豊畑神社は札幌市東区にある神社です。
境内には狛犬ではなく、お稲荷様がいて参拝者をじっと見つめています。
稲荷神社という名称では無いのにお稲荷様が狛犬のように鎮座している少し珍しい神社です。
豊畑神社の詳細・アクセス方法
- 住所:〒007-0820 北海道札幌市東区東雁来町361番地1
- 電話番号:なし
- 社務所受付時間:社務所なし
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:あり
- マップコード:9 682 352*85
豊畑神社へのアクセス方法・行き方
豊畑神社へは車が便利です。
マップコード対応のカーナビであればマップコードを利用してください。マップコード非対応のカーナビの場合住所くらいしか検索出来ません。
公共交通機関の場合、地下鉄東西線「バスセンター前駅」から大通バスセンターへ、大通バスセンターから中央バス「東6 札苗線」に乗り豊畑神社バス停で下車、そこから歩いて1~2分の距離です。
豊畑神社の由緒、御祭神、ご利益
豊畑神社の由緒・歴史
大正の初期(1911年~1917年くらい)、この地に入植して農業を営んだ人々が五穀豊穣の守護神である稲荷大神を氏神に奉斎することを願い、札幌神社(現 北海道神宮)の野村茂神官の祭祀により神名を刻んだ角材を立て、お参りしたのが始まりです。
野村茂神官は京都の伏見稲荷大社に札幌伏見稲荷神社への分祀を願い出た人物でもあります。
1927年(昭和2年)、境内地(神社の場所)が定められ社殿も建立され札幌伏見稲荷神社の分霊を奉斎して、豊畑神社を創立しました。
豊畑神社の御祭神
豊畑神社の御祭神は、倉稲魂神(うがのみたまのかみ)です。
倉稲魂神と言われてもピンっと来ないかもしれませんね。一般的にはお稲荷様と呼ばれている神様です。
五穀豊穣の神、諸産業繁栄の神とされています。
豊畑神社のご利益
元々が農業をしていた入植者が五穀豊穣を願ったのが始まりですから五穀豊穣・農業発展にご利益がありそうです。
お稲荷様自体には、産業振興、商売繁盛、家内安全、芸能上達といったご利益もあります。
豊畑神社の境内の様子
少し前までは鳥居が傾いていたのですが今は修繕されています。
鳥居の横には台座と異なる風合いの社号標が置かれています。
鳥居をくぐると赤い灯籠がたっています。地下から電気を引いているようです。
参道横に手水鉢は置かれていますが水道は来ていません。
社殿の前には凛とした表情のお稲荷様が鎮座しています。
一般的な神社では狛犬様ですがここは倉稲魂神だけに稲荷神社という名称ではなくてもお稲荷様が置かれているわけです。
このお稲荷様、特に右側のお稲荷様はまるで何か話しかけてきているような表情でした。
社殿は赤い屋根でお稲荷様を祀っている感じが出ています。
社号額も赤色で縦書きで「豊畑神社」と描かれています。
賽銭箱はなく社殿の扉にお賽銭を入れるための小さな口が開いていました。
鈴を鳴らしお参りです。
社殿から参道を望みます。
以前はもっと木々があった神社ですがかなり切られたようです。
大きな神社ではありませんがお稲荷様を見に訪れてみてはいかがでしょうか?
以上、豊畑神社についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。