毎年10月の最終の週末に行われる北海道大学 金葉祭(こんようさい)
北大のイチョウ並木約70本に約60もの投光器を当て、約380メートルのイチョウ並木がライトアップされ幻想的な景色を見ることが出来るイベント・学祭です。
一般にも開放されており、誰でも見ることが出来る札幌の10月の恒例のイベントです。
10月末に札幌に来るのであれば是非、観に行ってくださいね!
この記事では写真多めに金葉祭の様子をお伝えします。
北大 金葉祭へのアクセスと概要
2012年から札幌の北海道大学のキャンパスで行われているイベントです。
例年10月の最終の週末(土日)に行われます。
- 2020年はコロナ禍のため中止
- 2019年は脅迫状が届いたため中止
- 2018年は10月27日(土)10月28日(日)
- 2017年は10月28日(土)10月29日(日)
に行われました。
なお、2019年は10月26日(土)27日(日)の2日間の開催予定でしたが、金葉祭の出演者や学生、来場者に対し危害を加えるといった内容の脅迫メールが大学側に届き、安全確保のために中止となってしまいました。
ライトアップがメインのイベントですが、朝10時から行われいろいろなイベントも同時に行われます。
ライトアップは18時から21時で、ライトアップ以外では自然工作体験(子供向け)や実験教室(子供向け)、ミニステージ、屋台や縁日も行われます。
北大 金葉祭へのアクセスと駐車場
札幌駅北口からだと徒歩12分くらい・1kmほどの場所にある北大 イチョウ並木で行われます。
金葉祭だけを見るのであれば、札幌駅よりも地下鉄南北線「北12条駅」の方が近く、北12条駅からだと入口まで徒歩3分くらい・約250メートルほどの距離になっています。
札幌駅方面からの場合、北12条駅2番出口を出て北大方面(西側・上記の写真の出口から出た場合は左側(進行方向右側)に向かいます。
すぐに北大の通りに出るので右折して少し進むと入口が分かります。
車の場合、専用の駐車場がありませんので近隣の有料駐車場を使うことになりますが、かなり混み合うイベントのため、満車になっていることが多いので車で行くことはおすすめしません。公共交通機関で行くことをおすすめします。
なお事前予約であれば駐車場を予約出来るように2018年からなりました。
上記地図であれば「北12西4」の交差点を目指してください。
中止となった北海道大学 金葉祭2019の銀杏並木の様子
残念ながら2019年は金葉祭は中止になりましたが、銀杏には関係なく、例年通り綺麗な黄葉を見せてくれました。
開催予定日だった10月27日に北大銀杏並木の様子を見てきました。
入口や各所には中止になったという「お知らせ」が貼られていました。
しかし銀杏並木の黄葉はとても美しく、2018年よりも美しい色合いとなっていました。
天気は曇り空だったもののそれでも美しい黄葉は見応えがあり多くの人が来ていました。
凄い人でしたが開催中止となり例年よりは人は少なめでした。
銀杏だけでなく紅葉もあり、赤と黄のコントラストが非常に美しい景色を見ることも出来ました。
2020年は無事開催されることを願います。
北海道大学 金葉祭2018 昼間の様子
ライトアップは18時からで、この時期の札幌は17時になるとかなり暗くなってきます。
昼間の様子を見たい場合は遅くても15時くらいには現地に到着するようにしてください。
北海道のローカル局 HTBのキャラクターのonちゃんも来ていました。
onちゃん、北海道大学の学生証をつけていました。
イチョウだけではなくモミジも紅葉してきています。
まるで金色のイチョウのトンネルのようで、幻想的な雰囲気が楽しめます。
ただ2018年は例年よりも紅葉が少し遅れていたため2017年に比べるとまだ少し緑が残っている状態でした。
上記の写真は2017年の金葉祭の時の写真です。本当に黄色く色づいた銀杏並木で、更に落ち葉で道も黄色くなっていて、上下とも金色に輝くトンネルのようでした。
紅葉は自然がもたらすもののため、どれだけ紅葉しているかはその年次第です。
それでも10月後半になればイチョウはかなり黄色くなり楽しめるようになっています。
出店も出ています。
2018年は例年よりも少し暖かく焼き芋が人気となっていました。
カフェ風の出店もあり暖かい珈琲が飲めるようになっていました。
2017年までは学生が行う屋台・出店しかありませんでしたが2018年からは業者の移動販売型の出店も出ていました。
