江南神社は札幌市北区にある神社です。
創建当時、石狩川の南側に位置することから川(江)の南ということで江南という地名が生まれ、江南神社になったと言われています。
小学校の隣にあり児童の声が聞こえてくる少し賑やかな感じのする神社です。
御朱印もいただける神社で近くには屯田郷土資料館もあるので合わせて訪れてみてはいかがでしょうか?
江南神社の詳細とアクセス方法
- 住所:〒002-0857 北海道札幌市北区屯田7条6丁目2-25
- 電話番号:011-772-7037
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 社務所受付時間:不明(概ね9:00~17:00)
- 御朱印:いただけます(初穂料300円)
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:あり(無料)
- マップコード:9 790 215*40 (駐車場入口に設定)
- 公式サイト:江南神社
江南神社へのアクセス方法・行き方
江南神社へは車が便利です。
マップコード対応のカーナビであれば駐車場の入口までたどり着けるマップコードが便利です。
マップコードにカーナビが対応していない場合は電話番号で検索してください。
駐車場は社殿の裏側に10台以上停められるスペースがあります。
社殿の裏側になります。
公共交通機関の場合は地下鉄南北線 麻生駅から中央バス「麻01・01 屯田線」に乗り屯田小学校で下車、そこから徒歩2分くらいとなっています。
麻生駅のバス停はいくつかありますが、江南神社方面へ向かうバスは北海道銀行の対面側のブックオフの前から出発します。
地下鉄東豊線「栄町駅」からもバスは出ていますが麻生駅からの方が本数が多いので麻生駅からのアクセスをおすすめします。
バス停を降りると右前方に「ブックオフ」があります。ブックオフの前の信号を渡ると江南神社です。
ブックオフの前から乗り、ブックオフの前で降りるとおぼえておくと良いかもしれません。
江南神社の由緒と御祭神、ご利益
江南神社の由緒・歴史
1889年(明治22年)、この地に入植した屯田兵とその家族が心の拠り所として神社を作ったのが始まりとされています。
1891年(明治24年)、祠を建てはじめての式典を行ったそうです。
1896年(明治29年)、神社の名前を江南神社としました。
未開の地であった北海道の厳しい中、心の拠り所として神社を作るというのは自然な流れだったようです。
江南神社の御祭神
江南神社の御祭神は
天照大御神(あまてらすおおみかみ)=国家繁栄・子孫繁栄
大國魂命(おおくにたまのみこと)=国造りの神・医療神・
日本武尊(やまとたけるのみこと)=武神・農業神
の3柱となっています。
江南神社のご利益
御祭神から子宝祈願、安産祈願、出世祈願、商売繁盛、合格祈願等、いろいろなご利益がありそうです。
江南神社の境内の様子
黒い鳥居に「江南神社」の社号額がかかっています。
冬になると黒い鳥居と白い雪が対照的になりより美しいコントラストとなります。
鳥居の横には御祭神が刻まれた碑があります。
御祭神碑の隣には江南神社の社号標がありました。
江南神社の石灯籠と鳥居
鳥居をくぐると最初に小さめの石灯籠があります。
続いて大きな石灯籠
残念ながらこの石灯籠は2018年9月の北海道胆振東部地震の影響かと思いますが、上の部分が無くなってしまいました。
そして二之鳥居の奥のもう1対の石灯籠があります。
また裏参道側(駐車場からの入口)の鳥居にも1対の石灯籠がありました。
そして表参道の三之鳥居
鳥居は4つ、石灯籠は4対となっています。
江南神社の狛犬様
二之鳥居の奥に狛犬様がいます。
こちらをしっかりと見る狛犬様
そして三之鳥居の先にももう1対、狛犬様が鎮座しています。社殿のすぐ前です。
2対目の狛犬様の視線はやや上でこちらを見ていませんがしっかりと空を見ています。
2対目の狛犬様の前には絵馬掛けもありました。
江南神社の手水舎
三之鳥居の前に手水舎があります。
水は適度に注がれています。
水は定番の龍神様からの口から注がれています。
冬は凍結防止のため水は出ていません。
裏参道側から来ても手水舎の前を通れるようになっています。
江南神社 社殿
そして社殿の前へ
冬になると雪がつもり雰囲気が異なります。
社号額は縦書きで「江南神社」と書かれています。
札幌の神社では賽銭泥棒対策として蓋をしてある賽銭箱が多いのですが、ここ江南神社の賽銭箱は普通の賽銭箱となっています。
鈴を鳴らし二拝二拍手一拝をしてお参りです。
振り返ると参道を見渡せます。
冬になると木々の葉が落ちますが雪化粧された境内はとても美しくなっています。
江南神社の北区歴史と文化の八十八選と石碑
江南神社の鳥居の前の道に3枚のプレートが埋め込まれています。
これは江南神社の中にある「北区歴史と文化の八十八選」という北区の歴史に関するものの内3つが江南神社にあることを表しています。
移住記念碑と屯田開基九十周年記念顕彰碑、そして望郷のアカマツの3つです。
アカマツは1894年(明治27年)に屯田兵中隊本部が配ったアカマツで21世紀初頭まで残った4本の内の1本とのことです。
2つの記念碑は江南神社の奥にあります。
写真左側が「屯田開基九十周年記念顕彰碑」です。
写真右側は「篠路兵村 移住記念碑」で、1896年に建立されたそうです。
なお江南神社の信号を渡って西側には「屯田開拓顕彰広場」という場所があり顕彰碑や顕彰之像等が建っています。冬場は立ち入り禁止になり歩道からしか見れません。
江南神社の御守と御朱印
社務所は社殿のすぐ横にあります。
神職の方がいらっしゃればここで御朱印を書いてもらうことも出来ます。
江南神社の御守や御札
御守や御札もいろいろとありました。
上記の2枚の写真はパソコンであればクリックで拡大します。
ハローキティ御守から安全祈願、合格祈願等、いろいろと揃っています。
熊手や破魔矢・破魔弓もありました。
おみくじも当然ありますよ。
江南神社の御朱印
上記の写真がいただいた御朱印です。
力強い書体になっていますね。
初穂料は300円となっていました。
江南神社へ行こう!
夕方3時頃に行ったのですが隣の小学校の校庭から児童の声が聞こえてきて割と賑やかな、そして明るい雰囲気のする神社となっていました。
冬は正午頃に伺いましたが、初詣が一段落した時期で境内には人はいなくて静かな、それでいて神聖な空気がある空間となっていました。
北区の奥、茨戸川方面に行った時に、是非立ち寄ってくださいね。
以上、江南神社についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。