高城商店は1932年(昭和7年)頃に建てられた木造及び石造の酒屋だった建物です。
札幌駅北口から徒歩圏内で札幌の昭和初期の雰囲気を今も残す建物として「札幌景観資産」にも選定されています。
懐かしい昭和初期の建物をみたいのなら是非訪れてほしい場所です。
高城商店の詳細とアクセス方法
- 住所:〒060-0907 北海道札幌市東区北7条東4丁目
- 電話番号:個人宅のため非公開
- 営業時間:外観を見るだけなら24時間(内部見学は出来ません)
- 定休日:個人宅につき外部見学だけのためなし
- 入場料:個人宅につき外部見学だけのためなし
- 駐車場:なし
- マップコード:9 553 258*62
一部サイトでは現在も営業している酒屋ということになっていますが、閉店しています。
またあくまでも個人宅につき公道から外観を見させていただくことしか出来ません。
高城商店へのアクセス方法・行き方
高城商店の外観と様子
札幌駅北口から北8条通を10分ほど歩いていくと上記写真のように蔦に覆われた建物が見えてきます。これが高城商店です。
切妻(屋根の下の部分)に刻まれたヤマカ(∧の下にカの字の記号)の屋号が印象的です。
札幌景観資産の第25号にも登録されています。
建築年:昭和7年(1932年)頃 構造:木造、石造(倉庫)
三角屋根と下見板張りの外壁は、頑丈な造りでゆがみ傷みがほとんど見受けられず、堂々とした風格のある木造の和遊の商店建築である。壁に貼られたホーロー製の看板などと一体となって昭和の時代を感じさせ、札幌と石狩をつなぐ元村街道筋として発展してきたこの地域の原風景を今に伝える。
と書かれています。
横から見ると街路樹と風格ある建物がマッチして昭和の街並みのように再現されています。
千歳鶴と書かれた看板。
千歳鶴を作る「日本清酒株式会社」は現存する酒造としては北海道最古ということです。
木々の緑と千歳鶴の赤い文字、そして建物、古い街並みにいるような感覚になりました。
「トリス ウイスキー」の看板も塗装が薄くなっている状態が歴史を感じさせてくれます。
酒屋としては営業していませんが、高城商店を経営されていた方は今もこの建物に住まわれているということです。
ずっと残って欲しい札幌の古き時代を代表する建物です。
以上、高城商店についてでした。
近くには明治時代に造られた煉瓦造りの銭湯だった建物「北海湯」もありますので合わせて是非見てくださいね。距離にして40メートル、ほぼ隣に近い距離です。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。