子供向けのイベントで「自然工作体験」や「実験教室」も行われ北大生が一生懸命教えていました。
2018年から登場したものの1つに金葉神社がありました。
お賽銭箱も置かれ、金葉(こんよう)だけに「こん」ということでお狐様が祀られています。
お稲荷様のように赤くはなく、金葉にかけて黄色いお狐様です。
北海道大学 金葉祭2018 夜の様子・ライトアップ
2017年に比べ鑑賞に来る人がかなり増えており、人であふれかえるようになっていました。
でも、昼間とはまた違った景色に見えるのが不思議なところです。
何とも幻想的で不思議な感じのするイチョウ並木のライトアップです。
2018年の初日の朝は札幌で一部避難勧告が出るほどの大雨となりましたが午後からは太陽も出るほど天気は回復したものの、道の一部には水たまりが出来ていました。
しかし、水たまりに反射したイチョウの紅葉がとても綺麗な風景を作り出していました。
水たまりに浮かぶ落ち葉が反射した木々の葉のように見えて、かなり素敵な風景です。
北海道大学 金葉祭のライトアップがレインボーカラーに
2017年まではライトアップで照射される光の色は1色のみでしたが、2018年からはレインボーカラーに。
上記の4枚の写真は同じ場所で変化するライトアップの色を撮影したものです。
今年はやや黄色味が足りなく状態でしたが、レインボーカラーで照らされる照明は完全な非日常を演出して会場では歓声も上がっていました。
みるみる変わる色の変化
やや落ち着きは無いように見えますが、実際の会場で見るともう少し色合いは大人しく感じます。
でも、普通に照らされた状態でイチョウ並木自体の色を楽しみたいという方もいると思います。
ずっとレインボーカラーが映し出されている訳ではなく、最初の1時間くらいは通常のライトアップで、それからレインボーカラーに代わり、しばらくして再び普通のライトアップになり、再びレインボーカラーのライトアップになるので、両方を楽しむことが出来ました。
ただしカメラやスマホを構えてよそ見をして後退りする人もいて、人と人がぶつかっているところも何回か見ました。
危険ですので撮影時は必ず周りを見ながら行うようにしてくださいね。
北海道大学 金葉祭の時期の気温と服装
札幌の10月の平均気温は約12度、平均最高気温は16度くらいで平均最低気温は7.5度となっています。
昼間に厚着だと汗ばむこともある温度ですが、夜から明け方には10度を超えることは少なく、寒く感じることが多くなってきます。
また10月後半になると夜から明け方にかけては2~3度になることもあります。
関東の10月と比べればかなり寒いのでジャケットは必須になります。特に夜のライトアップ時は薄手のダウンジャケットでも構わない温度のことが多くなっています。
基本は長袖のニットと薄手のダウンジャケットくらいのアウターが良いでしょう。
北海道大学 金葉祭 2020年は?
2020年の金葉祭の日程はまだ発表されていませんが、予想が難しい年になっています。
恐らく
- 10月24日(土)・25日(日)
- 10月31日(土)・11月1日(日)
このどちらかで開催されると思いますが、分かり次第お伝えします。例年9月くらいの発表になります。
この頃は赤レンガ庁舎のイチョウ並木も見頃になります。
2018年の金葉祭と同じ日に撮影した北海道庁旧本庁舎(通称・赤レンガ庁舎)前のイチョウ並木です。
こちらもライトアップという訳ではありませんが街路灯で照らされたイチョウ並木と赤れんが庁舎がとても綺麗になっていました。
札幌のイチョウを楽しむのであれば合わせて赤レンガ庁舎前のイチョウ並木も見てくださいね。
以上、北海道大学 2018年の金葉祭の様子でした。
次のページでは2017年の北海道大学 金葉祭の様子をお伝えしています。
2018年はやや緑が残るイチョウでしたが2017年はまさに紅葉のピークの時に開催されました。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。
Beautiful pictures. My family and I will be in Sapporo on November 2nd this year. I hope the autumn festival will be on November 2nd and 3rd.
2019年の金葉祭が10月末か? 11月第一週か? 情報をお待ちしてます。
10月末となりました!本日10月3日に発表されました。