毎年2月に大通公園をメインにして開催されるさっぽろ雪まつり
協賛イベントとして中島公園では「ゆきあかりin中島公園」が開催されます。
大通公園会場やすすきの会場に比べてあまり人は多く見学に来ませんが、その分落ち着いて美しいスノーキャンドルを楽しむことが出来ます。
冬季閉鎖の中島公園の日本庭園にも入ることが出来てゆっくりとスノーキャンドルを楽しみたい方におすすめのイベントです。
ゆきあかりin中島公園の詳細
開催される年によって変更になりますが、おおむねさっぽろ雪まつりの後半の金曜日から日曜日に開催されることが多くなっています。
過去は下記の日程で開催されました。
- 2017年:2/10~2/12
- 2018年:2/9~2/11
- 2019年:2/8~2/10
時間は16:30~20:00に行われます。
中島公園へのアクセス方法や詳細は下記記事をご覧ください。
すすきの会場から歩いていっても10分もかからず到着します。
もともと中島公園はさっぽろ雪まつりの4つ目の会場となっていましたが1992年で終了しました。
その後、中島公園でもイベントをしたいという有志を中心に2007年から阪神淡路大震災の犠牲者の冥福を祈ろうということで開催されるようになりました。
ゆきあかりin中島公園の様子
すすきのから歩いてきた時の中島公園の入口の風景、小さくてわかりにくいですが氷で作られた風よけの灯籠の中にロウソクが灯されています。
公園に入って右側にある遊具エリアに入るとスノーキャンドルが数多く置かれているので、雰囲気がましてきます。
ロウソクの炎がゆらめきとても幻想的で美しい光の小路になっていました。
小さな氷像も置かれていました。
雪で作られた壁を彫り、その中に紙コップで作った灯籠が置かれていました。
紙コップから漏れる灯火がとても淡い光だけど、とても暖かく感じて、真冬の寒い札幌のはずなのに温かみを感じさせてくれます。
雪で作られた滑り台もあります。
昼間は子どもたちが滑り台で遊びますが夜は綺麗なオブジェへとかわります。
夜は上にも上ることは出来ますが、滑ることは出来ません。
車タイプの出店もいくつか来ていました。
もう少し遊具がある方向に向かうと雪で作られたスノーキャンドルを飾る台がありました。
ミニ滑り台の上に雪だるまの灯籠がありました。
雪だるまなのに暖かさを感じます。
中央には大きな雪像があり、劇の舞台になっていて劇が披露されていました。
中島公園・日本庭園のゆきあかり
冬季は閉鎖されている中島公園の日本庭園(八窓庵があるところ)でもゆきあかりは開催されていて、入ることが出来ます。
冬季ではこの時だけなので貴重な体験が出来ます。
公園の多くでゆきあかりはあるのですが、日本庭園はゆきあかりとゆきあかりの間隔が狭い分、より美しく感じられます。
写真だと明るく見えますが、実際にはもう少し暗くなっています。
人もまばらで少し寂しい感じもしますが、その分ゆっくりと見ることが出来ます。
氷を通して揺れる炎がとても美しくついつい長く見てしまいます。
1カ所高くなっているところがあり上がっていくと灯籠がまとめて置かれていて、すごく幻想的でロマンティックな風景に出会えます。
展望エリアに進むと日本庭園全体の景色を楽しめます。
雪とロウソクの灯り、本当に不思議なほど魅了される光景です。
ゆきあかりin中島公園では札幌市天文台も開館!天体観測も
中島公園にある札幌市天文台では天候次第ですが、晴れていれば開館していて望遠鏡で天体観測をさせてもらえます。
大きな望遠鏡で星を無料で見させてもらえるので、是非、こちらにも立ち寄って下さい。
中島公園全体をつつむ「ゆきあかりin中島公園」
中島公園はかなり広い公園ですが、ほとんどの園路でゆきあかりが見られます。
中島公園の中央にある池ですが氷がはって、その上に雪がつもり、雪原のように見えます。
そして白い雪が反射して夜なのにかなり明るくなっていました。
コンサートホール・Kitaraの周りは木にイルミネーションの装飾がされておりクリスマスムードになっていました。
ライトアップされた豊平館
中島公園と言えば国指定の重要文化財にもなっている豊平館が有名ですがライトアップされた姿を見ることが出来ます。
白と青の美しい洋館が浮かび上がります。
美しい洋館を見に訪れても良いのではないでしょうか?
ゆきあかりin中島公園を見に行こう!
さっぽろ雪まつりは大通公園とすすきの会場、つどーむ会場のみという方も多いですが、協賛イベントも各所で行われ楽しませてくれます。
ゆきあかりin中島公園はすすきの会場からも近いので是非、すすきの会場も見るのなら中島公園まで足を伸ばして見に行ってくださいね。
以上、ゆきあかりin中島公園についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。