北海道大学は札幌駅からも近く見どころも多い観光スポットです。
ただしその広さは約177万平方米と東京ディズニーリゾートとほぼ同じ広さがあります。
効率的に回らないと10キロ近く歩くことになり1日では周りきれないことにも成りかねません。
この記事では北海道大学の押さえておきたい観光スポットとおすすめの巡り方(コース)を紹介していきます。
北海道大学へのアクセスと概要
- 住所:〒060-0808 北海道札幌市北区北8条西5丁目(正門の場所)
- 電話番号:011-716-2111 (代表)
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:校内に入るだけなら特に無し
- 定休日:校内に入るだけなら特に無し
- 入場料:無料
- 駐車場:無し 近隣に有料駐車場あり
- マップコード:9 552 214*75
上記地図は正門にあるエルムの森となっています。
北海道大学の最寄駅はJR札幌駅北口となりますが、場所によっては地下鉄南北線「北12条駅」「北18条駅」「北24条駅」となります。
でも初めて北大に観光に行くのなら是非正門から入って観光を楽しんでください。
北海道大学 観光1つ目は正門とエルムの森
北海道大学へ初めての観光なら、最初は正門から入って「エルムの森」へ
札幌駅北口からは徒歩5分くらいで到着します。
そして入ってすぐ左側にある「エルムの森へ」
ここは北海道大学のインフォメーションセンターがあり軽食も食べられるカフェがあります。
なぜここに立ち寄るのかと言えばキャンパスガイドブックをいただくため
日本語だけではなく英語・中国語・韓国語のキャンパスガイドマップが置かれており、無料でいただくことが出来ます。
北海道大学はとても広く迷子になる場合もあります。冬場で吹雪くと遭難するんじゃないかと不安に思うほど。
だから安心のためにキャンパスガイドマップをもらっておきましょう。
エルムの森の前に地図もありますが、軽く方向を確認しておきましょう。
北海道大学南門と守衛所中央
次に向かうのは北海道大学南門とそこにある守衛所
正門と比べ時代を感じられる門になっています。
そしてここにある守衛所ですが何気なく建っていますが築100年以上経過した建物です。
北海道大学 中央ローン
南門を見た後はまっすぐ進んで川が流れる中央ローンへ
春から秋にかけてはここで寛ぐ北大生の姿を見ることが出来ます。たまに幼稚園児も遊んでいます。
北大 クラーク胸像
北海道大学と言えば、クラーク博士
クラーク博士の胸像を見ておきましょう。
大きな看板も出ているので分かりやすくなっています。
北大 古河記念講堂をはじめとする国の登録有形文化財
クラーク博士の胸像の隣には古河記念講堂があります。
白い木造の洋風建築物で築100年以上が経過している国の登録有形文化財です。
古河記念講堂の隣には「旧札幌農学校昆虫及養蚕学教室」という建物があり、この建物も国の登録有形文化財となっています。
更にこの隣にも
- 旧札幌農学校図書館読書室
- 旧札幌農学校図書館書庫
という2つの国の登録有形文化財があります。
せっかくなのでどこに「国の登録有形文化財の」のレリーフがあるか確認してみましょう。
この4つの北大にある国の登録有形文化財については下記記事に詳細を書いてあります。
北海道大学 農学部
4つの国の登録有形文化財を見た後は、農学部の校舎へ
北海道大学の前身は札幌農学校、つまり北海道大学を代表する学部と言えば農学部であり、北海道大学を紹介する際にも農学部の校舎の写真が使われていることが多々あります。
上記は札幌駅にあるJRタワー展望室 T38 から撮影した北海道大学農学部の校舎です。
地上から見ても威厳ある建物であることが分かりますよ。
北海道大学総合博物館
農学部の校舎を見た後は北海道大学総合博物館へ
子供から大人まで楽しめる博物館です。
特に恐竜の化石や標本骨格は子供に人気のスポットです。
また中にはカフェもあり、休むことが出来ます。
詳しくは下記記事をご覧ください。
北大観光、ここらで昼食、おすすめは「レストラン エルム」
朝10時くらいから北大観光を始めて博物館を1時間近く見たのなら12時近くにはなっているでしょう。
ここらで昼食でもしたい時間になっていると思います。
そこで食事は北大内にある「レストラン エルム」へ
名物はクラークカレー
ここは札幌グランドホテルが運営しているレストランで落ち着いて食事をすることが出来ます。
もし11時くらいなら「レストラン エルムの隣にある学食「中央食堂」でも良いかもしれません。
北海道大学内の学食・レストラン・カフェについては下記記事にまとめてあるので良ければご覧ください。
北大ポプラ並木
北海道大学と言えばポプラ並木を想像する人も多いのではないでしょうか?
