上手稲神社は安産祈願や合格祈願、健康祈願にご利益があると言われる人気のパワースポットです。
高台の見晴らしの良い場所にあります。また普通の神社と少し異なる建物はまるで教会のようにも見え札幌に来た時は是非とも立ち寄って欲しい神社です。
上手稲神社へのアクセス方法・詳細
- 住所:〒063-0049 北海道札幌市西区西野290-257
- 電話番号:011-661-6233
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 社務所受付時間:不明(出かけていることもあり事前に確認が必要)
- 御朱印:いただけます
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:あり
- マップコード:9 572 596*63 (駐車場入口に設定)
- 公式サイト:上手稲神社
上手稲神社へのアクセス方法・行き方
上手稲神社へは車がおすすめです。
札幌市中心部から約30分で到着します。
公共交通機関の場合は地下鉄東西線「宮の沢駅」4番出口から徒歩15~20分くらい、距離にして約1kmくらいです。
出来るだけ歩きたくないということであれば宮の沢駅からバスが出ています。
「西21」「宮43」「宮50」系統のバスに乗って「上手稲神社前」で降りれば眼の前が上手稲神社です。
ただし道の反対側でしばらく横断歩道が無いのがネックです。
バスは日中であれば最低でも1時間3本はあるので、それほど乗り継ぎは悪くありません。
なおバス停から降りて最初にびっくりするのが階段です。
最初に途中まで上る階段があり、その後に凄く急な階段があります。
上るのがちょっと嫌になりますよね。
ただし冬場は積雪のため、急な階段で危険なので通行禁止になります。
とても危険なので絶対に階段で上がらないようにしましょう。
冬場は裏参道入口から入ることになります。
裏参道入口からだと坂道で向かうことも出来ます。
と言ってもゆるやかとは言いにくい坂ですが。
なお裏参道は車も通るので十分に注意してください。
冬場は除雪はある程度はされているものの、雪の坂道なので防滑靴で無ければ上がることは難しいので冬に訪れる時は防滑靴、もしくは滑り止めをつけた靴で来るようにしてください。
裏参道が駐車場への道にもなっています。
上手稲神社の御祭神と由緒、ご利益
上手稲神社の御祭神
上手稲神社の御祭神は
- 天照大神(あまてらすおおみかみ)
- 須佐之男命(すさのおのみこと)
です。
上手稲神社のご利益
太陽神とも言われる天照大神は国家安泰・子孫繁栄(安産)にご利益があると言われています。
武神としても名高い須佐之男命は学問上達・文学上達(合格祈願)、縁結び、病難除去(健康祈願)等のご利益があると言われています。
この2柱を祀っている上手稲神社は安産祈願や合格祈願、健康祈願・交通安全にご利益があるとされています。
上手稲神社の由緒・歴史
明治9年(1876年)に今とは違う場所に小祠を建立し上手稲神社と称したことが始まりです。
なお「さっぽろ文庫39 札幌の寺社」によると明治5年(1872年)に宮城県人が小祠を建てたことが起源としています。
明治42年(1909年)に失火により今とはまた違う土地の寄進を受け遷座
昭和40年(1965年)区画整理により今の場所に遷座して今日に至ります。
つまり140年以上の歴史がる神社となります。本州や九州・四国では140年以上の歴史を持つ神社は数多くありますが明治期に入ってから本格的な入植が行われた北海道においては割と古い神社と言えます。
上手稲神社の境内の様子
急な階段を上り鳥居をくぐると上手稲神社の境内です。
振り返ってみると小高い高台にあるのがよくわかります。
まっすぐに伸びた参道を見ると最初にあるのが左側の石碑
創祀140年・遷座50年をを記念した建てられた記念碑です。
中央に丸い石が置かれています。
たなつ物とは田から採れたもの、つまり米や麦等の五穀を意味するそうです。
冬場は階段からは来れないため階段側のところは除雪されておらず、上記写真のようにこんもりと雪が積もっている状態になっています。
そして2対の石灯籠があり、右側の石灯籠の間に手水舎があります。
たまたまかもしれませんが柄杓がありませんでした。また水は自分で水道の蛇口をひねって出すようになっています。
冬場は雪がつもり近寄ることが出来なくなります。
そして狛犬様。
怖い顔の中にも少し愛嬌がある狛犬様です。
この狛犬様、石屋製菓から奉納されています。
石屋製菓は札幌民ならよくしっている会社で「白い恋人」を製造販売している会社です。
近くには石屋製菓のテーマパークであり札幌の定番観光スポットである「白い恋人パーク」があります。
右の狛犬様の後ろには土俵もあります。相撲は神事ですからね。
絵馬やおみくじを結ぶところも用意されています。
そして拝殿へ
宮造りというよりは少し教会みたいな造りの拝殿です。
冬は雪で景色が白くなりより教会っぽく見えます。
拝殿の前にも狛犬様がこちらを見ています。
中も宮造りというよりは教会のような雰囲気の造りになっています。
鈴は1つ 一礼してから鳴らします。
お賽銭を入れ二礼二拍手一礼をしてお願い事を告げます。
上手稲神社の御神木
土俵の奥には御神木もあります。
銀杏の木が御神木とされています。
御神木の奥には三角点がありました。
駐車場にはもう1つ石碑が
「牛馬供養塚」と書かれています。
開拓にあたって馬や牛は必須でしたが多くの馬や牛が亡くなったために供養塚を作ったようです。
上手稲神社の御朱印と御守
社務所は本殿の左側にあります。
年末年始は右側のところで御札や御守、おみくじ等が購入出来るようになりますが、普段は閉じています。
御守は肌守、学業守、健康守、安産守、キティ守、そして縁結びとあります。
御札もあります。
交通安全守は特に多く種類があります。
御朱印は社務所に入ってお願いすることになります。
上記写真が実際に記帳していただいた御朱印です。シンプルながらも力強い書体です。
上手稲神社へ行こう
上手稲神社はアクセスが良い場所とは言いにくいですが、他の神社と比べるととても特徴的な造りで、札幌に来られた時はぜひとも立ち寄って欲しい観光スポットです。
なお1月だと鳥居の中に朝日が昇ってくるそうで、1月の早朝に見に行くのも良いかもしれません。
以上、上手稲神社についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。