時くらいにはほぼ解体作業は終わりますが、通行規制は念の為朝7時くらいまで申請されています。
もちろん作業が早く終われば早く通行規制は解除されます。
さっぽろ雪まつり すすきの会場氷像撤去作業見学の注意点
すすきの会場の氷像撤去作業は歩道からなら誰でも見学することは出来ます。ただし以下の点に注意してください。
車道には絶対に出ない
車道には絶対に出ないようにしてください。工事現場でも使われる重機が走り回ります。
もし飛び出てしまうと解体作業にも影響しますし、とても危険です。
警備員がいて歩道に出ようものならすぐに飛んできて注意を受けます。
今回1人、なぜか女性が飛びてて激しく注意されていました。
非常に危険なので絶対に車道には出ないようにしましょう。
また車道に出ないまでも乗り出しすぎても危険です。あまり身を車道側に乗り出さないようにしましょう。
暖かい服装で
この時期の札幌の深夜は氷点下5度以下になることもあります。
非常に寒い中で1時間とか見学していると手足の感覚が無くなるくらい冷え込んできます。
冷たいというよりはもう痛いというくらいになることも。
見学される場合は必ず暖かい服装で。
特に靴が薄いものだと足の感覚がおかしくなりますし、カメラで撮影する場合は手の指の感覚が無くなります。スマホの場合はスマホ対応の手袋を用意してください。
雪でも傘はささない
この時期の札幌は当然雪が降っていることもあります。でも雪が降っていても傘はささないようにしましょう。
でも、なぜ傘をささないようにした方が良いか?
理由は2つあります。
1つ目は傘をさされると後ろの人が見れなくなるからです。他の人が見学出来なくなるから傘をさして見るのはやめましょう。
もう1つの理由は、すすきのの変なキャッチに騙されやすくなるからです。
札幌・北海道の人は傘をささない=北海道外から来ている人は傘をさす
ということになります。
すすきのは北海道・東北エリアで最大の歓楽街であり怪しいお店の呼び込みが行われています。だから北海道外から来たということがわかれば、騙しやすい客と思われて悪質なお店のキャッチに狙われやすくなります。
傘をさして無ければあまり声はかけられないので、傘をささない方が安全です。
以上、さっぽろ雪まつり すすきの会場の氷像の破壊・解体・撤去作業についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。