ポプラ並木は「レストラン エルム」から歩いて5分くらいの距離にあります。
ここは冬場もおすすめ
夏場とは全く違う景色を見ることが出来ます。
北大イチョウ並木
ポプラ並木を見た後は、再び「レストラン エルム」の前まで戻ってきて、大野池を軽く見学
そこからイチョウ並木へ
冬から夏にかけては何の変哲も道ですが来られたのが10月中旬以降なら綺麗に黄葉したイチョウ並木を見ることが出来ます。
また10月の最終の土日であれば金葉祭という学園祭が行われており、夜はこの場所がライトアップされて幻想的な紅葉を見ることが出来ます。
詳しくは下記記事をご覧ください。
国の重要文化財「札幌農学校第2農場」
そして最後に国の重要文化財にもなっている「札幌農学校第2農場」へ
ここで歴史を感じる建物を思いっきり堪能してください。
冬場だと雪が積もり、クリスマスのようなおとぎの世界のような感じにもなります。
詳しくは下記記事をご覧ください。
恐らくここを見終わった頃には5キロ以上歩いて足が痛くなっているかもしれません。
ここから再び正門に戻っていくのも良いですし、ここから最寄りの駅である地下鉄「北18条駅」までいってホテルに戻ったり空港に戻るのも良いでしょう。
でももしまだ元気なら正門に戻っていきましょう。
もしくはもう少し頑張れるのなら獣医学部方面へ行って牛を見て平成ポプラ並木を見るのもおすすめです。
北大 獣医学部
「動物のお医者さん」という漫画をご存知でしょうか?
北海道大学 獣医学部を舞台にした漫画です。その影響で北大に行ったら獣医学部を見てみたいと言う人もいるくらい人気の漫画でした。
札幌農学校第2農場から西に向かうと獣医学部があります。
更に進むと牛が飼われており、春から秋にかけてならかなりの確率で見ることが出来ます。
牛を見ながらぼ~っと過ごすのも楽しいものです。
北大 遺跡保存庭園
牛舎の向かいくらいに森のような場所があります。それが遺跡保存庭園です。
けものの道かな?と思うような細い道がありますが進んでみましょう!
中に入っていって良いのかな?と不安に思うかもしれませんが大丈夫です。
運が良ければここでエゾリスとか見られるかもしれません。
ここには遺跡がまだ眠っており、その遺跡の保存のための庭園となっています。
北大 平成ポプラ並木
遺跡保存庭園を抜けるとそこには平成ポプラ並木が
昔からのポプラ並木とは異なるポプラ並木です。
これで概ね北大を見たことになりますので、正門へ戻っていきましょう。
北大マルシェ
正門の近くに北大「百年記念会館」という建物があり1階に北大マルシェというカフェがあります。
要冷蔵のものが多いですが北大で作られた牛乳「北大牛乳」を使って作ったチーズ等も販売されています。またエルムの森にも近いので北大マルシェかエルムの森でお土産を購入するのも良いですよ。
北大観光コースのまとめ
どういうコースか振り返ってみましょう。
- 正門・エルムの森
- 北大南門と守衛所
- 中央ローン
- クラーク博士胸像
- 古河記念講堂
- 旧札幌農学校昆虫及養蚕学教室
- 旧札幌農学校図書館読書室
- 旧札幌農学校図書館書庫
- 北海道大学 農学部
- 北海道大学総合博物館
- レストラン エルム or 学食の中央食堂
- 北大ポプラ並木
- 北大 大野池
- 北大イチョウ並木
- 札幌農学校第2農場
- 北大 獣医学部
- 北大 遺跡保存庭園
- 北大 平成ポプラ並木
- 北大マルシェ
全部で19ヶ所、これでも北大すべてではありませんが、1日で周るとしたらよほど健脚な人以外は無理です。
恐らくこれで5~6キロは歩いていることになっていると思いますしじっくり見ていたら4時間以上経過しているはずです。
北海道大学は非常に大きく1日で全部を見るのは無謀です。まずは上記のところから見ると北大の有名な観光名所は概ね見たことになります。
是非、北海道大学の観光を楽しんできてくださいね。
この記事を書くために上記コースを2.5周した筆者は足に豆が出来ました。
なお北海道大学は、サポカン編集部の「札幌おすすめ観光スポット21選」に入っています。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。